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キュリオス 公開リハーサルを観覧してきました。
チケット情報
シルク・ドゥ・ソレイユ 30周年記念公演!期待が高まるなか一足先に公開リハーサルに行ってきました。
本公演名『キュリオス』は「好奇心」「骨董品」を意味する言葉。舞台は、産業革命時代を代表する鉄鋼、機械、蒸気機関車などの「好奇心」(新しいもの)と、同時代以前のアンティークな「骨董品」(懐かしいもの)が混ざり合った当時の、レトロフューチャーな世界感が醸し出されており、私はまずその雰囲気にすっかり心を惹かれてしまいました。
いよいよ幕が開き、多くの個性豊かなキャラクターたちが生演奏とともにダンスをしたり、アクロバティックな演技を披露。演目が進むにつれより高度な技が繰り広げられ、迫力のある見せ場に合わせた生演奏も盛り上がり、観客も興奮と驚きの連続でステージから目が離せない状態…! 1つ1つの大技に度肝を抜かれ、会場からは『お~っ!』と感嘆の声が漏れていました。
みどころは「細部にわたるまで全て!」なのですが、特におすすめしたいのは『コントーション』、『ローラ・ボーラ』、『バンキン』の3つの演目。人間の限界を超えた技の連続には、特に圧倒されました…!
アクロバティックな演出が魅力の1つであるシルクですが、今回は”指”だけで物語を展開する新しい演出も見ることができます。また細部までこだわったメイクや衣装、小道具などのクオリティの高さも見どころの一つ。物語中には個性的なキャラクターたちが登場し私たちをハッピーな気持ちにしてくれますので、お子さまを連れて観覧すればきっと夢中になってくれることでしょう。
常に進化し続けるシルクですが、30周年記念公演ということもあり、今回の公演は素晴らしいものになっています。これまでのシルクの公演をご覧になったことがある方はもちろん、未体験の方にも『キュリオス』を断然オススメします。ぜひ会場の一体感や感動を味わってみてください。
(写真・構成/ローチケ)