【インタビュー】騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020
テレビ放送もついにクライマックスへ! 主要キャスト6人が、撮影秘話や、恒例の『ファイナルライブツアー』への意気込みを語る。
リュウソウジャーはみな、それぞれドルイドンとの戦いを経て“成長”と“変化”を積み重ね、今や強い絆で結ばれるよいチームとなっていますが、実際のみなさんも1年間もの撮影によって大きく成長や変化を遂げたところがあるのではないでしょうか。
一ノ瀬 僕も含めて、みんなこの1年間ですごく変化している印象です。顔合わせ初日のよそよそしさがウソのように仲良くなって、親しさが増していきました。
兵頭 僕は途中からの参加でしたけど、(一ノ瀬)颯たちが本当にウエルカムな空気で迎え入れてくれて、馴染みやすかったです。
綱 プロデューサーさんから「君と同い年の追加戦士が来るんだよ」と聞いてから、僕よりカッコいい人が来たらどうしようと心配していました。でも(兵頭)功海が実際に来たら、カッコいいのは確かですけど、とてもいい奴でした。
兵頭 ありがとう!
小原 綱くん、今いいこと言ったなって顔してますね(笑)
一ノ瀬 特にこの1年間ですごく変わったと感じたのは、(小原)唯和くんですね。最年少だからか最初は遠慮気味だったのが、今では誰とも気さくに喋るようになって。
兵頭 人のことを茶化したりするようにもなったよね(笑)
一ノ瀬 キャラを崩すというか、どんどん砕けてきたのがとても嬉しかったです。
岸田 (尾碕)真花はずいぶん大人っぽくなりました……。
尾碕 真顔で茶化さないでください!(笑)
綱 真花は始まったばかりの頃と比べると、みんなの中でいちばん笑うようになったなと思います。
岸田 颯はイベントに出演したときのトークの回しが各段に上手くなったよね。ふだん喋っているときの声は以前と変わらずボリュームが小さいんだけど(笑)
一ノ瀬 自分ではわからないけど、しっかり喋れるようになったと言われると嬉しいです。
撮影で特に心に残った出来事はありますか?
尾碕 第33話「新たなる刺客」のラスト、みんながナダ(演:長田成哉)の残したビデオメッセージを観るシーンを撮る直前、上堀内(佳寿也)監督が私に「何も考えなくて大丈夫。あなたはちゃんとできる人だから、気負わずに芝居して」と言われたことが心に残っています。感情を込めるシーンを撮影するとき、私はよく気負いすぎてやりたいことができなくなるので、そういう部分をわかって声をかけてくださったのだと思います。
岸田 上堀内監督は、僕たち役者が演技をしやすい環境を常に作ってくださるんです。
綱 第1、2話でマスターブルーがメルトの目の前で命を失うシーンを撮ったときも、僕の芝居がなかなかうまくできなくて、何度もテイクを重ねてやっとOKになったのですが、上堀内監督が去り際に「お疲れメルト!」と優しくねぎらってくださって「ああっ監督!!」と感激していました。
尾碕 上堀内監督もそうですが、加藤(弘之)監督から「ここの芝居は君に任せるよ」って言われたときすごく嬉しかったです。演技について監督の方々から信頼されているのを実感したときは、より喜びを感じました。
3月20日(金・祝)より始まる「ファイナルライブツアー」では、静岡から始まり北海道(札幌)、広島、福岡、宮城(仙台)、愛知(名古屋)、大阪と7都市をめぐる予定ですが、特に行ってみたかった場所はありますか?
小原 行ったことのない都市がいくつかあるので、どこも楽しみなんです。
尾碕 ショーが終わったあと、各地でいろいろな美味しいものが食べられるといいですね(笑)
兵頭 北海道で美味しい塩ラーメンが食べたい。味噌ラーメンもいいなあ。あと、牛タンが大好きなので仙台も楽しみにしています。
岸田 最終日の大阪公演は4月25日(土)、26日(日)と2日間あるから、大阪を堪能したいなあ。お好み焼きも食べたい!
