【インタビュー】緑黄色社会

 

緑黄色社会

ポップセンス溢れる“緑黄色社会”のツアーが決定!

 

J-POP、ギターロック、エレクトロなどを自由に融合させたバンドサウンド、ボーカリスト・長屋晴子のシャープかつフェミニンな歌声によって確実にリスナーの層を広げている愛知県出身の4ピースバンド・緑黄色社会。今年の夏フェスでも強い存在感を示した4人から、ミニアルバム『溢れた水の行方』が届けられた。リード曲「あのころ見た光」は、peppeの作曲によるポップチューン。不安を抱えながらも、希望を求めて進む意志を描いた歌詞も心に残る。

peppe イントロから作り始めたんですが、この先の未来が見えるようなイメージが浮かんできて。バンドの大事な曲としてリリースできるのがすごく嬉しいです。

小林壱誓 作詞は僕と長屋の共作。曲を作ったのは2年前で、最初は当時の等身大の気持ちを書こうとしていたんです。それから時間が経って、現在の感情を加えた曲になりましたね。

長屋 自分たちだけではなくて、聴いてくれるみんなの歌にしたくて。コーラスも多めに入れているので、聴き込んで、ぜひライブ会場で一緒に歌ってほしいです。

さらにメンバー最年少(20才)の穴見真吾が中心になって制作されたダンサブルなナンバー「Never Come Back」、peppe、長屋の共作によるキュートで切ないラブソング「Bitter」、「女性の一途な思いを前向きに描きたかった」(長屋)という「サボテン」など、メンバーの個性と才能が活かされた楽曲を収録。本作を引っ提げた全国ワンマンツアー『溢れた音の行方』でも、その優れたポップセンスとエンターテインメント性に富んだステージが体感できそうだ。

長屋 ワンマンツアーは今年の春に続いて2回目。公演数も増えて、会場のキャパも大きくなっているので、しっかり準備して絶対に成功させたいですね。これをクリアしないと、バンドとして次の段階は見えてこないと思うので。

穴見 “会場が大きくなって熱量が薄くなった”とは絶対に思われたくないんですよ。実際、自分たちのライブはどんどん熱くなっていて。次のツアーも“必ずみんなを感動させてやるぞ!”という意気込みで臨みたいと思います。

 

プロフィール

リョクオウショクシャカイ

長屋晴子(Vo)、小林壱誓(Gt)、peppe(Key)、穴見真吾(Ba)の同級生3人と幼馴染で結成された愛知県出身・在住4ピースバンド。

 

公演情報

 

ワンマンツアー「溢れた音の行方」

 

11/22(木)18:30 仙台CLUB JUNK BOX

11/24(土)18:00 愛知・ダイアモンドホール

11/30(金)18:30 福岡DRUM Be-1

12/1(土)18:00 広島Cave-Be

12/8(土)18:00 大阪・BIG CAT

12/15(土)18:00 札幌cubegaden

12/21(金)18:30 東京・マイナビ赤坂BLITZ

 

 

インタビュー・文/森朋之

構成/月刊ローチケ編集部 10月15日号より転載