抽象的でありながら、豊かな詩情と物語性のある作品を描いたパウル・クレー(1879-1940)は、日本でも親しまれているスイス生まれの画家です。
しかしながら、彼が表現主義やシュルレアリスムといった同時代の運動とどのように関わっていたのかは、あまり知られていません。ベルンのパウル・クレー・センターの協力を得て開催する本展では、ピカソやカンディンスキーといった同時代の芸術家の作品との比較を通じて、歴史を超越した天才、あるいは内省にふける孤高の芸術家としてではなく、多くの人や情報との交差のなかで生きた芸術家としてクレーを捉え直します。
日程 |
2025/1/18(土)~3/16(日) |
開館時間 |
10:00~18:00
金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで) |
会場 |
愛知県美術館(愛知芸術文化センター10階) |
休館日 |
毎週月曜日(ただし2/24(月・振休)は開館)、2/25(火) |