大正から昭和にかけて京都で活躍した画家、甲斐荘(甲斐庄)楠音(1894~1978)。国画創作協会で彼が発表した作品は美醜相半ばする人間の生々しさを描いて注目を集めましたが、やがて映画界へ転身し、風俗考証等でも活躍しました。
本展では、彼が手がけた時代劇衣裳が東映京都撮影所で近年再発見されたことを受け、映画人・演劇人としての側面を含めた彼の全体像をご覧いただきます。スクラップブック、写生帖、絵画、写真、映像、映画衣裳、ポスターなど、甲斐荘に関する資料のすべてを等しく展示し、その「越境性」と「多面性」を紹介します。
| 会期 |
2/11(土・祝)~2023/4/9(日) |
| 会場 |
京都国立近代美術館 |
| 開館時間 |
10:00~18:00 (※毎週金曜日は20:00まで ※入館は閉館30分前まで) |
| 休館日 |
月曜日 |