「SMALL WORLDS TOKYO」(スモールワールズTOKYO)
世界最大の屋内型ミニチュア・テーマパークがお台場・有明に2020年春オープン!
世界最大の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」※画像はイメージ
世界最大の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」(以下、スモールワールズ TOKYO)が2020年6月11日(木)に東京・有明に登場します。オープンに先駆けて今回、現在制作中の現場を特別披露! 設営中の館内の様子を紹介します。
本施設は、「関西国際空港エリア」「スペースセンターエリア」「世界の街エリア」「エヴァンゲリオン 第3新東京市エリア」「エヴァンゲリオン 格納庫エリア」「美少女戦士セーラームーンエリア」「東京エリア(仮)」の7エリアに分かれており、それぞれの世界を楽しむことができます。
館内は物流倉庫をリノベーション。制作現場では所狭しとフィギュアや建物がどんどんと作られていました
会場は、ゆりかもめ線 有明テニスの森駅から徒歩3分、または、りんかい線 国際展示場駅から徒歩9分のところにあります。館内の総面積は8,000平米(畳で例えると約4,500枚分!)を誇り、その中に各国や街、または世界などが展開されていきます。
ご自宅用の自分フィギュア(1/35スケール)。自分のフィギュアが作成することができます(別途料金必要)
入口のエレベータを上がると、3Fにはスモールワールズ TOKYOのメインフロアがあります。「住民権付きフィギュア・プログラム(年間パスポート付)」といった専用チケットを購入すると、同フロア内に自分自身のフィギュアを置くことができます。※ローチケでは「住民権付きフィギュア・プログラム(年間パスポート付)」のお取り扱いがございません。詳細は公式ホームページにてご確認ください。
フィギュアは、エリア内に置くことができるフィギュア(1/80スケール)と、ご自宅に持って帰れるフィギュア(1/35スケール)の2種類が付きます。世界で1つしかない自分自身のフィギュアを作成できるのは魅力的です。
各エリアとも自分のフィギュアを好きな所に置けます
また、作成した自分のフィギュアは施設エリア内に置くことができ、“見て楽しむ”と同時に“住んで楽しむ”など、参加することで新しいテーマパーク体験を楽しむことができます。
写真ではわかりにくいですが、ミニカーや自転車、ロープウェイなどが動く仕掛けが施されています
スモールワールズ TOKYOは、ミニチュアやジオラマにおいて、これまでにない“圧倒的な没入感”が最大の魅力です。日本ならではの精巧な技術と先端テクノロジーが融合した“動くミニチュア世界”を実現! 来場者がいつの間にか夢中で見入ってしまう、これまでにない魅力的な空間に仕上がっています。制作途中ではありましたが、各エリアを見学した際「もう少し見ていたかったな」というのが率直の感想でした。それでは、いくつかのエリアを紹介します。
ファンタジーとスチームパンクの要素を散りばめた「世界の街エリア」
スモールワールズ TOKYOオリジナル「世界の街エリア」
「世界の街エリア」は、ファンタジーとスチームパンクの要素を散りばめたスモールワールズ TOKYOオリジナルの世界を表現しているエリアです。今回は、産業革命が行われた頃のロンドンの街、スイス・アルプス山脈にある炭鉱の街、そしてイタリアのフィレンツェのような地下礼拝堂がある街を案内してもらいました。その街ごとに世界観が違ううえに、その街の物語が織り込まれているのが面白く、筆者としてはここが一番ワクワクしたエリアでした。それぞれの街に込められた物語を知り、物語のキーワードとなるアイテムを探したり、その街に住んでいるキャラクターに感情移入したりできるので、まるでその街を冒険しているような体験が味わえました。
イタリア・フィレンツェにどこか似ている街風景ですが、海があり、城壁があり、また地下礼拝堂もあり、まるで別世界の街です
街の近くにある小島は実は……。スモールワールズ TOKYOがオープン後にご確認ください
制作段階での見学でしたが、精巧に作られた街並みには、すでに多くの人が往来をしているような気配が漂っていました。
制作を手掛けている方のお話しだと、この街は地下礼拝堂を中心に作られており、上流階級がバカンスに来るようなリゾート地であり、港町特有の穏やかで平和な雰囲気が流れているのだそうです。しかし、その街の海沿いには、平和に似つかわしくない城壁とその上に大砲があります。なぜ、城壁があり、大砲が置いてあるのか? 実は……といったファンタジーストーリーの続きは、スモールワールズ TOKYOがオープン後にご確認ください。
