日帰りで楽しめる! 美人肌や芯から温まる効能別温泉特集!!

温泉特集2019 ※画像はイメージです

日々の疲れた心と体を癒してくれる温泉。寒い冬に冷え切った体を、そしてお正月疲れやちょっと調子が出ないなぁという時にこそ、温泉に入ってみませんか? 身も心も温まれてホッと一息がつける、ちょっぴり美肌と健康にもなれるかも? な全国各地の温泉を一挙ご紹介します!

肌に優しく温泉初心者向け! ゆっくり筋肉疲労と、冷え性を改善していく「単純温泉」

温泉特集2019 ※画像はイメージです

 

筋肉痛やねんざ、肩こりなど筋肉疲労をはじめ、冷え性や不眠症など、いわゆる「一般適応症」と呼ばれる症状に適した温泉が「単純温泉」です。温泉成分(以下「泉質」)が薄く、無色透明なのが特徴的。温泉としての刺激が弱いため肌に優しく、敏感肌の方や高齢者、療養したい方にうってつけ。また、湯あたりも少ないため温泉初心者向けな温泉となっています。

 

チケット情報

岩手鴬宿温泉 長栄館
所在地:岩手県岩手郡雫石町鴬宿6-7
泉質:単純温泉 低張性アルカリ性高温泉
備考:日帰り入浴券。チケットは店頭購入限定

ホテルグリーンプラザ東条湖 クアハウス 湯プラザ
所在地:兵庫県加東市廻淵字東山317
泉質:アルカリ性単純温泉 低張性アルカリ性低温泉
備考:入湯券(フェイスタオル付)

温泉にある「アルカリ性」「中性」「酸性」の決め手はpH


温泉の中で水素イオン濃度(pH)値が8.5以上の温泉を「アルカリ性」、pH値が7.5以上の温泉を「弱アルカリ性」、その次に「中性」、pH値が5以下の温泉が「酸性」となります。単純温泉でpH値が8.5以上の温泉は「アルカリ性単純温泉」と呼ばれます。


泉質自体はそれぞれで違って「アルカリ性」の温泉に入ると、肌がツルツルます。これはアルカリと皮脂が化学反応をして起こる現象です。味は苦味を感じます。


「酸性」では、肌がスベスベ。殺菌作用があり、こちらも化学反応で古い角質がかさぶたのように剥がれます。味は酸味を感じることができます。

 


美肌になりたい人は「アルカリ性」に注目!

温泉特集2019 ※画像はイメージです

 

泉質は、法律によって温泉施設のわかりやすい所に掲示義務化がされています。「アルカリ性」、「中性」、「酸性」などの化合物が表示されており、主に「酸性」は殺菌作用が、「アルカリ性」は皮脂や古い角質を落とし新陳代謝を促すことで「美肌の湯」と呼ばれることもあります。

温泉施設内で主に「炭酸水素塩泉」「硫黄泉」「硫酸塩泉」の言葉を見つけたら要チェック! それぞれ異なる美肌効果をもたらす成分が含まれているようなのでまずは、温泉施設に到着したら泉質表(温泉成分表)をチェックしてみましょう。

 

チケット情報

盛岡つなぎ温泉愛真館
所在地:岩手県盛岡市繋字塗沢40-4
泉質:単純硫黄温泉 低張性アルカリ性高温泉
備考:入浴+昼食+個室休憩。チケットは店頭購入限定

花巻新鉛温泉 結びの宿 愛隣館
所在地:岩手県花巻市鉛字西鉛23
泉質:ナトリウム―硫酸塩泉 低張性弱アルカリ性高温泉、ナトリウム/カルシウム―硫酸塩泉 低張性中性高温泉ほか
備考:日帰り入浴券

庄助の宿瀧の湯(東山温泉)
所在地:福島県会津若松市東山町湯本108庄助の宿 瀧の湯
泉質:カルシウム/ナトリウム/硫酸塩化物泉 弱アルカリ(ph8.64)低張性高温泉
備考:日帰り入浴券・日帰り入浴券+和膳・日帰り入浴券+石鍋膳・日帰り入浴券+会津牛膳。チケットは店頭購入限定

大江戸温泉物語 ホテルニュー塩原・湯仙峡
所在地:栃木県那須塩原市塩原705
泉質:ナトリウム/カルシウム―塩化物/炭酸水素塩温泉 中性低張性高温泉
備考:入湯券

