約80年ぶりに再発見の「承久記絵巻」全6巻を公開!
12世紀における院政の展開、1180年代の内乱、そして東国での鎌倉幕府の樹立を経て、13世紀初頭には、後鳥羽上皇が列島を統べる体制が成立します。後鳥羽上皇は、勅撰集『新古今和歌集』に結実する和歌をはじめとして、芸多能の帝王でした。
しかし承久3年(1221)、前代未聞の事件「承久の乱」が起こり、後鳥羽上皇が北条氏率いる鎌倉御家人に合戦で敗れ、隠岐に流されたのです。この承久の乱を機に、鎌倉幕府の優位のもとで公家と武家が並存する時代となりました。
本展覧会では、「承久の乱」の全体像を描く現存唯一の絵巻で、約80年ぶりに再発見された「承久記絵巻」を公開するほか、国宝22点を含む貴重な資料約160点で、日本史上の重要事件に迫ります。
2021年は承久の乱から800年。今によみがえる乱の様相をご覧ください。
承久記絵巻 巻第4(部分) (個人蔵) 通期(巻き替え)
| 会期 |
2021/4/6(火)~2021/5/23(日)
【前期】2021/4/6(火)~4/25(日)、【後期】2021/4/27(火)~5/23(日)
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| 会場 |
京都文化博物館 |
| 開館時間 |
10:00~18:00
金曜日は10:00~19:30(入場は閉室の30分前まで) |
| 休館日 |
月曜日(2021/5/3は開館) |