日本文化と美意識を継承する、きもの。
華やかで豊かな意匠を凝らしたきものの“ヒミツ”とは
日本文化と美意識を継承する、きもの。江戸時代半ば以降、繊細で華麗な表現ができる友禅染の技術によって、その意匠は豊かな発展を遂げました。
本展では、展開すると全体の模様を鑑賞できる絵画のような平面性を持ちながら、身にまとうと立体的な人の体を美しく彩る、きものならではの魅力の“ヒミツ”に、19世紀以降のきもの、友禅裂地、下絵や図案、雛形本、同時代の京都の立体工芸品等を通じて迫ります。
明治から大正時代、日本の伝統柄、舶来のモチーフ、当時の美術潮流を採り入れた模様をはじめ、流行の創出を試みて制作された多種多様な友禅裂の展示も見どころの一つです。
本展は、今年で創業470年を迎える京都の友禅企業・千總の特別協力により実現しました。その充実したアーカイヴの一端をまとまってご覧いただける貴重な機会でもあります。
日程 |
7/19(土)~9/15(月・祝) |
時間 |
10:00~18:00(金曜日は20:00)
※入館は閉館の30分前まで |
会場 |
京都国立近代美術館(岡崎公園内) |
休館日 |
月曜休館(ただし7/21(月・祝)、8/11(月・祝)、9/15(月・祝)は開館)、7/22(火)、8/12(火) |
- ※前期(~8/17(日))、後期(8/19(火)~)で展示替えを行います。