東京・豊洲の超巨大没入空間「チームラボプラネッツ」
空中に咲く13,000株のランの花々で埋め尽くされた庭園エリアも誕生。
「teamLab Planets TOKYO DMM」

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体》2015, Interactive Kinetic Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

東京・豊洲にチームラボの超巨大没入空間「チームラボプラネッツ」。

2018年7月7日(土)七夕にオープンから累積で約400万人の来場者※を突破した「チームラボプラネッツ TOKYO DMM」(以下「チームラボプラネッツ」)は、一体どんなところなのか? 今回、気になるおでかけスポットとして話題となっているチームラボプラネッツの見どころや、作品紹介も含めて、どこでも楽しめるおすすめスポットを紹介します。

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超巨大な没入型作品群を手ぶら&裸足で体感! アイテムの無料貸出も

 

チームラボプラネッツ東京 ロッカーがずらりと並んでいます

 

ゆりかもめ線「新豊洲」から徒歩1分! 駅からも見えるチームラボプラネッツ。ここは、2016年に東京・お台場で開催し、6時間以上待ちのまま47日間で幕を閉じた「DMM.プラネッツ Art by teamLab」を進化させた超巨大没入空間です。東京・豊洲の新スポットとして2023年末までとしていましたが、好評につき2027年末まで延長することが決定しました。

 

チームラボプラネッツ東京 携帯電話とロッカーキー以外の荷物はロッカーに

 

最初に現れるのは靴を脱ぐスペースと、荷物を入れるロッカーがずらり。チームラボプラネッツは、身体ごと作品に没入し、自分の身体と作品との境界を曖昧にしていく、超巨大な身体的没入空間の作品群からできているため、裸足になる必要があります。

ロッカーは、作品入口に近いほど大型ロッカーとなっており、傘もすっぽり入る仕様となっています。大きな荷物で来館された方は奥のロッカーを使うのがおすすめです。

無限に広がる水面の作品もあり、身長によっては膝まで入るので、訪れる際は脱ぎやすい靴と、ボトムスは膝あたりまで捲ることができるようなパンツ類などがおすすめです。

 

チームラボプラネッツ東京 写真は子ども用パンツのもの。着衣室もあります

 

ちなみに無料でハーフパンツが借りられます。子ども(100センチ)用から大人用までサイズ多様に取り揃えているので、スカートや、タイトなパンツを履いてきた方は、スタッフに一声かけてみてください。着衣室もあります。

基本、会場内ではカメラ撮影のためのスマートフォンとロッカーキー、心配なら貴重品の3点を持って入り、それ以外の荷物は全てロッカーに入れます。今回の取材で撮影機材を持って会場内に入りましたが、最後の方になっていくと荷物を持って移動するのが億劫になったので、手ぶらで行った方が楽しめたなと思いました。ちなみに会場内での私物破損、故障は自己責任となりますので持っていく際は細心の注意を払ってください。館内案内図はありませんが、作品毎にスタッフがおり、小さなお子様のためほか、体調が優れない場合の迂回ルートなども確保してあるので安心です。

ロッカーに荷物を置き、手ぶら&裸足で、いざ作品の中へ。入口では会場についての説明があり、「①Water Area」と「②Garden Area」のガイド表示があります。「①Water Area」を体験したあと、「②Garden Area」へ進んでいただくようになってますので、「①Water Area」に沿って進んでみてください。

 

チームラボプラネッツ東京 入口には「①Water Area」と「②Garden Area」のガイド表示

チームラボプラネッツ東京 作品との間の通路では明かりの色や香りなど、それぞれ違い、視覚と嗅覚、触覚が研ぎ澄まされます。最初は水をイメージさせる青い通路

 

会場内での撮影はOKですが、光の作品のため、フラッシュ撮影やライトを使用するのは禁止。そのほか自撮り棒や三脚を使用しての撮影もNGとなっています。

作品と作品の間にある通路では、それぞれ明かりの色や香りが違います。暗闇の中を歩くと、徐々に感覚が研ぎ澄まされ、作品へと没入していくのがわかります。さらに裸足のため、足の裏に感じる床の触感も柔らかったり、堅かったりと普段と違う環境のため、視覚や嗅覚、触覚なども冴えていき、まるで冒険をしているようで楽しくなります。ワクワクしながら少し歩いていくと、会場内ひとつめの作品が。ここからは全作品を紹介します。

作品紹介

 

生命は結晶化した儚い光 NEW!![2023/9/1追記]

