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【記事】巨大恐竜展2025

【記事】巨大恐竜展2025 復元画:月本佳代美

世界最大級の恐竜が大阪に現る!
「巨大恐竜展2025」大阪南港ATCホールで開催中!


現在、大阪南港ATCホールで開催中の「巨大恐竜展2025」(~2025/8/29(金)まで開催)。
本展の最大の目玉は、全長約37m、体重57tの世界最大級の恐竜「パタゴティタン・マヨルム」の全身復元骨格。
アルゼンチンで発見され、2017年に公式に新種に認定されました。複数体で発見されたことから群れで生活していたと考えられています。



間近で見ることができるポイントとして、まずは足に注目してみてください。後ろ足に指/爪がありますが、前足にはありません。また、全身復元骨格の近くにはパタゴティタン類とティラノティタン類の頭部が展示されています。こちらは触ることができますので、優しく触りながら歯に注目してください。
肉食恐竜のティラノティタンと違って、パタゴティタンの歯はそこまでとんがっておらず、歯の間にも隙間が広くあります。エサとなる草木をすいて食べていたのではないかと考えられています。



そしてこの展覧会ではインタラクティブ(体験型)展示も充実。
どうしてここまで巨大化したのか、どうやって生き延びたのか、タッチパネルなどを駆使した展示で楽しみながら学ぶことができます。



そしてパタゴティタン以外にも巨大化していった恐竜も多数登場!
展覧会の会場を入るとすぐにはヨーロッパ最大級の恐竜「トゥリアサウルス」が皆様をお出迎えします。
さらには「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」も進化の過程とともに展示。全長13mにも達するティラノサウルスは祖先をたどると1.6mほどのサイズしかありませんでした。巨大恐竜たちの進化を辿ってみてください。



ハイクオリティで作られた圧倒的迫力の「スピノサウルス」などのロボットの展示には大人も子供も心が惹かれていきます。バロサウルスのロボットには仕掛けが!?会場でお楽しみください。



さらには恐竜以外にもマンモスやクジラ、魚竜や翼竜、そしてアンモナイトまで、さまざまな巨大化していった生物も恐竜と合わせて展示されています。
横浜会場には展示されていなかったケツァルコアトルスが空を飛んでいるのも本展の注目ポイントです。


どうして恐竜は巨大化していったのか、その理由を実際の大きさを体感しながらぜひご覧ください。


■「巨大恐竜展2025」
会期/2025/7/26(土)~2025/8/29(金) 無休
開館時間/9:00~17:00(16:30最終入場)
会場/大阪南港ATCホール

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