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宝塚市立手塚治虫記念館

兵庫県
宝塚市立手塚治虫記念館

企画展

宝塚市立手塚治虫記念館_CAPCOM

©TEZUKA PRODUCTIONS

第83回企画展 手塚マンガの名脇役(バイプレイヤー)たち~手塚治虫の「スター・システム」~

会期 7/2(金)~10/25(月)

 

手塚マンガを読んでいると、同じキャラクターが複数の作品に登場していることに気付きませんか?これは手塚治虫が「スター・システム」という手法を取り入れてマンガを描いていたからです。

元々「スター・システム」とは、映画や演劇などで、人気のある俳優・女優を多く起用して企画を組み立てることを指しますが、手塚はこれを自身のマンガ制作に取り入れました。自ら創り出した個性的なキャラクターたちを役者に見立て、役回りも変えて様々な作品に登場させ、手塚本人は、その役者たちを抱えた架空のプロダクション担当者として、キャスティングを楽しんでいました。

今回の企画展では、そんな手塚マンガの名脇役(バイプレイヤー)たちにスポットを当てます。手塚作品を彩った名優たち。さぁ、何人顔と名前をご存知ですか?


展示概要

今回の企画展では、キャラクターとしての「手塚治虫」も含めて、キャラクターが架空のプロダクション「オサムシ スタディオ」に在籍する役者という設定で、手塚治虫の「スター・システム」を紹介していきます。展示点数は約100点。


キャラクター(役者)紹介

手塚治虫は自分のマンガ制作に、映画や演劇などの興行で採用される「スター・システム」を取り入れていました。自ら創り出した個性豊かなキャラクターたちに、読者が愛着を持って欲しかったから、と後述しています。

このコーナーでは、創り出された数多くのキャラクターの中から、何作にも渡って出演した名脇役(バイプレイヤー)たちを紹介。

名優から迷優(?!)まで、個性派ぞろいな役者たち合計43名を、「名優」「レジェンド」「迷優」など複数のグループに分けて、それぞれのプロフィール・出演作を紹介します。知っているキャラクターたちの意外な一面をお楽しみください。


手塚治虫の「スター・システム」

手塚治虫はデビュー直後の1950年代初めに、自分で「スター名鑑」を作っています。本からキャラクターを切り抜き、それをノートに貼って、特徴やデビュー作を書き添え、さらには出演料まで決めていました。

また、当時発行した単行本の見返しにキャラクター紹介のページを掲載するなど、積極的に自らの「スター・システム」を発信していました。

その集大成となったのが、漫画家生活30周年記念として連載が始まった「ブラック・ジャック」です。これまで手塚作品を彩ってきた「スター・システム」のバイプレイヤーたちだけではなくオールキャストが登場して夢の競演を果たしつつ、演技合戦を繰り広げました。ブラック・ジャック連載終了後は「七色いんこ」にこの趣向が引き継がれています。


<主な展示品>
・「スター名鑑」(実物)
・「ブラック・ジャック」第1話 医者はどこだ!扉絵+本文23P(直筆原稿)  等


(参考)スター・システムについて
ぼくの漫画にはいろんなスターがいるわけです。ヒゲオヤジをはじめとして、ランプとか、ハム・エッグとか、そういうのがいろんな役をするわけです。ヒゲオヤジなんか何回死んでも生き返ってくるんです。あれはつまり俳優と同じで、ランプという俳優を今度はこういう役で使ってやれとか、ぼくが楽しんで操っているわけです。俳優というのは、ひとつの作品でやった役でおしまいなわけではありませんからね。だからぼくは、自分の漫画で、そういうことを描きたかった。それがぼくのスター・システムです。…(中略)…

ぼくがそれをやったというのは、ランプとかハム・エッグとかいう登場人物に、みなさんが愛着をもってほしかったからなんです。それは結果的に失敗でなかったと思いますし、ぼくが芝居をやっていたということも、けっして無駄ではなかったと思っています。

1981(昭和56)年8月2日 第4回手塚治虫ファン大会講演より(抜粋)

施設概要

宝塚市立手塚治虫記念館

手塚マンガを再現した館内で、マンガやアニメ、アニメ制作体験などをお楽しみください。
さぁ!「リボンの騎士」王宮風エントランスホールから手塚治虫の世界へ!

 

開館時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週水曜日(祝日と重なる日は開館、7/21(水)~8/31(火)は無休)、その他臨時休館あり
所在地 〒665-0844
兵庫県宝塚市武庫川町7-65

料金(税込)

大人 ¥700
学生(中学生・高校生) ¥300
小人(小学生) ¥100
Lコード 59988
宝塚市立手塚治虫記念館
宝塚市立手塚治虫記念館