カラフルな街並み
ただ見るだけではなく、ボタンを押したり、レバーを引いたりできる仕掛けを、1つひとつ探しながら世界観を楽しめるエリアとなります。ぜひ、世界旅行に出かける気分で、架空の世界をお楽しみください。
建物ひとつとってもどこか既視感を覚えます。どんな住人たちがいるのかを想像するのも楽しい
また「オリジナルの世界の街並みを、見た人がちょっと既視感を覚えてくれたら嬉しい」と制作の方はお話しされていました。何か所か見た街並みには、確かにどこか既視感があります。それは、漫画やアニメの世界で見た街の風景だったり、リアルで見た街並みであったり。それに対し、街の1つひとつには、物語が織り込まれており、想像しながら街を観て体感するというのは、ほかのテーマパークでは味わえない体験です。街並みを見ていて、時間が経つのが早く感じるほど楽しかったです。
「エヴァンゲリオン 第3新東京市エリア/エヴァンゲリオン 格納庫エリア」
新世紀エヴァンゲリオンの舞台となっている第3新東京市
次のエリアは、社会現象にもなったアニメ『エヴァンゲリオン』の世界を忠実に再現したエリアです。世代によっては感動すら覚えるかもしれません。
こちら第3新東京市エリアでは『エヴァンゲリオン』の世界観を1/80のスケールで忠実に再現! 近景が旧市街地、遠景が第3新東京市に分かれて、遠近法でエリアを堪能できる設計となっています。
昼間だけでなく夕方にもなります
こちらのエリアは、昼間だけではなく夕日になったり、対迎撃体勢でビルが動いたりするなどの仕掛けがいくつも施されるのだそうです。エヴァンゲリオンファンならわかるあの有名なシーンの再現を目撃できるかも?
エヴァンゲリオン 格納庫エリア。格納されているのは初号機
よく見ると……。エヴァンゲリオン初号機の大きさは1/80スケール! 迫力満点です
また、エヴァンゲリオンが発進する「格納庫」も再現! こちらでは初号機が射出されていく演出も堪能できます。
飛行機好きは間近でずっと見ていたい!「関西国際空港エリア」
飛行機は2リットルペットボトルよりも大きい
飛行機好きの人にはたまらない! エリアです。こちらでは、実際の空港だと遠くでしか見られない離発着エリアをより近くでご覧いただけます。近くで観られるうえに、飛行機が離陸する瞬間や着陸する瞬間を何度でも心ゆくまで堪能することができます。
ちなみに飛行機の大きさは、筆者が想像していたラジコンやミニカーのサイズよりも大きく、重厚感もあって見ごたえ十分! 音もリアルでした。
「スペースセンターエリア」では近未来のスペースコロニーも!
打ち上げ台ではオープン時には発射予定なのだそう
「スペースセンターエリア」は、NASA宇宙センターをモデルにデザインされています。さらにスモールワールズ TOKYOオリジナルの近未来のスペースコロニーも登場予定! こちらはTVアニメ『超時空要塞マクロス』のメカデザインを手掛け、日本アニメーションにおける変形メカデザインの第一人者である河森正治さん(宇宙部門総合ディレクター)がプロデュースしたスペースシャトル5機の打ち上げを見ることができます。
打ち上げ回数は1日に約50回を予定しており、発射時に上がるスモークや音を忠実に再現予定です。
2020年春にオープン予定
スモールワールズ TOKYOの制作中の現場へ行ってみて「完成したら、どうなるんだろう?」や、「ほかにどんな世界があるんだろう?」とワクワク想像しながら帰ってきました。
各エリアにある街並みはどこか懐かしく、お話の続きが気になって次のページをめくるような、夢中になって本を読んでいるような感覚で楽しかったです。時間もあっという間に過ぎ、スモールワールズ TOKYOを後にしてから、近くのビルや街並みを見てみると自分がミニチュアになったみたいで、それがまたお話に出てくる世界を歩いているような気分にもなりました。
完成が待ち遠しい世界最大の屋内型ミニチュア・テーマパーク「SMALL WORLDS TOKYO」は2020年6月11日(木)に開館予定です。
開催概要
SMALL WORLDS TOKYO
所在地
東京都江東区有明1-3-33有明物流センター内
開館日
2020年6月11日(木)予定
公式ホームページ
https://www.smallworlds.jp/ ※外部サイトへ移動します
(文・写真:工藤明日香/ローソンチケット)
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