『特別展 ミイラ~「永遠の命」を求めて』が国立科学博物館で開催中!

南北アメリカ、エジプト、ヨーロッパ、オセニア、日本のミイラ総数43体を展示!!

ミイラ展

 

11/2(土)より国立科学博物館にて『特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて』が開催中です。

本展は、最新の調査と研究手法を駆使した研究成果を踏まえて、「なぜミイラとなったのか?」の追究と、その文化や人々の考え方などを南北アメリカ、エジプト、ヨーロッパ、オセアニア、日本の各地のミイラ総数43体の展示を中心に読み解いていきます。

12/7(土)午後4時30分~特別番組「謎を解け!ミイラからの挑戦状」(TBSテレビ 関東ローカル)を放送予定!

出演者(50音順):
岡田結実・高山一実・ビビる大木・吉村崇
国山ハセン(TBSアナウンサー)
ビートたけし(特別展「ミイラ」スペシャルサポーター)

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ミイラ展 本展スペシャルサポーター・ビートたけしさんが登場

 

内覧会では、本展のスペシャルサポーターに就任したビートたけしさんが登場しました。ビートたけしさんは、いち早く展覧会を観た感想を「それぞれで違っていて面白かったね。今の技術が発展していてミイラの中までどうなっているのかがわかるので(調査のためにミイラを)壊すことなくわかる。相変わらずミイラというのは面白いね。人間は永遠の命を求められなくなると、どうにかして入れ物だけでもって考えるんだよね」と述べていました。

続けておすすめポイントについて「お坊さんのミイラですかね。(石でできた)像の中に入って、すっとミイラになっていく。あと、ミイラを探求してってミイラになったミイラとか震えましたね」とコメント。また「実物を見るっていうのは、少し写真とは違う感じだと思うので、できるだけ見てほしい」と話していました。

 

ミイラ展 チンチョーロ文化のミイラは現在わかっている中で、世界最古の人工ミイラ
チンチョーロ文化のミイラ チンチョーロ文化紀元前3200年頃 レプリカ、オリジナルはバルパライソ自然史博物館所蔵

 

南北アメリカにおけるミイラの歴史は古く、「世界最古の自然ミイラ」も「世界最古の人工ミイラ」もここで発見されています。インカ帝国時代では、歴代皇帝がミイラとなったことから、ミイラは社会的に重要な意味を持っていました。ペルー北部の高地に位置するチャチャポヤス地方で発見されたミイラは、インカのミイラ文化を知る貴重な資料となっています。

 

ミイラ展 最も美しく、また最も保存状態が良いされているペンジュの棺
ペンジュの棺、ペンジュの棺の蓋 第3中間期、第22王朝-第23王朝、紀元前800年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵

 

ミイラ展 およそ紀元前の出土品とは思えないほどの色鮮やかさが残っています
若い男性のミイラの棺(蓋と本体)第3中間期、紀元前950年頃 ミュンスター大学附属考古学博物館所蔵

 

エジプトは雨がほぼ降らない乾燥地帯であり、気温が高く湿度が低いためミイラづくりと保管にとって、理想的な環境なのだそうです。その環境の下で古代エジプトでは、王から庶民までもがミイラとなりました。諸説ありますが、ミイラとなった古代エジプト人の総数は約1億5,000万人にものぼると言われています。

 

ミイラ展 古代エジプトでは動物もミイラ。その理由は?
(画面右から)ハヤブサのミイラ 末期王朝時代もしくはプトレマイオス朝時代、紀元前664-前30年 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵
ハヤブサのミイラ グレコ・ローマン時代、紀元前400年-後100年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵
トキのミイラ グレコ・ローマン時代、紀元前300年-後100年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵

 

古代エジプト人は、動物のミイラも作っていました。この動物ミイラは、家族として一緒に埋葬されたり、神々への捧げものであったり、人間のミイラの食べ物とされたりと、様々な意図で作られていました。

 

自分だけのミイラマスクを作ってみよう!
「ミイラマスクチェンジャー」

 

ミイラ展

2種類のミイラマスクが選べます

 

ミイラ展

顔をのぞかせると自分専用のミイラマスクに変身!

 

本展の休憩スペースには無料で自分だけのミイラマスクの画像が作れる「ミイラマスクチェンジャー」が登場。2種類のミイラマスクを選択した後、自分の顔を合わせてミイラマスクに変身! マスクと一緒にQRコードがで出てくるのでスマホなどに画像をダウンロードすることができます。本展に行ってみたら、ぜひお試しあれ!

 

ヨーロッパ各地でも多数のミイラが発見されています。そのなかでも湿地遺体(ボッグマン)と呼ばれるミイラは、驚くべき保存状態で発見されていました。

 

ミイラ展 タタヌア仮面は死者の追悼儀礼であるマランガン儀礼の際に使用。仮面は死者を表しており、死者の特徴を描写するように作られています
タタヌア仮面 1800年-1900年頃 レーマー・ペリツェウス博物館所蔵

 

オーストラリア大陸やニューアイルランドなどのオセアニアには、複数のミイラ文化が存在していました。しかし、20世紀になると、ミイラの作成が行なわれなくなり、また現存するミイラも少ないため、その実状はよくわかっていません。

 

ミイラ展 日本では即身仏として崇拝の対象となっています
弘智法印 宥貞 1683年頃 小貫即身仏保存会所蔵

 

日本国内でもミイラ文化はありました。日本には仏教思想に基づき即身成仏を切望した行者、または僧侶のミイラのことを「即身仏」として崇拝の対象とする考えがあり、現在でも大切に保存されています。

 

ミイラ展 特設ミュージアムショップではオリジナルグッズほか各文化グッズも販売しています

 

本展出口付近には特設ミュージアムショップがあります。こちらでは「ミニオン」や「おしゅしだよ」などのキャラクターとのコラボグッズほか海洋堂オフィシャルカプセルフィギュアや各文化グッズ、また同展限定オリジナルグッズなどが販売しています。記念にひとつ手にとってみてはいかがでしょうか。

国立科学博物館の『特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて』は2020/2/24(月・休)まで開催です。

 

 

開催概要

 

特別展 ミイラ ~「永遠の命」を求めて

ミイラ展

 

開催期間

11/2(土)~2020/2/24(月・休)

開館時間

9:00~17:00(金曜・土曜は20:00まで)

※入場は各閉館時刻の30分前まで

休館日

月曜日(月曜日が祝日の場合は火曜日)および12/28(土)~2020/1/1(水・祝)

※ただし2020/2/17(月)は開館

会場

国立科学博物館(東京・上野公園)

 

 

(文・写真:工藤明日香/ローソンチケット)

 

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