【インタビュー】ソン・シギョン

2025/7/15(火)

2025 SUNG SI KYUNG LIVE TOUR「A Song for You」
10月に横浜と大阪でコンサート開催決定！

2000年に韓国でデビューし、同年『第16回ゴールデンディスク新人歌手賞』を受賞。「鼓膜彼氏」や「バラードの帝王」など数々の異名をもつ、韓国の国民的レジェンド歌手のソン・シギョン。最近では日韓の美食を紹介するNetflix「隣の国のグルメイト」に俳優松重豊氏と出演し、話題となっている。そんなソン・シギョンが去年12月ぶりに日本でのコンサートを行うことを発表した。

「10月の日本のコンサートが決まってから、アルバムのリリースに向けて動きはじめました。もともと2025年はゆっくりしたいな、なんて考えていたんですよ。けれど根が仕事中毒の人間なので、まったく休めない。コンサートの前となるとアルバムが大事になってきますよね。ちょうど6曲揃ったところで、今はミニアルバム制作に集中していますが、良いアルバムになりそうですよ！どのように聴くかは聴き手次第なので、作り手としては気持ちよく良いアルバムになるよう心を込めています。同時に韓国で発売するアルバムの制作準備にも取り掛かっているので、結局今年も頑張るべき年に。それと日本のファン向けInstagramアカウントを立ち上げました。まだフォロワーも少ないですが、みなさんが見たことのない自然体の自分を発信しています」

今年は14年ぶりに韓国での定期コンサートを行わないと決めたそうですが。

「僕もいい年ですし、今年は立ち止まって考え直す時間にしようと考えていました。日本での知名度はまだまだですが、日本で“ソン・シギョンさんって、韓国から来たいい歌を歌う人だよね”と認知をされる姿を韓国のファンにも見せたくて。なので、日本ではチャンスさえあればいつでも挑みたいという気でいるし、精力的に活動したい。たまには苦しいなと感じるときもありますが、新人に戻った気分で自分にとってはタイムスリップみたいで楽しいときもあるんです。10月にいいコンサート会場が押さえられたことも、いいチャンスだと思っています。会場が韓国でも日本でも、いつも同じ気持ちで歌うので、どのコンサートに来てもらっても楽しんでいただける自信はありますね。“死ぬほど頑張っているんだ！”と皆さんに思ってもらえるほど一曲一曲魂を込めて歌っていますし、自分が手がけた曲は歌詞もみんなと共有したいので、その点も含めて楽しんでほしいですね」

最近ではNetflix「隣の国のグルメイト」で松重豊氏と共演し、日韓のグルメを紹介し合ったり、個人Youtube「SUNG SI KYUNG」ではゲストを招いて手料理を披露するなど、美食家の一面も。

「僕のことをよく知らない日本の方には、食べるおじさんと思われているんじゃないかな(笑)。もともと松重さん主演のドラマ「孤独のグルメ」の大ファンだったんですよ。日本語を勉強しながら観ていたドラマのひとつでもあった「孤独のグルメ」の韓国編で一度共演したことがきっかけで、親交を深めました。松重さんと僕は例えると猫と犬みたいな感じでしたが、今はチーム感が生まれています。お互いの国の食を紹介し合うのは、良い文化交流にもなりますよね。こういう企画は僕たちだけでなく、両国のアイドルが紹介し合ったり、いろんなバージョンがあっても楽しいと思う。番組を通して、日本のみなさんにぜひディープな韓国のグルメを知っていただきたいな」

誌面連動Q&A

• Q.
  手土産を選ぶポイントは？

A.
「相手の好みによるけれど、僕がプロデュースしているプレミアム生マッコリ『璄濁酒12度』をプレゼントすることはあります。自分は興味がないことでも、相手に合わせることが大事ですよね。基本的には相手の好みをベースに、そこで自分に繋がりを感じられるものだったら、共通するアイテムに決めますね」