東京スカイツリータウン内にある「すみだ水族館」(東京・墨田区)

ペンギンや金魚たちに癒される新しい水族館の過ごし方

東京・すみだ水族館 オシャレシンプルな「すみだ水族館」の看板。コインロッカーはエスカレーター隣に設置されています

 

東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6Fにある、すみだ水族館(東京・墨田区)。都内でもアクセスしやすい水族館のひとつとして挙げられている同水族館へ行ってみました。

自分オリジナルルートを開拓! 新たな水族館の楽しみ方ができる

 

東京・すみだ水族館 国内最大級の屋内開放水槽ほか完全人工海水化を実現しました

 

すみだ水族館は、2012年5月に開館しました。交通アクセスとして、バスや電車、車でも行きやすく、目的地まで迷いにくい水族館です。ちなみに電車で行くなら、東武スカイツリーラインの「とうきょうスカイツリー駅」の方が少しだけ水族館に近いのでおすすめです。

現在、飼育されているいきものは260種5,000点(2018年8月時点)。国内最大級(※)の水量約350トンの屋内開放水槽が設置されているほかに、関東で初めて「完全人工海水化」を実現している水族館です。吹き抜けの屋内開放水槽では、ペンギンたちが岩の上を歩いていたり、水中で優雅に泳いでいる姿が見られます。

※オリックス不動産株式会社調べ

東京スカイツリータウン内にある水族館とのことで、行く前は観光客が多いイメージがありましたが、中に入ってみると子ども連れの家族だったり、祖父母と孫たちで遊びに来ていたりと地元の方を含めて、さまざまなお客様がいました。すみだ水族館は、都心に暮らす人々に“水族館のある暮らしを提供すること”を目指しています。なので、学校や仕事帰りに水族館に立ち寄って、ペンギンや魚たちに癒されて今日一日の疲れを取るといった生活の一部として活用もできますね。ベビーカーで入ってもエレベーターやスロープが所々に設置されているため、小さなお子さんと一緒に行くには優しい水族館となっています。

 

東京・すみだ水族館 自分オリジナルのルートを探しているといきものをさまざまな角度から楽しめます

 

入口に入ると、かすかにレモングラスの匂いが。早速、アロマで癒されながら、近くにあった館内パンフレットを手に取ってみると、マップと大まかな区切りだけが表示されているシンプルな作りに気がつきます。このマップについて水族館スタッフに聞いてみると「展示内容について文字でお伝えするのではなく、飼育スタッフから見て、聞いて、体感してもらいたいんです」と話してくれました。

すみだ水族館の特徴のひとつとして、館内の自由導線が導入されています。決められた順路はなく、何度も行き来して心ゆくまで水族館内を回遊する。「ここにはシロワニがいる」、「ここはミズクラゲ、あそこにはカクレクマノミがいる」と発見して、自分オリジナルの地図を創り上げていく、なんだか参加型ゲームをしているようで冒険心がくすぐられます。

 

東京・すみだ水族館 実際に飼育の様子が見られるクラゲエリアの「アクアラボ」。こちらは生後約20日目のミズクラゲたち

 

クラゲエリアの「アクアラボ」では、飼育スタッフが実際に行っている飼育の様子を見ることができ、また、いきものの情報や飼育設備について気軽に話しかけることができます。実際に生まれたてのクラゲから、生後約20日目のクラゲなどが見ることができました。生まれたてのクラゲは、小指の爪くらいのサイズで小さかったのですが、大人のクラゲと遜色なく、活発に拍動している姿に思わず感嘆しました。このように知らなかったことや、新たな発見をすることもありそうです。また、他エリアでも飼育スタッフに話しかけてみると、そのいきものについて丁寧に教えてくれるので、ぜひ声をかけてみてください。

マゼランペンギンの成長も見守れる! 屋内開放水槽ペンギンエリア

 

東京・すみだ水族館 屋内開放水槽ではペンギンたちの可愛らしい姿や優雅に泳ぐ姿が近くで見られます

 

岩の上では愛らしい姿を見せ、水中ではジェット機のように素早く泳ぐこともあるペンギンたち。世界中で飼育されているペンギンの約25%以上が日本にいると言われています。すみだ水族館には、マゼランペンギンが住んでおり、2017年には新たに6羽のペンギンが誕生しました。子どもペンギンから大人ペンギンまで、その成長過程を見ることができます。

特に「ゴハンの時間」は必見です。飼育スタッフとペンギンたちのコミュニケーションから、ペンギンたちの名前や性格などそれぞれの個性を楽しめます。ペンギンのほかチンアナゴの「ゴハンの時間」も、館内の案内看板や公式ホームページにてガイドされていますのでチェックしてみてください。

 

東京・すみだ水族館 撮影はOKですが、フラッシュ撮影は厳禁です

 

なお、館内では写真・動画の撮影はOKですが、フラッシュは厳禁となっています。最近のスマートフォンだと、カメラ設定がオート撮影となっていることが多いので、水族館に入る前には、必ずフラッシュをoffにしておくのがベストです。撮影は、水槽の中に焦点を合わせるのがポイントです。

江戸をテーマにした展示エリアの江戸リウム。色鮮やかで美しい金魚の世界へようこそ!

