【インタビュー】東京サイコパス
2021/10/15(金)
ハロウィン以上の刺激的なデビューライブにします!
渋谷の雑踏から、ピアス、喫煙、タトゥーなど全てオッケーというこれまでのアイドルの常識をブチ破るグループが登場した。その名は東京サイコパス。カオス・ゾルディック、白亜御前、女郎蜘蛛、をに@ぐんそーという個性大爆発の4人が集結し、今年8月に結成された最狂PUNKアイドルだ。
カオス・ゾルディック「私は、LD&Kが経営してる道玄坂カフェがバイト先なんです。会社が、渋谷発の治安悪い系アイドルのメンバー募集を始めたんですよ。そしたら社長(LD&K代表、皆殺しP・大谷秀政)に「君がなろうよ」と声をかけられ、店に社長の自画像が飾ってあったんですけど「これカオスに変えるから、グループ背負ってやりな」と言われて今に至りました(笑)。私は、歌うこともアイドルを見るのも好きだったんですけど、自分がやるならちょっと違うことがしたかったんです。でんぱ組、ももクロとか、アイドルって自分の弱い部分を支えてくれるヒーローみたいな存在と思った世代なんです。この4人はみんな自分の芯を持ってる人だし、東京サイコパスは今の新しいヒーロー感があるなと思っています」
白亜御前「私はアイドルになりたいと思ったことはなかったんですが、単純に面白そうだしこれならやってみたいと思って応募しました」
をに@ぐんそー「LD&Kが出しているフリーペーパー『現実的渋谷』で編集してる友だちがいて、その子が勝手にオーディションに私を応募してて、撮影に呼ばれて行ったら合格って言われたんです(笑)。もうひとり誰かいない? って言われて、友だちの蜘蛛ちゃんを誘ったんです」
女郎蜘蛛「アイドルは無理と思ったんですけど、ぐんそーから話を聞いたら面白そうだな、これならできそうだなって思いました」
初顔合わせの日、最初は4人全員がお互いを「怖かった」と思ったが、早くも夜には意気投合。現在は、デビューに向けてレコーディングやレッスンなど着々と準備中だという。
をに@ぐんそー「全部が初体験なので新境地開拓的な感じで、毎日ちょー楽しいです(笑)」
彼女たちは、10月4日に1st Digital Single「Welcome to Hell/ダメ、ゼッタイ、現実逃避」を配信リリース。今年6月に解散したロックバンドReVision of Senceの楽曲で音源デビューを果たした。そして、2021年10月29日に渋谷チェルシーホテルでデビューワンマンライブ『「東京サイコパス」スケ番集会一発目&MV撮影会』を開催。ライブへの意気込みを聞いた。
カオス・ゾルディック「生バンドのライブで、今までのアイドルとは別ものなライブを見せつけたいですね。あと、私は人に心配されがちな人間なんですよ(笑)。でも、私はここでやっていきます!ってものを見せたいです!」
白亜御前「いい意味で期待と想像を超えるライブにしたいです。伝説になるライブにします!」
女郎蜘蛛「絶対かっこいいライブになると思うし、たぶん暴れ倒すと思うので、そこはみんな覚悟してほしいかなと思います。絶対忘れられない、ハロウィン以上の刺激的な日にします!」
をに@ぐんそー「お披露目ライブなので、私たちがどういう人か、どんなライブをするのかわからないと思うんです。でも、来なかった人が後悔するようなすっごくかっこいいライブをしたいです。自分らも思いっきり楽しみたいです!そして、東京サイコパスが渋谷のシンボルになります!」
プロフィール
トウキョウサイコパス
渋谷発の最狂PUNKアイドル。メンバーは写真左から女郎蜘蛛、カオス・ゾルディック、白亜御前、をに@ぐんそー
公演情報
東京サイコパス初ワンマンライブ『スケ番集会一発目』
- 10/29(金) 18:30 東京・渋谷チェルシーホテル
インタビュー・文/土屋恵介
構成/月刊ローチケ編集部 10月15日号より転載