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《生命は結晶化した儚い光》2021, Interactive Installation, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

来場者が水に入って体験する没入空間にあり、無数の光の塊が空中に浮遊しています。1つ1つの光の塊は、複数の色で構成され、それぞれの色の境界が固体のように明確に分かれています。自然界では見ることのない、固体のように色が明確に分かれた光の塊は、極限的な同期によって起こっており、同期は、同期現象の結果、つまり、秩序を持つ大きな構造を作り出す現象である、時間軸上の自己組織化の結果とも言えるのです。

光の塊に触れると、見えていた部分は、とぎれもなく流れ続けているものの一部だと気が付きます。生命は、はじまりもわからない過去から、一度もとぎれることなく流れつづけているエネルギーの連続体の中で、奇跡的に凝固した、儚い光の結晶のような現象なのです。

 

『Garden Area』 Floating Flower Garden; 花と我と同根、庭と我と一体 / Floating Flower Garden; Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One  [2021/7/1追記]

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体》2015, Interactive Kinetic Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

花々が、立体的に埋め尽くされた花の塊であり、庭園。

花は人がいる場所では、上に上がっていき、人がいなくなればまた下がっていく。空間は花々で埋め尽くされているが、花が上がっていくことで、人がいる場所に空間が生まれる。そのため、人々は、花で埋め尽くされた立体の塊の中を、自由な方向にゆっくりと歩き回ることができる。作品の中で、他者と出会うと、それぞれの空間はつながり、1つの空間になる。

禅の庭園は、山の中で大自然と一体化するように修行を行っていた禅僧が集団で修行をするための場として、生まれてきたとも言われている。

中国の禅の公案に「南泉一株花(なんせんいっちゅうか)」というのがある。むかし、陸亘大夫という人がいた。陸亘大夫は、筆法師の『筆論』の有名な句「天地と我と同根 万物と我と一体也」を「也甚だ奇怪なり」と南泉和尚に問うた。南泉和尚は「時の人この一株の花を見ること夢の如く相似たり」と、言ったという。

本作は、人々が花々の中に埋没し、花と一体化する庭園である。人は花と一体化したとき、人が花を見ると、花もまた人を見る。そのとき人は、はじめて花を見ていることになるのかもしれない。

空中に咲く花々は、ラン科の着生ランである。ラン科の植物は着生植物となるものが非常に多く、着生ランは土のない場所で生き、空気中から水分を吸収する。この作品の花々は、空中で生きており、日々成長しつぼみはやがて咲いていく。

ランは、地球上で最後に現れた植物だといわれている。土の上にはもう他の植物に覆われており、ランは他の植物のいない岩や木の上などで生きられるように進化した。短期間で適応放散し、野生種だけで25,000から30,000種類あるといわれ、植物の中でもっとも種類が多い。しかし、開発による自生地の消失や乱獲などが原因で、多くの種が絶滅危惧種である。

ラン科植物の種子はほこりのように細かく、未成熟な胚のみで胚乳もなく、ほとんど貯蔵養分を持っていない。自然下では発芽に特定の菌類との共生が必要で共生菌類が栄養を供給する。

種子が、発芽のための蓄えを持たず、自ら芽を出すことができないとは、もはや、種子の概念を逸脱しているようにすら感じる。種は、幼植物が発芽するための栄養貯蔵庫でもあるはずだが、地球上で最後に現れたランの種は、栄養貯蔵庫を捨てている。進化は何を選んだのか、考えさせられる。

そして、ランは花粉媒介を行う特定の昆虫との共進化の例が知られており、現在においても急速な進化を続けていると考えられている。作品空間の花々は、種類ごとに、パートナーの昆虫の行動する時間に合わせて香りが強くなる時間が異なる。そのため、作品空間は、朝、昼、夜と、空間の香りが刻々と変わっていく。

作品の特徴

本物のランを1万株以上使用した超大型庭園作品

作品に使用されている花は本物の着生ランを使用しています。ランに埋め尽くされた空間では、それぞれのランの表情や香りなど実際のランでしか味わえない体験ができます。また、自然光の取り入れにより日中、日没後で違う様相を見せる庭園となっています。

鑑賞者は花と一体化していき超没入体験ができる作品

花は鑑賞者が近づくと徐々に浮遊し始め、鑑賞者を受け入れていきます。鑑賞者は花に導かれ進んでいくと、自分の周りが花に包まれた空間となります。まるで自分が花の世界と一体化するような感覚を覚え、その世界に没入していく体験ができます。

