コンサート

緑黄色社会

2026.10.10(土) - 2026.12.6(日)
福岡県・大阪府・愛知県・神奈川県
緑黄色社会

インタビュー

誰も置いていかない僕ららしいライブツアーにしたい

緑黄色社会

2026年は4月に2度目の『緑黄色大夜祭』を地元・愛知県で開催。幅広いファン層をもつ緑黄色社会が『地元のお祭り』の新形態を具体化した手応えはかなりのものだったようだ。

長屋「初の愛知県開催、規模拡大、出店、お祭り感の演出等、初めてのことも多く、当日お客さんが入るところを見るまでは不安でいっぱいでしたが、2日間で緑黄色大夜祭というお祭りを心から楽しんでくださったお客さんを見て本当にやってよかったと思いました」

年の後半は待望のニューアルバム「あたまご」のリリース、ツアーもスタートする。今年リリースした「章」「晴々」はそれぞれ彼女たちのもち味であるポップスバンドがもつスケール感を今のスキルやセンスで更新した重要作。「章」はドラマ『月夜行路 -答えは名作の中に-』主題歌として書き下ろされた楽曲で、大人になるほど自分以外の何かのために生きてしまう、そんな日常の中で自分自身の物語を取り戻すドラマに寄り添った。

peppe「長屋を含め、3人のメンバーが30代になってからこの作品と出会えたことも良いタイミングだったかもしれません。歳を重ねていくからこそ気づくことなど、20代では等身大に思えなかった描写も歌詞に書かれていたりするのですが、よりドラマの主人公の2人との距離感が近い存在で演奏したり届けることができたと思っています」

穴見の作曲による曲調は90年代の王道ミドルチューンの趣きも。

穴見「まさに当時の楽曲には時代を超える普遍性と、時代を彩る流行性が両立されたいいバランスの曲が多いと思っています。だからこそ今でもカラオケで歌われる曲が多いし、その時代に生まれてなかった人も聴いていると思うんです。“僕たちにはそういった楽曲制作を目指せるのでは。目指すべきなのでは”という思いが何年か前からずっとあり、そこに立ち向かったのが『章』です」

また、フジテレビ系『バレーボールアジア選手権2026』中継テーマソングとして書き下ろされた「晴々」は久しぶりに疾走感も爆発力もある楽曲に仕上がっている。
小林「制作のプロセスは曲が先でした。歌詞は長屋と僕の共作で、テーマに関しては、バレーボール選手に実際にインタビューをおこない、そこで受け取った言葉をもとに固めていきました。今回僕たちが表現した『晴々』は、見上げた青々としたそれではなく、いま頭上を覆っている分厚い雲のその上に広がる『晴々』です。雲の隙間から覗くそのわずかな光の先まで、駆け上がって伸ばした手のさらにその向こうまで、自分の手で掴みに行く人たちの背中をもうひと押しできるような歌詞を目指しました」
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