世界最高峰のエンターテインメント集団シルク・ドゥ・ソレイユによる圧巻のパフォーマンスを極上シートで体験!
世界最高峰のエンターテインメント集団であるシルク・ドゥ・ソレイユによる『ダイハツ キュリオス』。2月7日(水)に日本公演がついに開幕しました。東京公演を皮切りに大阪、名古屋、福岡、仙台を巡回します。今回は東京公演の様子を少しだけお届けします。
<シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ キュリオス』>
シルク・ドゥ・ソレイユ創設30周年公演『ダイハツ キュリオス』が開催中【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
【仙台公演】開催日
2019年4月19日(金)~5月29日(水)
会場
仙台ビッグトップ
幼少の頃に見たシルク・ドゥ・ソレイユは「とにかく楽しかった!」という強烈な印象は残っているものの具体的な記憶はほとんどなく、実質初心者同然という筆者ですが、行ってきました『ダイハツ キュリオス』。
シルク・ドゥ・ソレイユの大ファンである友人からは「一つひとつのパフォーマンスが人間離れしていてスゴイ!」「パフォーマンスもだけど、演者のメイクや衣装も注目!」という声も聞きつつ、今回の公演は30周年記念公演とのことで、こちらも気合を入れ「SS席オリジナル特典付チケット」を握りしめ、いざ会場へ。
会場に入るとダイハツ「トール」と、主人公のアシスタント「ザ・キュリオス」がお出迎え【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
平日の昼公演にお邪魔しましたが、デートで来た恋人や、家族全員で来た親子連れの方、友人、はたまた訪日観光客などを多く見かけました。
特製オフィシャルプログラム(左)、キュリオス キャラクターお菓子缶(中央)、会場内ソフトドリンク飲み放題付オリジナルパス(右)【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
特典グッズが入った「特製おみやげバッグ(非売品)」は肩にかけられるので、ちょっと嬉しい【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
SS席オリジナル特典付チケットをスタッフに見せると、特典グッズが入った「特製おみやげバッグ(非売品)」を渡してくれました。バッグは肩にかけられる仕様となっているので持ちやすかったです。その他の特典グッズは下記の通り。
・特製オフィシャルプログラム(ハードカバー仕様・非売品)
・キュリオス キャラクターお菓子缶(非売品)
・会場内ソフトドリンク飲み放題付オリジナルパス
会場内ソフトドリンク飲み放題付きオリジナルパスは、第1幕と第2幕の間にある休憩時間までの利用が可能となっています。入場したら真っ先にフード&ドリンクコーナーへ。先にドリンクやフードを頼むことをおすすめします。というのも、演目中は飲食OKなのですが、圧倒されるパフォーマンスを目の前にすると、飲食できるタイミングを完全に逃します。開演前がベスト飲食タイミングです。
フード&ドリンクコーナーでは、ソフトドリンク飲み放題付きオリジナルパスが利用できます【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
キュリオスショップ【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
インフォメーションセンターではチャイルドシートが貸し出されています【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
会場内エントランス部分は、まるでお祭りのような賑わいでどこかワクワクさせられます。フード&ドリンクコーナー以外にも、インフォメーションセンターやグッズ販売のキュリオスショップがあります。
インフォメーションセンターでは、身長120センチ以下の子どもを対象に、ステージが見えやすいようチャイルドシートの貸出がされています。
またキュリオスショップでは今回の演目記念グッズやお土産などが販売しているので、開演前に立ち寄ってみてはどうでしょうか。
席はGATE5番のSS席。いざステージへ【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
エントランス部分からGATE入口に入り、会場中心部のステージエリアへ。入ると思っていたほどに広い! 席は開演間際ということもあり、人で埋め尽くされていました。こんなにたくさんの人が……と驚きながら、自分の席を探すと、ステージが徐々に近づいてきます。指定された席は、ステージから数歩手前の席。「そうか、SS席はスーパー最高な席でSS席なんだ!」と妙に納得してしまいました。手を伸ばせばステージに触れると思うほど近かったです。
ステージまでおよそ数歩の距離で見ることができる、これがSS席!(写真はフィナーレ時)【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
開演前のステージでは、演者たちが観客に向かい手を振っていたり、ステージから降りてきては観客に挨拶したりと、開演前からワクワクさせられます。ここでは、ちょっとした体験イベントが行われています。それは今から始まろうとしているステージに、なんと上がれるというもの! ステージにある橋を渡って、ステージ全体を見渡すことができるほか、演者の視線と同じ高さに立つことができるので演者側の気分が味わえます。ただ、この体験イベントは不定期で行われており、また、誰でも体験できるものではなく、観客の中からランダムに選ばれた観客のみができるため貴重な体験イベントとなっています。
しばらくステージの周りを見回すと暗転し、開演となります。この『ダイハツ キュリオス』では、目に見えない世界が存在すると信じているシーカー(主人公)が、あちこちから集めた骨董品などのコレクションの中から間に合わせのアイテムで作った機械の世界に足を踏み入れるところからストーリーは始まります。ステージ真ん中にある時計が“11時11分”になると、時の狭間にある1分間の世界が開きます。そこで起こることとは…?
