【インタビュー】UNIDOTS

 

UNIDOTS

常に次を想像される存在でいたい

 

日常に寄り添いながら、温かさだけではなく、そこにある悲哀も含めて深い愛を歌う瑞葵と多彩なアプローチでリズムを紡ぐコンノツグヒトからなるユニット、UNIDOTS。瑞葵の弾き語りをコンノが手伝ったことをキッカケに始動し、現在はギターとドラムをサポートに迎えて活動しているが、この編成になるまでに様々な試行錯誤があった。

瑞葵 最初は2人だったんですが、バンド編成もやってみたいと考え、サポートとしてキーボードとドラムを加え、その後はまた変えてシンセ2台とドラムを迎えたり。あくまでギターがいない状態で進んでいき、今の形になってまだ一年ちょっとなんです。

それまでにバンドとして様々なフィールドで活躍してきた2人。既存のフォーマットに当てはめることを拒んできた部分もあるという。

コンノ 当初はそうでしたね。

瑞葵 一般的な編成にして、作品を発表してツアーという、普通の流れをやらないというところだけは最初から決めてたんですよね。

実際、音源をリリースすることもせず、ライブを軸に活動を進め、一昨年は初ワンマンを、昨年は春夏秋冬をそれぞれテーマとした主催イベント4回をソールド。着実にその支持を広げているが、満足することはない。

瑞葵 どこまで行ってもそうなんじゃないかと思いますが、常に満ち足りない感覚はありますね。

コンノ 少し前まではそれなりの充実感もあったんです。ただ、昨年はUNIDOTSの可能性が広がっていることを教えられる場面が多くて。ツーマンをやっているときもそうだし、いろいろまだやれることがあるんだなと感じています。

そして、3月にはワンマン『UNIDOTS live 2019 ー孵化ー』が決定。昨年からの流れからすれば、ひとつの集大成的な見え方もするが、そこだけに甘んじるつもりは毛頭ない。

瑞葵 これまでを踏まえながらも、タイトル通り、前を見据えて、さらなるスタート地点にしたいんです。完成した何かを提示するより、ここからどうなっていくんだろうという予感が生まれるライブにしたいですね。

コンノ 常に次を想像される存在でいたいんですよね。今日が最高だったね、みたいな感覚だけで終わっちゃいけないと思ってます。

 

プロフィール

ユニドッツ

瑞葵(Vocal)とコンノツグヒト(Bass)によるユニット。'17年に開催した初ワンマンと、'18年の4度のツーマンライブは全てSOLD OUT。

 

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公演情報

 

UNIDOTS live 2019 ー孵化ー

 

2019/3/3(日)17:00 渋谷WWW

 

 

インタビュー・文/ヤコウリュウジ

構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載

 

 

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