富士眺望の湯 ゆらり
所在地:山梨県南都留郡鳴沢村8532-5
泉質:カルシウム/ナトリウム/マグネシウム/硫酸塩・塩化物泉 低張性弱アルカリ性低温泉
備考:入泉料(貸バスタオル・フェイスタオル付)

箕面温泉スパーガーデン
所在地:大阪府箕面市温泉町1-1
泉質:炭酸水素塩泉
備考:入浴券、入浴+ランチセット券

白浜温泉パーク草原の湯
所在地:和歌山県和西牟婁郡白浜町2927-553
泉質:ナトリウム―塩化物/炭酸水素塩泉 弱アルカリ性低張性高温泉
備考:入浴券

温泉に入る前に「一杯の水分補給」と「かけ湯」を


せっかくの温泉だからといって長く温泉を楽しむ方もいますが、ここで注意しなければならないのは、のぼせてしてしまうということ。入浴時の人間の発汗量は、およそ500ミリリットル以上! ペットボトル1本分以上もの汗をかいているんだそうです。通常よりも温度の高いお湯に入っているとなれば、それ以上の発汗があるので、入浴前の水分補給が大切です。


また、最初に湯舟に浸かるのはNGです。マナー面でもですが、健康面でもあてはまります。これは温かいお湯に入ることで急激な血圧上昇が起こりやすい状態になるため最悪、脳卒中や心筋梗塞などが起こるおそれもあります。なので、まずは「かけ湯」をして体を温めてから温泉に入るようにしましょう。

 


いつまでもポカポカ! 湯冷めしにくい温泉「塩化物泉」

温泉特集2019 ※画像はイメージです

 

日本は温泉施設が多数存在しています。海に囲まれているためもっともポピュラーなのが「塩化物泉」。文字通り塩を含んでいる温泉なので、体が浮遊するのでリラックスして楽しめます。また、汗の蒸発を防ぎ、ポカポカと温まり湯冷めしにくいのがこの温泉の特徴です。

 

チケット情報

定山渓・豊平峡・小金湯温泉
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉
泉質:ナトリウム塩化物泉、単純硫黄泉 弱アルカリ性、ナトリウムカルシウム炭酸水素塩/塩化物泉
備考:温泉日帰りパック(じょうてつバス1日乗り放題きっぷ+入浴券※12施設から1ヶ所)

ホテル華乃湯 秋保温泉
所在地:宮城県仙台市太白区秋保町湯元字除33-1
泉質:ナトリウム/カルシウム塩化物泉
備考:日帰り入浴券

四季の湯温泉
所在地:埼玉県熊谷市小江川228
泉質:ナトリウム―塩化物温泉 高張性弱アルカリ性温泉
備考:ペア入場券

大江戸温泉物語 浦安万華郷
所在地:千葉県浦安市日の出7-3-12
泉質:ナトリウム塩化物強塩泉
備考:入湯券(タオル・館内着付)

入るだけじゃない! 温泉は飲食もできる?


入浴だけではなく、飲んだり食べたりもでき、その地域の名産品の中に入っていることが多いです。有名なものでは、別府温泉(大分)の温泉の高熱で蒸し上げる「地獄蒸し」。こちらはなんと江戸時代から用いられている調理法なんだとか。

 

また、温泉街でよく見かける温泉まんじゅうは、温泉水と温泉の高熱でできているんだそうです。諸説ありますが、発端は草津温泉(群馬)が始めました。そのほか温泉水を使っての蒸し料理や湯豆腐、はたまたラーメンなど気軽に食べられる食品ともなっています。

 

もちろん、そのまま温泉を飲むことができますが、法律によって許可がおりている場所に限られています。

 

いかがでしたか? 日本各地には多数の温泉地が存在しています。その温泉は旅館などで楽しむものもあれば、足湯で気軽に入れるものもあり、楽しみ方は多種多様です。

カップルや家族でも気軽に楽しめる日帰り温泉。ちょっとでも興味を持ったらぜひ温泉地へ行ってみては?


そのほかおすすめ温泉一覧

 

チケット情報

猿投温泉 ホテル金泉閣
所在地:愛知県豊田市加納町馬道通21
泉質:天然ラドン
備考:入泉割引券、入泉+お食事

おもてなしの宿 ホテル渓山閣
所在地:京都府亀岡市稗田野町佐伯下峠20-6
泉質:単純弱放射能温泉 低張性中性低温泉
備考:入湯券