 

東京・すみだ水族館 金魚すくいではおなじみのワキンをはじめとした多種多様な金魚が見られます

 

江戸リウムではその名の通り“江戸”をテーマにした和の装飾の中で、さまざまな金魚の展示を楽しめます。江戸時代に庶民の間にも広まった金魚たちが大集結。お祭りの金魚すくいで見られるワキンをはじめ、スイホウガン、ハナフサ、アズマニシキなど多種多様な金魚たちを見ることができます。ちなみに金魚は、上から見た方がよりその特徴を楽しめる種もいるんだそうです。ランチュウやデメキンなどの水槽は、上からも楽しめるように展示されているので、ぜひチェックしてみてください。そのほかにも、エリア内ではインタラクティブな体験アトラクションもあり、床に投影された映像の金魚をつかまえるのに夢中になること、請け合いです。

 

東京・すみだ水族館 動きに反応して金魚の映像が動きます

昭和の雰囲気漂う“レトロかわいい”金魚展示空間「東京レトロ金魚」が登場(2019/7/9更新)

 

東京金魚ワンダーランド2019

東京・すみだ水族館

 

7/12(金)より昭和の雰囲気漂うレトロな展示空間で、懐かしさを感じながら金魚鑑賞を体験できる「東京金魚ワンダーランド2019」が開催。

令和元年の今年は“懐かしさ”をテーマに、すみだ水族館の常設展示ゾーンの江戸リウムに、“レトロかわいい”金魚展示空間「東京レトロ金魚」が登場します。

ビーズの暖簾をくぐると、昭和時代を感じる広告看板や雑貨、金魚ちょうちんなどの装飾、オリジナルアロマの香りや音楽に包まれるレトロな空間が広がります。さらに、床の映像の上を歩くと水面のように波紋が広がるインタラクティブな演出も取り入れ、映像は時間の移り変わりを感じさせる演出で展開するなど、ノスタルジーな空間を体感しながら金魚鑑賞を楽しむことができます。

 

“レトロかわいい”金魚展示空間「東京レトロ金魚」

東京・すみだ水族館 インタラクティブ演出イメージ

開催期間

7/12(金)~10/31(木)

場所

5階「江戸リウム」

展示品種

ワキン、リュウキン、デメキン、タンチョウ、シュブンキン、イエローコメットなど約10種

 

【体験プログラム】金魚の模様をちぎり絵で作ろう♪「きんぎょ色あわせ」

東京・すみだ水族館 飼育スタッフが作成したオリジナル金魚

開催期間

7/1(月)~9/30(月)

時間

平日/11:00~16:00(最終受付15:30)

土日祝、夏休み/10:00~16:00(最終受付15:30)

場所

5階アクアアカデミー

参加方法

当日受付

参加料金

無料 ※水族館入場料別途

参加定員

各日200名 ※定員になり次第終了

 

東京観光名所の“憩いの場”すみだ水族館

 

東京・すみだ水族館 ゆっくりと水族館を過ごしてみてはいかが?

 

いかがでしたか? 水族館を回ってよく見てみると、座れる場所が多いことに気づきました。水槽の前に多くソファが置かれていたり、靴を脱いでくつろげる「すみだステージ」があり、そこにはペンギンのぬいぐるみたちが大勢でお出迎えしてくれます。足を延ばしてゆっくりしている人もいれば、階段状の椅子に座って、ペンギンを眺めたり、飲み物を片手に金魚を愛でていたりと、それぞれでゆっくりくつろいでおり、新しい水族館の過ごし方を見た気がしました。

水族館のいきものたちをじっくり見て、疲れたら少し休憩して、イベント企画を見てみたり、自分だけの巡回ルートを開拓してみたり、ゆっくり水族館で過ごす新しいスタイルのすみだ水族館。東京観光名所近くにあるこの憩いの場で、ぜひ“水族館のある暮らし”を体感してみてください。

施設概要

 

すみだ水族館

東京・すみだ水族館

 

営業時間

9:00~21:00

住所

東京都墨田区押上一丁目1番2号 東京スカイツリータウン・ソラマチ5F・6F

休館日

無休

前売入館券料金(税込)

大人:¥2,050

高校生:¥1,500

中・小学生:¥1,000

幼児(3歳以上):¥600

※発券日より3ヶ月有効

備考

各種ワークショップ開催中

ブルーナイトアクアリウムが毎晩開催中(いきものたちの夜の姿が楽しめる)

フリーWi-Fi完備

 

 

(文・写真:工藤明日香/ローソンチケット)

 

【すみだ水族館 周辺地図】