下鴨神社(京都)でチームラボ「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」が令和元年8月に開催
下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ ©チームラボ
チームラボは、世界遺産(ユネスコ世界文化遺産)古都京都の文化財「下鴨神社(賀茂御祖神社)」にて「下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ」を8/17(土)より開催。
本展は、アート集団チームラボが取り組んでいる「Digitized Nature」(自然が自然のままアートになる)をコンセプトにしており、今回で3回目の実施になります。昨年よりも規模を拡大して、糺の森と下鴨神社の楼門内が、人々の存在によって変化する光のアート空間に変わります。
▼6/29(土)10:00よりチケット販売スタート
展示作品
Walk, Walk, Walk - 下鴨神社 糺の森 / Walk, Walk, Walk - Tadasu Forest at Shimogamo Shrine
teamLab, 2019, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi, Voices: Yutaka Fukuoka, Yumiko ©チームラボ
糺の森の中を流れる泉川沿いを、匿名で多様な肖像群が歩き続ける。
人々は、何かを選び、そして何かを捨て、彼らを追いかけていきながら鑑賞する。
禅の言葉に「歩歩是道場(ほほこれどうじょう)」という言葉がある。作品の登場人物は、いろいろな出来事に対峙しながら、終わりなく歩き続ける。人々もまた、作品世界の登場人物たちを追いかけ歩くことによって共に対峙していくだろう。もしくは、次々に歩いて来る各々の登場人物と対峙していくことになるだろう。
作品は、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けている。あらかじめ記録された映像を再生しているわけではない。全体として以前の状態が複製されることなく、永遠に変化し続ける。今この瞬間は2度と見ることができない。
浮遊する、呼応する球体 - 下鴨神社 / Floating, Resonating Spheres - Shimogamo Shrine
teamLab, 2016, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi ©チームラボ
下鴨神社の楼門の中の空間にただよう光の球体は、自律し、強く輝いたり消えたりし、まるでゆっくりと呼吸しているかのようにふるまう。
光の球体は、人が叩いたり何かにぶつかったりして衝撃を受けると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、そのまわりの球体も呼応し、同じ光の色に変化し音色を響かせていく。そして次々にまわりの球体も連続的に呼応していく。
球体の近くの木の光も、同じように呼応する。木の光は、楼門を超え、参道の木々の光も呼応し、光の色を変え、音色を響かせる。また、参道の木々の光も、楼門を超え、楼門の中の木の光に伝播し、同じように、近くの球体は呼応する。
球体の光も、参道の木々の光も、楼門を超えて、互いに呼応し連続する。
人々は、楼門を超えて、同じ空間にいる他の人々や動物達の存在を普段より意識するだろう。
呼応する森と自立しつつも呼応する生命 - 下鴨神社 糺の森 /
Resonating Forest and Autonomous Resonating Life - Tadasu Forest at Shimogamo Shrine
teamLab, 2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi ©チームラボ
世界遺産である下鴨神社の糺の森の中の参道沿いに置かれた光のovoid(卵形体)と、参道の木々が光り輝く。
光のovoidと木々の光は、それぞれ自立しており、ゆっくりと呼吸しているかのように明滅している。
光のovoidは人に押され倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣のovoidと木々に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、ovoidと木々に連続して広がっていく。そしてその先にある下鴨神社の楼門の中の空間にただよう光の球体にも呼応していく。球体の光も、楼門を超えて、ovoidと木々に伝播し、連続する。
長い参道の向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに、人や森に住む動物がいることを意味する。人々は同じ空間にいる他の者の存在を普段より意識するだろう。
水面にたちつづける呼応する生命 - 下鴨神社 御手洗池 /
Autonomous Resonating Life on the Water - Mitarashi Pond at Shimogamo Shrine
teamLab, 2019, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi ©チームラボ
御手洗池の水面に立つ、光の物体は、それぞれ自律しており、ゆっくりと呼吸するかのように明滅している。
立ち続ける物体は人に押され倒れかけたり、風に吹かれて倒れかけると、光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そして、その光は、放射状に近隣の光の物体に伝播していく。伝播した光は、同じように音色を響かせながら、光の物体に連続して広がっていく。
自立しつつも呼応する生命の森 / Forest of Autonomous Resonating Life
teamLab, 2018, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi ©チームラボ
空間は、光のovoid(卵形体)によって埋め尽くされている。人々は光のovoidをかき分け、空間の中に入っていく。
光のovoidは、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせる。そのまわりのovoidは、近くのovoidから連続的に呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていく。
向こうの方から光が押し寄せてくれば、向こうに人がいることを意味する。人々はきっと、同じ空間にいる他の人々の存在を普段より意識する。
開催概要
下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ
下鴨神社 糺の森の光の祭 Art by teamLab - TOKIO インカラミ ©チームラボ
開催期間
8/17(土)~9/2(月)
時間
18:30~22:00(最終入場21:30)
※会場の混雑状況により変更することがあります
会場
下鴨神社(賀茂御祖神社) 京都府京都市 左京区下鴨泉川町59
※糺の森、南側、河合神社からご入場ください
入場料
平日1,300円 土日1,500円
※小学生以下無料、20歳以上の保護者同伴が必要
ご来場の注意
※駐車場はございません。下鴨神社内の駐車場もご利用いただけません
※ご来場の際は、公共交通機関をご利用の上、お越しください
※混雑時、入場規制させて頂く場合がございます
※会場内は全面禁煙となっております
※本展覧会は、糺の森全体が有料エリアとなっており、チケットをお持ちでない方は、ご観覧いただけません
※内容は急遽変更になる可能性がございます。予めご了承ください
公式ホームページ
https://www.teamlab.art/jp/e/shimogamo/ ※外部サイトへ移動します
▼6/29(土)10:00よりチケット販売スタート
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