ステージにいる人とSS席に座っている人との目の高さは、ほぼ同じ高さなので、観客が『ダイハツ キュリオス』の世界に入り込んだような感覚に陥ります【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
ステージでは冒頭に出てきた友人のアドバイスの「一つひとつのパフォーマンスが人間離れしている」という言葉通り、現実では信じがたい光景が繰り広げられていました。重力なんて感じさせない天井まで届きそうな跳躍アクロバットや、そこに重心をかければ大けがするのではないかという場所で倒立をし、ハラハラしてしまうバランスパフォーマンスなどが目まぐるしく行われ、食い入るように見てしまうこと間違いなし。
またパフォーマンスをより魅力的にするのは生演奏です。心躍るようなコミカルな曲やシリアスな曲などが、その世界に色づかせ、まるでミュージカルや映画などの世界に迷いこんだかのような錯覚に陥ります。
今回、座っていたSS席ではダイナミックなパフォーマンスが行われる度に起きる風を感じました。これはステージから数歩の距離にあるSS席ならでは! 観客の鼻先で行われるド迫力なパフォーマンスほかに、演者たちと目が合うので心奪われます。正直、開演中に取材のことをうっかり忘れてときめいてしまいました。後ろの席では、ステージ全体を見渡すことができますが、SS席だと演者のメイクや衣装の細かなデザインが見られることはもちろんのこと、演者の息遣いや手先まで注がれている情熱、足元にある演出などが見られ、近ければ近いほど世界観への没入感を味わえます。世界レベルで最高峰といわれるエンターテインメントを感じたい方は、ぜひこの席で見てほしいです!
なお、筆者がおすすめするのは、宙に吊られた自転車に演者があちこちにぶら下がって驚きの体勢で優雅に舞う「エアリアル・バイシクル」と、機械仕掛けの手の上で演者たちが人間ピラミッドや、驚きのポーズを決めていく「コントーション」です。ほかにも積み上げたイスの上で倒立技を繰り広げる「バランシング・オン・チェア」や目に見えないアーティストたちが織りなす「透明サーカス」など、生で見てしまうとどれもおすすめしたくなる演目ばかりなので、行って自分のお気に入りの演目を探してみてはいかがでしょうか。
フィナーレでは写真撮影ができるようになります。SNSにあげてもOKとのこと。SS席ならば間近で撮れるかも(携帯電話での撮影可です)【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
フィナーレでは撮影OKの時間帯があります。撮影OKサインは会場のスクリーンに出てきますのでお見逃しなく。ステージに全員出てきはじめて手を振っていたり、周りが携帯電話を取り出したら「撮影OK」のサインが出ている合図かも。SS席ならステージから近いので、演者の表情や衣装などしっかり撮れます。
メイクや衣装がとても細やかに作られているのが見えたり、演者の熱がこもったパフォーマンスを感じられるのはSS席ならでは【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
なお、『ダイハツ キュリオス』を見た後で自分もパフォーマンスをやってみようとは思わないでください。彼らシルク・ドゥ・ソレイユはエンターテインメント集団!! 日々鍛錬を積んでいる世界最高峰のアーティスト集団だから、あのダイナミックなアクロバットができるのです。なので絶対に真似しようとしないでください。
シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ キュリオス』東京公演は7月8日(日)まで開催中。大阪公演は7月26日(木)からで、名古屋、福岡、仙台へと巡ります。
『ダイハツ キュリオス』は第1幕と第2幕と分かれ合間に休憩30分が設けられています【写真:工藤明日香/ローソンチケット】
開催概要
シルク・ドゥ・ソレイユ『ダイハツ キュリオス』
【仙台公演】開催日
2019年4月19日(金)~5月29日(水)
会場
仙台ビッグトップ