吉岡里帆が美術展音声ガイドに初挑戦!
バスキア展 メイド・イン・ジャパン 9月に六本木で開催!!
音声ガイドは女優 吉岡里帆さんが初挑戦
9/21(土)から東京・六本木ヒルズ内にある森アーツセンターギャラリーで大規模展「バスキア展 メイド・イン・ジャパン」(以下「バスキア展」)が開催されます。同展覧会開催に伴い、5/27(月)に都内にて記者発表会が行われました。
1980年代のニューヨークのアートシーンに、彗星のごとく現れたジャン=ミシェル・バスキア。わずか10年の活動期間に、新たな具象表現的な要素を採り入れた2,000点を超すドローイングと、1,000点以上の絵画作品を残しました。本展では作品群より、絵画やドローイングなど約130点を集め、バスキアの短い生涯と彼が生きた時代を辿りながら作品を紹介します。
記者会見には、本展の音声ガイドを務める女優の吉岡里帆さんが登壇。音声ガイド初挑戦の吉岡さんは「私自身も音声ガイドを聞きながら、美術館で楽しむこともあるので、そして、バスキアという素晴らしいアーティストの作品の音声ガイドを初めて務めさせていただけて、とても光栄に思いました」とコメント。
こだわってみたい所や、気をつけたい点について「自分が音声ガイドを使う時は、その作品の魅力や、新しい発見などをガイドから聞くと、とてもワクワクしますので、バスキアの内面的な魅力であったり、作品に対するエネルギッシュさが情報として伝わるように、丁寧に声を入れさせていただきたいです。また今回、色々な音が混在しているジャズなどの音楽も、もしかするとガイドの裏に流れるかも、という噂を伺ったので、ぜひ自由に、皆さんに楽しんでいただけるようなガイドを入れられたらいいなと思っております」と語っていました。
アート好きとしても知られている吉岡さん。バスキアについて「とにかくエネルギッシュで、若さ、そして、才能に溢れている方で、残されている作品もバスキアにしか描けない色のコントラストだったり、独特な感性に驚かせられます。早く本物(の作品)を近くで観たいなとワクワクしております」と話しました。
また作品については「1枚の絵を観た時の圧倒的な自由さには、本当に憧れを抱きますね。『自分はこういう人間なんだ!』『自分の頭の中ではこういう芸術が溢れているんだ!』という想いが1枚の作品の中に、しっかりと表現されているのは本当に感動します。『自分は自由なんだ!』と、『やりたいことをやるんだ!』というその姿勢が、とても格好いいなと思います」と述べていました。
最後に吉岡さんは「バスキア展にご来場される皆様、私も本当に楽しみに待っている1人なんですけども、バスキアという人の短い生涯の中で、数多くの名作を残し、今もなお愛し続けられている、とても素敵なアーティストです。彼の作品に触れると、とにかく気持ちがワクワクして、エネルギーが体中から満ち溢れるようなそんな気持ちになってもらえるかと思います。会場が東京だけだと伺いましたので、この機会を逃さずぜひ来ていただきたいです。私も丁寧にガイドしていけるように務めてまいりますので、よろしくお願いいたします」と挨拶し、記者発表会は幕を閉じました。
バスキアは、「Yen」のようにバブル景気を迎えていた80年代の日本の世相を反映したモチーフや、ひらがなを作品に取り入れ、度々来日し、日本において6回の個展、10のグループ展を開催しました。本展では、バスキア研究の世界的権威ディーター・ブッフハートさんが、こうしたバスキアと日本との多方面にわたる絆、そして日本の豊かな歴史や文化がその創作に及ぼした知られざる影響を明らかにします。海外からの巡回展ではなく、展覧会のタイトルが示す通り、日本オリジナルで、日本初となる本格的な展覧会となります。
そのなかには、本展に特別協賛している株式会社ZOZOの前澤友作代表取締役社長が、史上最高額約123億円にて落札した作品も展示。また、本展特別キャンペーンとして、来場者全員に音声ガイドを無料貸出するほか、本展を二度楽しめる企画を実施する予定です。詳しくは公式ホームページにてご確認ください。
バスキア展は、9/21(土)から森アーツセンターギャラリーで開催。現在、鑑賞チケットを販売中。
開催概要
バスキア展 メイド・イン・ジャパン
開催期間
9/21(土)~11/17(日)
時間
10:00~20:00
※入場は閉館の30分前まで
※9/25(水)、9/26(木)、10/21(月)は17:00まで
休館日
9/24(火)
会場
森アーツセンターギャラリー(六本木ヒルズ森タワー52階)
公式ホームページ
www.basquiat.tokyo ※外部サイトへ移動します
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