 

『Garden Area』 呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Moss Garden of Resonating Microcosms - Solidified Light Color, Sunrise and Sunset  [2021/7/1追記]

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset》2021, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

日の出と共に、ovoid(卵形体)は、周りの世界を映しはじめる。人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、自ら立ち上がる。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせながら、連続していく。

日の入りと共に、ovoidは、自ら光り輝き出す。人に押されたり、風に吹かれたりして倒れると、音色を響かせ、その音色特有の光を輝かせ、自ら立ち上がる。その周辺のovoidも次々に呼応し、同じ音色を響かせ、同じ光を輝かせ、連続していく。

ovoidは、風が静かで人々が何もしない時、ゆっくりと明滅をはじめる。

ovoidは、光だからこそ発色できる61色の「固形化された光の色」で変化していく。

作品の特徴

日中と日没後で全く違う顔を見せる作品

日中は広い苔庭に無数の異質な銀の卵が広がるインスタレーション作品という印象を受けるが、日没になるとovoid(卵形体)が光を放ち、触ると色が変化し伝播していくインタラクション作品へと様変わりします。

開放感のある屋外大型庭園作品

この作品は屋外敷地に作られた大型庭園作品です。屋外作品ならではの開放的な空間で、安心してアートを堪能できます。

 

 

空から噴き落ちる、地上に憑依する炎 / Universe of Fire Particles Falling From the Sky [2021/4/5追記]

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》2021, Interactive Digital Installation, W6000mm D6000mm H15000mm, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

炎は、燃焼することによって発生する光や熱の現象であり、物質ではなく、燃焼と呼ばれる化学反応を見る時の私たちの感覚的な経験である。人々は、感覚的な経験である炎をひとつの物体のように認識し、時にはそこに生命を感じる。

燃焼する気体の分子の動きによって、空間上に線を描く。そして、その線の集合で炎を描いている。その線の集合体を、チームラボが考える「超主観空間」によって平面化し、炎を描いている。

人々が作品の上に立つと、黒い絶対的な存在が生まれ、炎の形が変化していく。作品は、人々のふるまいに影響を受けながら、永遠に変化し続ける。

※《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》は、屋外に展示されたパブリックアートで、入館の有無に関わらず、どなたでも鑑賞いただける作品です。

 

人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング - Infinity

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング》2016-2018, Interactive Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

無限に広がる水面に鯉が泳いでおり、人々が歩くと鯉は、水の中の人々の存在に影響を受け、また、ほかの鯉の影響を受けながら泳ぎます。そして、鯉は、人々にぶつかると、花となって散っていきます。咲いていく花々は1年を通して、季節とともに移り変わっていきます。

そして、人々の存在に影響を受けて泳ぐ鯉の軌跡によって、線が描かれていきます。

この作品はコンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けていて、あらかじめ記録された映像を再生しているわけではありません。全体として以前の状態が複製されることなく、鑑賞者のふるまいに影響を受けながら、変容し続け、今この瞬間の絵は2度と見ることができません。

 

The Infinite Crystal Universe [2020/10/19追記]

チームラボプラネッツ東京

チームラボ《The Infinite Crystal Universe》2018, Interactive Installation of Light Sculpture, LED, Endless, Sound: teamLab © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

点描は、点の集合で絵画表現を行ったものですが、これは光の点の集合で立体物を創っているんだそうです。この作品は、光の立体物の集合体によって表現された宇宙空間が、全方位に無限に広がるインタラクティブな作品です。

自身のスマートフォンから、宇宙の構成要素を投げ込むことで、この空間は創られていきます。それぞれの呼び出された世界は互いに影響を受け、また、人々の存在にも影響を受けます。今回新たに、26種類の光の彫刻を創れるようになりました。

この作品は人々によって刻々と創られていくことによって、永遠に変化していきます。

 

1000万本を超える花々が咲き渡る世界へ! Floating in the Falling Universe of Flowers [2020/10/19追記]

チームラボプラネッツ東京

チームラボ《Floating in the Falling Universe of Flowers》2016-2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

どこの位置にいても世界の中にいる感覚を持ち、ずっと見ていたいという気持ちが強くなります

 

巨大なドーム空間に、1年間の花々が時間と共に刻々と変化しながら広がる作品は、1000万本を超えるもの花々が咲き渡る世界になりました。寝転ぶ、もしくは、座ってしばらく見ていると、やがて身体は浮遊し、世界と一体化していく感覚に陥ります。

