イベント
ゴッホ展

ゴッホ展

フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉》
1889年6月、サン=レミ
メトロポリタン美術館 Image copyright©
The Metropolitan Museum of Art.
Image source: Art Resource, NY

チケット情報

チケットの払い戻しについて

新型コロナウイルス感染防止の一環として、3/31(火)まで鑑賞・観覧事業を中止し、臨時休館いたします。これに伴い、「ゴッホ展」は閉幕しました。皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解ご協力賜りますようお願い申し上げます。 なお、未使用のチケットについては、払い戻しをいたします。
払い戻しに関しましては、この度の緊急事態宣言を受けまして、払い戻し期間を延長させていただきます。
郵送対応を行っております兵庫県立美術館での対応につきましては当初の4/24(金)までと変更がありませんので、お気をつけください。


払い戻し期限 変更前:4/24(金)
変更後:5/31(日)

 

その他の注意事項については、変わりございませんのでよろしくお願いいたします。

 

ゴッホ展

人生を変えたふたつの出会い。
2019年、未知なるゴッホに出会う

静謐(せいひつ)の「ハーグ派」と躍動の「印象派」
――人生(ゴッホ)を変えた2つの出会い

 強烈な色彩で人々を魅了し続ける画家、フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-90)。37年という短い人生のうち、画家として活動したのはわずか10年間にすぎません。その短い画業にもかかわらず、唯一無二の表現を獲得しえた背景には、大きな2つの出会いがありました。
 27歳で画家として生きることを決意したファン・ゴッホをまず導いたのが、「ハーグ派」です。農村生活を静謐な筆致で描いた彼らから、ファン・ゴッホは画家としての基礎を学びました。これまでファン・ゴッホとの関わりの中で焦点を当てられる機会が少なかったハーグ派ですが、ファン・ゴッホの画業の中でとても重要な役割を果たしたのです。その後ファン・ゴッホはパリに出て「印象派」と出会い、躍動する色彩のとりことなりました。
 本展では、約40点のゴッホ作品に加え、マウフェやセザンヌ、モネなどハーグ派と印象派を代表する巨匠たちの作品約30点や、ファン・ゴッホが手紙の中で語った言葉を交えながら、独自の画風にたどり着くまでの過程を掘り下げて紹介します。ゴッホはいかにしてゴッホになったのか―。
 2つの出会いによって導かれた、短くも濃密な10年間をご覧ください。

本展のみどころ

●みどころ① ≪糸杉≫≪麦畑≫≪薔薇≫―ゴッホのエッセンスを凝縮した構成
 同じモティーフを繰り返し描いたファン・ゴッホ。今回、7年ぶりの来日となる≪糸杉≫をはじめ、≪麦畑≫≪オリーヴを摘む人々≫など、晩年のファン・ゴッホが重要なテーマとして挑み続けたモティーフの作品が一堂に会します。また、ファン・ゴッホが手掛けた数多くの静物画の中でも「最も美しい作品のひとつ」と称される名作≪薔薇≫も登場。「これぞゴッホ!」―画家のエッセンスが詰まった構成です。

●みどころ② 10か国・地域、25か所(*)―世界中から貴重な作品が集結
 これまで日本で開催されてきたゴッホ展は、故郷オランダの所蔵作を中心に構成されることが多くありました。本展ではファン・ゴッホとハーグ派の重要なコレクションを所蔵するオランダ・ハーグ美術館館長の監修のもと、イスラエルやスイス、モナコ公国など10か国・地域、25か所にわたる所蔵先からの借用を実現。記録で確認されるかぎり日本初公開となる≪パリの屋根≫など、これまで日本で紹介される機会が少なかった貴重な作品と対峙いただけます。
(*)2019年7月11日現在、日本含む

【ハーグ派とは】
1870年から1900年頃にかけ、オランダ南西部の都市・ハーグを中心に活動した画家たちの総称。屋外での自然観察をもとに田園風景や農民の生活などを描いた。風車や運河といったオランダならではの風景を、柔らかい光やくすんだ色調で表現したことから「灰色派」ともよばれた。

【印象派とは】
19世紀後半にフランスで興(おこ)った絵画運動。日常的な主題から受けた印象を直感的に表現し、絵画に大きな変革をもたらした。主に屋外で制作した彼らは、太陽光とともに移ろう一瞬の情景を捉えようと素早い筆致で描き、輝く色彩を再現するため絵の具を混ぜずに原色のまま画面に並置する技法などを生みだした。
ホッゴさん
 

東京展|兵庫展

【兵庫展】開催概要 ※兵庫展は終了致しました。

会期

2020/1/25(土)~2020/3/29(日)
※休館日:月曜日(祝休日の場合は開館し、翌火曜日休館。)

開館時間

10:00~18:00 (入館は閉館の30分前まで)
※但し、会期中の金曜・土曜は20:00まで開館。

会場

兵庫県立美術館 (〒651-0073 神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1)

料金(税込)

【当日券】一般 ¥1,700 / 大学生 ¥1,300
  • 70歳以上は当日¥850。20人以上の団体は¥750。
    70歳以上はいずれも前売はなしで兵庫県立美術館のチケットカウンターでのみ販売
  • 高校生以下無料
  • 障がい者手帳等をお持ちの方は一般¥400、大学¥300(要証明)、介助者1名は無料。

チケット販売期間

<当日券>2020/1/25(土)0:00~2020/3/29(日)12:00

 

 

