【インタビュー】DADARAY

 

DADARAY

バンドの魅力を増したDADARAYの全国ツアー決定

 

研ぎ澄まされたサウンドメイクと高度なポップセンスを共存させた楽曲によって、音楽ファンの強い支持を得たDADARAY。ライブ活動を軸にした1年間を経て、バンド内には確かな変化が生じたという。

えつこ いままでは“川谷絵音(ゲスの極み乙女。/indigo la End)のプロジェクト”というイメージが強かったと思いますが、2018年はメンバー3人が主体となって動くことが増えて。ようやくバンドらしくなってきたんじゃないかな。

REIS 巣立ちの時期でしたね、2018年は。

約1年ぶりのリリースとなるデジタルシングル「tandoor」からも、このバンドの新たなモードが伝わってくる。まず「mother's piano」は“DADARAY流シティポップ”と称すべきサウンドのなかでノスタルジックな歌が響くミディアムチューン。

えつこ 曲名の印象もあると思いますが、母性を感じるような楽曲だなって。いままでは恋愛をこじらせた女子の曲が多かったから(笑)、かなりイメージは違いますね。

REIS 最初は“歌が難しそうだな”と思ったのですが(笑)、演奏してみると、すごくふくよかな感じになって。曲の良さを実感しましたね。

休日課長 二人の歌の良さを感じてもらえる曲。DADARAYの新しい代表曲になると思います。

さらにエキゾチックな雰囲気と“切ない 切ないや”というフレーズがひとつになった「singing i love you baby」も収録。2019年3月から開催される全国ツアー『場末で会いましょう』も楽しみだ。

えつこ 2018年に積み上げてきたこと、“3人でバンドを引っ張っていきたい”という気持ちを活かしたツアーにしたいです。

REIS 最初はDADARAYのイメージや作品性を意識してたけど、最近はメンバーのキャラクターが出てきて。だいぶ等身大になりました。

休日課長 演奏のアドリブが増えたり、えつこのMCがお客さんの間で話題になったり(笑)、ライブの自由度も高くなっていて。遊び心も増えているし、DADARAYのライブの楽しさを伝えたいですね。

 

プロフィール

ダダレイ

休日課長(Ba.)、REIS(Vo.)、えつこ(Vo.&Key)からなるバンド。'17年末、アルバム『DADASTATION』でデビュー。

 

公演情報

 

場末で会いましょう

 

2019/3/2(土)18:30 千葉LOOK

3/8(金)19:00 北海道・COLONY

3/14(木)19:00 宮城・LIVE HOUSE enn 3rd

3/15(金)19:00 新潟 CLUB RIVERST

3/21(木・祝)19:00 岡山CRAZYMAMA 2nd Room

3/23(土)18:30 福岡・Queblick

3/29(金)19:00 愛知・ell.SIZE

3/30(土)18:30 大阪・LIVE HOUSE pangea

4/20(土)18:30 東京・Shibuya WWW X

 

 

インタビュー・文/森朋之

構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載