蝶を選択し投げ込むと、生命の宇宙に蝶が舞います。この作品も、コンピュータプログラムによってリアルタイムで描かれ続けています。

花は生まれ、成長し、つぼみをつけて、花を咲かせ、やがて花を散らせ、枯れ死んでいく。つまり花は、誕生と死滅を永遠に繰り返し続ける。今この瞬間の空間は、2度と見ることができません。

 

意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 自由浮遊、平面化する3色と曖昧な9色

チームラボプラネッツ東京

チームラボ《変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色》2023, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

球体に触れると色と音色が変化し、作品内の空間が変わります

 

空間は、自由に浮遊する光の球体によって埋め尽くされています。人々は球体をかき分けて、空間の中に入ります。球体は、人々がかき分けたり、叩いたりして衝撃を受けると、色を変化させ、色特有の音色を響かせます。その周りの球体も近くの球体から、3次元方向に連続して呼応し、同じ色になり同じ音色を響かせていきます。

空間は、球体の集合による立体と色の平面とを行き来します。各球体が自由に移動し、どこにあったとしても、空間全体で球1つを1ドットと考えた3次元的な映像表現は維持されます。そのため、集団としてふるまう光は、1つの立体的な存在とも言えます。今回は衝撃を受けた球体を中心として球状に光が広がっていきます。

立体的な存在の構成要素である球体の物理的な位置は自由であるため、人々は、立体的な存在として認識しつつ、球体をかき分け、その立体的存在の中に入っていきます。

浮遊する球の集合である空間の形状は、人々が押しのけたりぶつかったりすることによって変化。球体の集合のもつれ具合を判断し、風と気圧変化によって、空間は自ら空間の形状を変えていきます。

球体は、光だからこそ発色できる新たな9色(水の中の光、水草のこもれび、朝焼け、朝空、たそがれ時の空、桃の実、梅の実、花菖蒲、春もみじ)と、青、赤、緑の計12色の色に変化していきます。

 

坂の上にある光の滝

チームラボプラネッツ東京

チームラボ《坂の上にある光の滝》2018, Digital Installation © teamLab, courtesy Pace Gallery

両端には手すりがあり、幅は人2人分くらい手をつないで並んで歩けます。たどり着くと達成感が。

 

四国の山奥にある自然の滝を使った作品「光の滝-四国の山奥」(2016-2017)が原型。滝(水の粒子)のみに光を当てることによって、輝く粒子が流れ落ち、光の粒子による滝ができ、そして、その輝く滝の光が周囲を照らします。

暗闇の中、輝く粒子は、残像効果により光跡を残し、空間上に線を描く。その光跡の線の集合で光の滝が生まれます。

 

虚像反転無分別 / Reversible Rotation - Non-Objective Space [2021/9/30追記]

チームラボプラネッツ東京 teamLab, 2021, Digital Installation, Sound: Hideaki Takahashi

 

作品空間は、テーブルや椅子などの物理的な境界面から自由になる。

書かれた「空書」は作品空間の中を同一方向に回転しているが、「超主観空間」の特性として、視覚的には、左回転も右回転も論理的に同等となる。そのため、意識によって、書は、左回りにも、右回りにもなる。

「空書」とは、チームラボが設立以来書き続けている空間に書く書のこと。書の墨跡が持つ、深さや速さ、力の強さのようなものを、新たな解釈で空間に立体的に再構築し、チームラボの「超主観空間」の論理構造によって2次元化している。書は平面と立体との間を行き来する。

※別途入場料が必要です。チームラボプラネッツの入場チケットでは入場できません。

 

空と火のためのロングテーブル / Table of Sky and Fire [2021/9/30追記]

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》2021, Interactive Digital Installation, W6000mm D6000mm H15000mm, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

このテーブルは、《空から噴き落ちる、地上に憑依する炎》と空が映り込む。テーブルは、作品とつながり、そして空とつながる。

人間は世界とつながりなくては生きていけない。この机の上で、生きること、そして食べることは、世界とつながり続けることであることを思いながら、何かを食してもらえたらと思う。

 

やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である》2016-2018, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

歩こうとすると、足が沈み込みます。空間自体が人々の身体の重さに影響を受け変化。そして、人々の身体は、変化する空間に影響を受けます。互いに空間を通して、それぞれの影響を受け合うため、自身の身体は空間を変化させて、空間は他者の身体を変化させます。

