イマーシブミュージアム「印象派」「ポスト印象派」に続く第三弾は、「印象派と浮世絵」。
西洋絵画に変革をもたらした印象派の新しいスタイル。その誕生に日本の浮世絵が影響したことは広く知られている。
葛飾北斎、歌川広重、歌川国芳といった多くの才能が登場し、大衆向けに大量生産されていた版画、浮世絵。生き生きと描かれる庶民の生活や自然の風景、大胆なレイアウトやアングル、多色刷りによる鮮やかな色彩。伝統的な宗教画を頂点とする西洋絵画とは全く異なる文脈で描かれた浮世絵は海を渡り、パリにジャポニスムブームを巻き起こした。
モネやドガは自らの絵画に浮世絵のエッセンスを取り入れ、換骨奪胎しながら印象派を牽引した。総合主義を唱えたゴーガンや、キュビスムへ連なるセザンヌ、独自の画風を築いたゴッホらポスト印象派も浮世絵を多く参照した。つまり多少大仰な言い方をするならば、印象派から現代まで続く西洋絵画の発展は、浮世絵なくしては語れないほどの影響を及ぼした。
情報が限られていた時代に海を越えて繋がった二つの絵画。日本の絵師たちとパリの画家の視点に没入する物語は、 今までとは異なる新しい美術体験をもたらすだろう。
Dive in Art
鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。
ここは、あなたとアートの関係を変える場所。視界一面に広がる、数々の名画たち。かつて画家たちが目にし、残したかった物語が幾年の時を超え動き出す。あなたは一瞬で、絵画の中の世界へと入り込む。
あの芸術家が見た世界を、あなたも体感してみませんか。
日程 |
2024/7/10(水)~2024/10/29(火) |
開館時間 |
【平日】10:00~20:00(19:10 最終入場) 【土日祝】9:00~20:00(19:10 最終入場) ◆ご好評につき、2024/10/29(火)までの期間、閉館時間を20:00まで延長し営業いたします。 (閉館時間延長に伴い、上記期間の最終入場が19:10となります)
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会場 |
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷5-31-11 ベルサール新宿南口 |