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江戸東京博物館では、都の方針に則り、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止する観点から、2020年3月31日(火)までの間、常設展・特別展「江戸ものづくり列伝-ニッポンの美は職人の技と心に宿る-」を休止します。 なお、今後の状況により、上記以外の事業についても予定が変更となる場合があります。 その際は江戸東京博物館のホームページやツイッター等で随時お知らせいたしますので、最新の情報をご確認くださいますようお願いいたします。 ご利用の皆様にはご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
日本の伝統美術は、日本人の暮らしとともにありました。四季折々の生活シーンに応じて配される建具や調度品は、人びとに潤いと彩りを与えました。開国後の日本を訪れた西洋人が一様に驚いたのは、こうした品々に宿る日本人の豊かな遊び心と繊細な美意識でした。その日本の美を作り上げてきたのが、「ものづくり」に生きる職人たちです。 大都市江戸は、職人たちの顧客である将軍や大名、裕福な商人たちが住まう一大消費地でした。多様な職能を持つ職人が、城下に集住し需要に応えました。仕事柄、幕府や大名、寺社や上層町人の注文を受けることも多かった江戸の職人は、彼らと交わることで技とセンスを磨く機会と場にも恵まれていました。こうした文化的風土から、日本を代表する名工が数多く生まれました。 本展では、特色のある5人の名工たちを取り上げます。江戸を代表する二人の蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真、葛飾北斎の弟子で絵師から金工の道に転じた府川一則、尾形乾山の陶芸を継承し軍艦の建造をも手がけた鬼才の陶工三浦乾也、江戸の職人気質を受け継ぎ超細密工芸を究めた小林礫斎- 彼らは江戸東京で生まれ育ち、それぞれの時代の空気を吸いながら、ものづくりの世界に生きた職人でした。 今も東京の街角では、伝統への誇りと未来へのチャレンジ精神に満ちた職人たちの技と心が息づいています。現代社会は、急速に仮想化が進み、「もの」の実感が私たちの手から遠ざかりつつあります。そんな今こそ、長い歴史の中で人の手わざが生み出してきたものづくりの世界を見直す必要があるのではないでしょうか。 本展では、明治前期に日本を訪れたヨーロッパ貴族バルディ伯爵の日本コレクション(ヴェネツィア国立東洋美術館所蔵)の日本での初公開をはじめ、江戸東京博物館のコレクションを中心に、江戸東京で活躍した職人たちの仕事と人生に光を当て、日本が世界に誇る「ものづくり」の力の源泉を見つめたいと思います。
東京都江戸東京博物館 1階特別展示室〒130-0015東京都墨田区横網1-4-1
2020/2/8(土)~2020/4/5(日) ※休館日:月曜日(ただし2020/2/24は開館)、2020/2/25(火)
9:30~17:30(入館は閉館の30分前まで) ※ただし会期中の土曜日は19:30まで
¥2,300 (濱甼高虎・手ぬぐい(限定カラー)セット券)
グッズイメージ
講談師・神田松之丞
¥1,500 (講談師・神田松之丞 音声ガイドセット券) ナビゲーターは、講談師の神田松之丞さんに決定! 【ナビゲーター(音声ガイド)】 ナビゲーターは2020年2月中席に真打昇進し、六代目神田伯山を襲名する神田松之丞さんに決定! 江戸の「ものづくり」について語るスペシャルトラックも!
一般¥900 / 専門・大学生¥680 / 小・中・高校生、65歳以上¥350