【宝塚】歌劇の街に温泉とマンガの神様あり!
“宝塚”と言えば、現代のエンターテイナーショーの素となったと言っても過言ではない「宝塚歌劇」のイメージが浮かびます。今回は、日本のエンターテイメント、「歌劇の街」である兵庫県宝塚市のおでかけスポットへ行ってみませんか?
“歌劇の街”宝塚市は“温泉の街”でもあった!
宝塚市の名前の由来には、諸説ありますが、その中のひとつに数多くの古墳が関係します。最近、大阪堺市にある前方後円墳「大山古墳(伝仁徳天皇陵)」をはじめとした「百舌鳥・古市古墳群(もず・ふるいちこふんぐん)」が世界文化遺産に登録が決まるといったニュースがありましたが、ここ宝塚市でも約200以上ある古墳(=塚)が確認されており、その古墳群が人々に幸福をもたらすことから「宝塚」という名前になったのだそうです。
明治時代に入り、宝塚は日本娯楽の1つである「温泉」を開業。そして、大正時代より余興として行われたのが、宝塚歌劇の始まりです。こうして宝塚は「歌劇と温泉の街」の観光名所として全国に広まりました。
宝塚大劇場へは宝塚駅から! 観客たちを四季折々の花たちがお出迎え「花のみち」
宝塚大劇場に続く「花のみち」では四季折々の花たちがお出迎え
宝塚のおすすめおでかけスポットと言えばやはり、宝塚歌劇の聖地・宝塚大劇場が一番に挙げられます。
初めて宝塚大劇場へ行くのなら、阪急宝塚駅からがおすすめ! 降り立ったら、もうそこは歌劇の街。駅から劇場の雰囲気があり、「これから公演を観るんだ!」というワクワクさが沸きあがります。
宝塚大劇場までは、案内看板をはじめとしたガイドがあるので、比較的に迷うことなくたどり着くことができます。その中で宝塚大劇場に続く「花のみち」という道があります。その名の通り四季折々の花を楽しみながら大劇場へ向かうことができます。
また、近くには老舗カフェやイタリアンレストランほか、元宝塚歌劇団員が経営するセレクトショップなどの店舗が並びます。少し時間に余裕を持って、街並みを堪能してから、劇場へ行ってみてはいかがでしょうか。
宝塚大劇場
宝塚歌劇団は1914年に第1回公演より105周年を迎えます。100周年記念にて、これまでの宝塚歌劇団の歴史が振り返えられる「宝塚歌劇の殿堂」や、スターたちの衣裳を着用し、写真撮影ができるステージスタジオ「salon de Takarazuka」などが設置されており、宝塚の世界を十二分に味わうことができます。
休演日の毎週水曜日と、年末年始ほか演目の入れ替わり以外は、ほぼ毎日公演が行われています。上記の時期を除けば、いつでも観劇が楽しむことができ、また演目も変わるので何度でも観に行きたくなります。
ちなみに初めて行くと、宝塚大劇場のエントランスは感慨深いものがこみ上げてくること間違いなし。レッドカーペットが敷かれ、光輝くシャンデリアがお出迎えするエントランスは、夢の世界へと誘います。
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宝塚市立手塚治虫記念館
5歳から24歳までの約20年間を宝塚で過ごしたという“マンガの神様”手塚治虫さんの記念館は、実は宝塚大劇場の目と鼻の先にあります。
開館25周年を記念して大幅リニューアルが実施。2019年4月に第1期リニューアルが完了。1階の常設展示室では、より宝塚市と手塚治虫さんとの関係性がわかるよう再構成されています。2階には靴をぬいで本を読めるスペースを設置ほか、情報・アニメ検索機では作品情報やアニメ作品を視聴することができ、手塚治虫さんの世界観を余すところなく味わうことができます。
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