固い平面で囲まれた現代の都市生活では、身体を意識しなくても生活できるため、身体の動かし方を忘れてしまっています。本来、自然の森には平面は存在しません。普段忘れてしまっている身体を強く意識させ、自分が身体の塊であることを気付かせます。

 

 

京都発のヴィーガンラーメン「Vegan Ramen UZU Tokyo」がグランドオープン! [2021/9/30追記]

 

チームラボプラネッツ東京 ヴィーガン味噌ラーメン UZU style 東京店限定

 

2021年10月8日(金)に、屋外フードスタンドが大規模リニューアルし、チームラボの新たなアート空間でも食べられる、京都発のヴィーガンラーメン「Vegan Ramen UZU Tokyo」が登場。また、作品で使用したランを持ち帰ることができるフラワーショップ「teamLab Flower Shop & Art」も登場します。

「Vegan Ramen UZU」は、肉や魚などの動物性食品は一切使用せず、野菜の旨味が凝縮されたヴィーガンラーメンを、チームラボの作品空間で味わうことができます。2020年3月、京都でオープンした「Vegan Ramen UZU Kyoto」が、入店1時間待ちの行列ができるなど話題を呼びました。

今回、チームラボプラネッツにオープンする店舗では、新たに公開するチームラボの作品《虚像反転無分別》の空間や《空と火のためのロングテーブル》でも、ヴィーガンラーメンをお楽しみいただけます。

 

チームラボプラネッツ東京 ヴィーガン&グルテンフリードーナツ ほうじ茶&山椒 価格:440円(税込)

チームラボプラネッツ東京 ヴィーガン&グルテンフリードーナツ ピーナッツバター&ミルクチョコレート 価格:440円(税込)

 

また、「Vegan Ramen UZU Tokyo」では、「ヴィーガン&グルテンフリードーナツ」や「ぜんざい」など軽食の新メニューも登場。

「ヴィーガン&グルテンフリードーナツ ほうじ茶&山椒」は、嬉野で生まれた茶葉ブランド「EN TEA」のほうじ茶をふんだんに使用。旨味の強い「蒸製玉緑茶製法」の茎をメインに、甘く香ばしい焙煎香がはっきりと感じられるようにこだわって仕上げているので、香ばしさの奥行きとスパイスの香り高き風味が、甘さをキリッと引き締めてくれるドーナツです。「ほうじ茶&山椒」のほか、「ピーナッツバター&ミルクチョコレート」のドーナツも発売しています。

そのほか、2021年7月2日(金)より公開した新作品《Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体》で使用したランを持ち帰ることができるほか、ステッカー、ワッペン、ポストカードなどチームラボオリジナルグッズを数多く取り揃えた、フラワーショップ「teamLab Flower Shop & Art」も新設されます。

いずれも、チームラボプラネッツの来館者以外の方もご利用可能です。

※メニューなど詳細についてはこちらのページを参照ください。(https://vegan-uzu.com/pages/uzu-tokyo ※外部サイトへ移動します)

作品毎に没入感が半端ないチームラボプラネッツ TOKYO DMM

 

2018年10月に築地より移転した豊洲市場や、豊洲のランドマーク ショッピングパークのアーバンドック ららぽーと豊洲、さらには2017年春にできたステージが360度回転するIHIステージアラウンド東京など、新たなエンターテインメントが集まる街・豊洲。

新おでかけスポットであるこの街のミュージアム「チームラボプラネッツ」で、非日常のアート体験を心ゆくまで味わってみてはいかがでしょうか。

 

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施設概要

 

チームラボプラネッツ TOKYO DMM

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体》2015, Interactive Kinetic Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

所在地

東京都江東区豊洲6-1-16 teamLab Planets TOKYO

開催期間

開催中~2027年末までの期間限定

公式ホームページ

https://planets.teamlab.art/tokyo/jp/ ※外部サイトへ移動します

 

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【そのほかの画像】

 

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《The Infinite Crystal Universe》2018, Interactive Installation of Light Sculpture, LED, Endless, Sound: teamLab © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《Floating in the Falling Universe of Flowers》2016-2018, Digital Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

チームラボプラネッツ東京 チームラボ《変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色》2023, Interactive Installation, Endless, Sound: Hideaki Takahashi © teamLab, courtesy Pace Gallery

 

(写真提供:チームラボ、写真:工藤明日香/ローソンチケット)

 

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【チームラボプラネッツ TOKYO DMM 周辺地図】