アイヌ民族の彫りの技術を受け継ぎ、独自の木彫の世界を創造した藤戸竹喜(ふじとたけき・1934-2018)。北海道美幌町に生まれた藤戸は、熊彫りを生業としていた父の下で木彫を始め、1964年、30歳の時に阿寒湖畔に自らの店を構えて独立します。繊細さと野性味をあわせもつその作品は、熊や狼、鹿、フクロウなど、北海道に生息する動物たちの躍動感あふれる姿や、北に生きた先人たちの威厳ある姿を、臨場感豊かに表現しています。本展は、藤戸竹喜の生涯にわたる創作活動の軌跡を代表作約80点によってふりかえります。
会期 |
2021/7/17(土)~2021/9/26(日)
月・火・水・木・土・日=10:00~18:00、金=10:00~20:00 |
会場 |
東京ステーションギャラリー |
開館時間 |
10:00~18:00(最終入場時間 17:30)
※金曜日は20:00まで(最終入場時間 19:30) |
休館日 |
2021/7/19,8/10,8/16,8/23,9/6,9/13 |