【インタビュー】≒JOY

2025/8/15(金)

過去最大規模の全国ツアー開催。
「みんなを虜にするライブを」

指原莉乃プロデュースによる第3のグループとして2022年3月に誕生した≒JOY(ニアリーイコールジョイ／以下ニアジョイ)。今年3月には結成３周年を記念したコンサートを開催したが、メンバーの江角怜音と天野香乃愛にとってはどんな3年間だったのか。「これまでを振り返って一番印象に残ってる出来事は？」という質問には二人ともが2023年の秋から冬にかけて開催された『≒JOY 1stコンサート「初めまして、≒JOYです。」』と『≒JOY 1st Tour「Absolute」』を挙げた。

江角「パシフィコ横浜でおこなった1stコンサートと全国4会場7公演の1stツアーがずっと記憶に残っていますね。今、映像を見返してみても、メラメラと燃えていて、ガムシャラ感が伝わってくる。よく過去のライブ映像を見返すのですが、最近、改めて、初心を忘れないことってすごく大切だなと感じています」

天野「メンバー同士の会話の中でも1stコンサートと1stツアーの話題がよく出るんですよ。去年、ホールツアーを回った時もみんなで集まって当時の映像を鑑賞したりしました。実は今朝もちょうど見返してきたんですけど(笑)、自分たちのことながら、カッコ良いなって思いながら見ていました」

周年コンサートや全国ツアーを開催するたびにキャパシティーを拡大させてきた彼女たちにとって、ライブとはどんな場所なのだろうか。

天野「私はニアジョイの良さが一番出るのがステージだと思っています。自画自賛みたいで恥ずかしいんですけど、ライブ映像を見返すたびに、ニアジョイのパフォーマンスって最高だなって思うんですよね。できることなら、私はいつかニアジョイのライブをお客さんの席に座って見てみたい。ハモリができるメンバーも多いし、生でみんなの歌声を浴びてみたいって思うくらい、ライブこそ良さが生かされるグループだと思っています」

江角「私は、一番アイドルしてる気分になれる場所ですね。アイドルについて何も知らない状態でグループに加入した身なので、初期の頃は自分がアイドルだって思ったことはなかったんです。でも、ライブを重ねるごとに、ステージで表現する楽しさに気づいて。それに、ライブをやっている時のメンバーの空気感も最高なんですよね。一緒にいいものを作り上げるぞっていう気合が入っていて、みんなの目標が一点に集中してる。あの空気感が大好きだし、ライブは生ものだから、その時にしか味わえない醍醐味やその時にしかできない表現があったりする。しかも、ファンの方々が私たちのパフォーマンスの細かいところまで見てくれて、大好きだっていう想いを伝えてくれる。アイドルっていいなと、心から思える場所になったなと思いますね」

今年6月に初の夏曲となった3枚目のシングル「ブルーハワイレモン」をリリースした彼女たちは、8月17日からは過去最大規模となる全国ツアーをスタートさせる。

天野「今年の目標を聞かれた時に、必ず『全国ツアーです！』って答えていたくらい、すごく楽しみにしていて。3周年コンサートを経て、今までにないくらいメンバーで話し合いをしているし、すごく意気込んでいるんです。そんな私たちの熱量をしっかりとお届けできるように頑張りたいなと思っています」

江角「今、ニアジョイは、日本武道館を満員にして、みんなに最高に楽しんでもらえる空間を作り上げるっていう明確な目標があるんですね。武道館という、全員が同じ目標に向かっている姿勢が伝わるツアーにしたいし、一瞬でみんなを虜にするようなライブを全力で作り上げたい。絶対に後悔はさせないので、少しでも気になっている方はぜひ足を運んでみてください！」