今日、世界中で愛される画家フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)。ファン・ゴッホの作品は、没後に開催された展覧会や伝記などを通して、そのドラマチックな人生とともに幅広く知られ、人気を獲得するようになりました。
ヘレーネ・クレラー=ミュラー(1869-1939)はその立役者の一人です。ヘレーネは20世紀初頭にファン・ゴッホの人と作品に魅了され、20年間にわたり作品をコレクションし、公開することで画家の名を世に知らしめたのです。
本展ではヘレーネが開いたクレラー=ミュラー美術館と、ゴッホ美術館のコレクションから、52点のゴッホ作品を展示します。
〈ヒマワリ〉と並ぶ代表的なシリーズ〈糸杉〉のひとつ《夜のプロヴァンスの田舎道》をはじめ、代表作とともに各地を遍歴し、描き続けた画家の生涯を振り返りながら、ファン・ゴッホの評価と人気が高まっていく過程にも注目します。
会期 |
2021/12/23(木)~2022/2/13(日) |
会場 |
福岡市美術館 |
開館時間 |
9:30~17:30(入館は17:00まで) |
休館日 |
月曜日 12/30(木)~1/1(土)、1/4(火)、1/11(火)
※ただし1/3(月)、1/10(月・祝)は開館。
※12/28・29、1/2・3はゴッホ展のみの開催となります。 |