兵頭 福岡は僕の地元で、しかも会場の福岡サンパレスは高校の野球部で卒部式を開催した場所なんです。
一ノ瀬 思い出の場所なんだね。
尾碕 夏の映画PRで名古屋に行ったことがあるだけに、私はもう一度名古屋の子供たちと会えるのを楽しみにしています。
一ノ瀬 映画の舞台挨拶や、六本木の『テレ朝夏祭り2019』で子供たちとふれあう機会があったんですけど、みんなの声援がすごかった。今度はそれが全国各地で熱い応援の声が聞けると思うとワクワクします。
小原 ファンの方たちの中には、僕らのコスプレをして来てくださる方いる人もいて驚きました。
尾碕 ママが作った衣装を着て、おもちゃを持った子供たちが大きな声で名前を呼んでくれたよね。
綱 メルトのコスプレをしている女性の方が、髪もブルーに染めていたり、すごいなと思いました。
尾碕 メルトへの愛を感じるね。
小原 カナロの格好をしている子も何人かいて、印象に残っています。
兵頭 この衣装、刺繍も入っているし、作るのは大変だと思います。お母さんの努力ですね。
岸田 ステージの上から客席側がよく見えますから、声援してくれる人の存在はいつも嬉しく思っています。
それでは最後に、ファイナルライブツアーを楽しみにされている各地の子供たちのため、みなさんからメッセージをお願いします。
綱 『リュウソウジャー』のテレビシリーズを1年間観てくれた方たちに少しでも恩返しができればと思っています。本当に1年間、ありがとうございます。僕たちも全力で楽しみますので、みなさんも僕たち以上に楽しんでいただけたら嬉しいです。
尾碕 最初の頃はイベントに出ても、ぎこちなくなってうまく盛り上げられなかったところがありましたけど、経験を重ねてかなりお客様に喜んでもらえるコツをつかんできて、だんだんと自分自身もみなさんと一緒に楽しめるようになったと思っています。私たち『騎士竜戦隊リュウソウジャー』の集大成という形で、ライブツアーを楽しんでいただきたいです。みなさん一緒に盛り上がりましょう!
小原 僕たちの1年間での成長ぶりをお見せしたいですし、どの会場でもお客様が「行ってよかったな」と思っていただけるよう、1回1回の公演をひとつずつ、しっかり気合いを入れて頑張ります!
兵頭 これまでのイベントは関東で行なわれることが多かったのですが、ライブツアーのおかげで全国のみなさんとお会いする機会が持てました。僕たちからみなさんへ感謝し、お礼を伝える場にしたいと思っていますので、ぜひ会場へ足を運んでもらえると嬉しいです。
岸田 ファイナルライブツアーは、僕たちが現役のヒーローとして全員揃う最後の機会です。ぜひ見逃さないで、会場にお越しいただきたいです。そしてここでしっかりと“お別れ”して、新たにやってくる「スーパー戦隊」もまた応援してほしいと思います。
一ノ瀬 僕が言いたかったことは、ほとんどみんなが言ってくれました(笑)。一人ひとりの成長、そしてチームとしての成長をライブツアーで感じてもらえるように最後まで頑張ります。ステージ上の僕たちだけではなく、会場のみなさんとも「ソウルをひとつに」して、各公演に全力で挑みますので、みなさんもどうぞ思いっきり楽しんでください!
プロフィール
リュウソウレッド/コウ
一ノ瀬颯(イチノセ・ハヤテ)
'97年、東京都出身。'18年にスカウトされて芸能界入りし、'19年『騎士竜戦隊リュウソウジャー』コウ役で俳優としてデビューした。
リュウソウブルー/メルト
綱啓永(ツナ・ケイト)
'98年、千葉県出身。'17年に第30回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストでグランプリを受賞。'18年に俳優デビュー。
リュウソウピンク/アスナ
尾碕真花(オサキ・イチカ)
'00年、高知県出身。第13回全日本国民的美少女コンテストで審査員特別賞を受賞。以後、様々なドラマ・映画で活躍する。ファースト写真集「いちか」も好評発売中。
リュウソウグリーン/トワ
小原唯和(オバラ・ユイト)
'02年、島根県出身。'15年に第28回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストのファイナリスト。'17年にTBS「あなたのことはそれほど」で俳優デビュー。
リュウソウゴールド/カナロ
兵頭功海(ヒョウドウ・カツミ)
'98年、福岡県出身。'18年に GYAOとAmuseが共同実施した『NEW CINEMA PROJECT』の出演者部門でグランプリを受賞した。
リュウソウブラック/バンバ
岸田タツヤ(キシダ・タツヤ)
'92年、東京都出身。'09年俳優デビュー。ドラマ、映画、舞台、CMなどで幅広く活躍した後、トワの兄・バンバ役に抜擢される。
公演情報
騎士竜戦隊リュウソウジャー ファイナルライブツアー2020
3/20(金・祝)10:00/12:45/15:30 静岡市民文化会館
3/29(日)11:30/15:00 札幌文化芸術劇場 hitaru
4/4(土)10:30/14:00 広島・上野学園ホール
4/5(日)12:30/15:30 福岡サンパレス
4/12(日)10:00/12:45/15:30 仙台サンプラザホール
4/18(土)14:00 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
4/19(日)10:00/12:45/15:30 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
4/25(土)11:30/15:00 大阪・オリックス劇場
4/26(日)10:00/13:00/16:00 大阪・オリックス劇場
▼キャスト6人のサイン入り色紙をプレゼント!応募は1/27(月)まで。詳細はこちら(https://enq2.l-tike.com/fm/pub/lawsonticket/ryusoul-final)をご確認ください。
【そのほかの画像】
©2019 テレビ朝日・東映AG・東映
インタビュー・文/秋田英夫
写真/中田智章
構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載