【東京展】開催概要 ※東京展は終了致しました。

会期

2019/10/11(金)~2020/1/13(月・祝)
※休館日:2019/12/31(火)、2020/1/1(水・祝)

開館時間

9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)
※但し、会期中の金曜・土曜は20:00まで開館。

会場

上野の森美術館(東京都台東区上野公園1-2)

料金(税込)

【特製ミニタオル付前売券】¥2,300
特製ミニタオル
特製ミニタオル
© 2019 Peanuts Worldwide LLC.
※画像はイメージです。実物とは異なる場合があります。

【鑑賞ガイドセット付前売券】¥2,000
特製クリアファイル
鑑賞ガイドセット

【特製クリアファイル付前売券】 ¥1,600
【図録付前売券】¥3,500
【前売券】一般 ¥1,600 / 大学・専門学校・高校生 ¥1,400 / 中学・小学生 ¥800
【当日券】一般 ¥1,800 / 大学・専門学校・高校生 ¥1,600 / 中学・小学生 ¥1,000

  • 小学生未満は無料
  • 障がい者とその介護者1名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。
  • 【特別前売券】は1セットお申込みで「入場券(一般)」と「商品引換券」1枚が発券されます。
  • 特製ミニタオル、特製クリアファイル、図録は「ゴッホ展」の会期中、会場内ショップで引き換えいたします。
  • 【図録付前売券】について、表紙は2柄ありますが、お選びいただけません。
  • 鑑賞ガイドセットはローチケHIBIYA TICKET BOX(https://l-tike.com/hibiya/)でのお渡しになります。

チケット販売期間

<特製ミニタオル付・特製クリアファイル付・図録付>2019/7/12(金)10:00~ ※なくなり次第終了
<鑑賞ガイドセット付>2019/8/5(月)10:00~ ※なくなり次第終了
<前売券>2019/8/5(月)10:00~2019/10/10(木)23:59
<当日券>2019/10/11(金)0:00~2020/1/13(月・祝)15:00

展示紹介

フィンセント・ファン・ゴッホ《疲れ果てて》
フィンセント・ファン・ゴッホ《疲れ果てて》 1881年9-10月、エッテン
P. & N. デ・ブール財団 © P. & N. de Boer Foundation
フィンセント・ファン・ゴッホ《農婦の頭部》
フィンセント・ファン・ゴッホ《農婦の頭部》 1885年4月、ニューネン
スコットランド・ナショナル・ギャラリー © National Galleries of Scotland, photography by A Reeve
フィンセント・ファン・ゴッホ《ジャガイモを食べる人々》
フィンセント・ファン・ゴッホ《ジャガイモを食べる人々》 1885年4-5月、ニューネン
ハーグ美術館 © Kunstmuseum Den Haag
フィンセント・ファン・ゴッホ《陶器と洋梨のある静物》
フィンセント・ファン・ゴッホ《陶器と洋梨のある静物》 1885年9月、ニューネン
ユトレヒト中央美術館 © Centraal Museum Utrecht/Ernst Moritz
アントン・マウフェ《4頭の牽引馬》
アントン・マウフェ《4頭の牽引馬》
制作年不詳
ハーグ美術館 © Kunstmuseum Den Haag
マテイス・マリス《出会い(仔ヤギ)》
マテイス・マリス《出会い(仔ヤギ)》 1865-66年頃
ハーグ美術館 © Kunstmuseum Den Haag
フィンセント・ファン・ゴッホ《パリの屋根》
フィンセント・ファン・ゴッホ《パリの屋根》 1886年春、パリ
アイルランド・ナショナル・ギャラリー © National Gallery of Ireland
フィンセント・ファン・ゴッホ《タンギー爺さんの肖像》
フィンセント・ファン・ゴッホ《タンギー爺さんの肖像》 1886-87年冬、パリ
ニュ・カールスベア美術館 © Ny Carlsberg Glyptotek, Copenhagen Photo: Ole Haupt
フィンセント・ファン・ゴッホ《アニエールのボワイエ・ダルジャンソン公園の入口》
フィンセント・ファン・ゴッホ《アニエールのボワイエ・ダルジャンソン公園の入口》 1887年春、パリ
イスラエル博物館 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Elie Posner
フィンセント・ファン・ゴッホ《麦畑》
フィンセント・ファン・ゴッホ《麦畑》 1888年6月、アルル
P. & N. デ・ブール財団 © P. & N. de Boer Foundation
フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉》
フィンセント・ファン・ゴッホ《糸杉》 1889年6月、サン=レミ
メトロポリタン美術館 Image copyright © The Metropolitan Museum of Art. Image source: Art Resource, NY
ポール・セザンヌ《オワーズ河岸の風景》
ポール・セザンヌ《オワーズ河岸の風景》 1873-74年
モナコ王宮コレクション © Reprod. G. Moufflet/Archives du Palais de Monaco
カミーユ・ピサロ《ライ麦畑、グラット=コックの丘、ポントワーズ》
カミーユ・ピサロ《ライ麦畑、グラット=コックの丘、ポントワーズ》 1877年、ポントワーズ
静岡県立美術館
クロード・モネ《クールブヴォワのセーヌ河岸》
クロード・モネ《クールブヴォワのセーヌ河岸》 1878年
モナコ王宮コレクション © Reprod. G. Moufflet/Archives du Palais de Monaco

関連情報

10/16(水)
【レポート】初期から晩年まで、貴重で最も美しいゴッホ作品が公開! ゴッホの人生を変えることとなった作品も展示
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