【インタビュー】SOPHIA

2023/9/15(金)

18年ぶりにSOPHIA史上最強のライブシリーズ「獅子に翼」開催

昨年、日本武道館で9年ぶりの復活を遂げたSOPHIAが、10月9日(月・祝)、あの伝説のライブシリーズをタイトルに銘打った公演『SOPHIA LIVE 2023 獅子に翼Ⅴ』をバンドでは初挑戦となる神奈川・Kアリーナ横浜にて復活させる。

松岡充／Vo「昨年、日本武道館で5人が揃うことができると決まってから、ずっと考えていました。これをやって、初めてSOPHIAの完全復活宣言だと思っていたので」

都啓一／Key「とうとうやる時がきた！と心踊る感じです」

赤松芳朋／Dr「この大舞台を迎えることにより、はっきりと復活が本格的になる気がします」

ファンのなかではいまやSOPHIAの代名詞、シンボルともなっている伝説の「獅子に翼」とは。

豊田和貴／Gt「ただでさえ強い力を持つものに、さらに強い力が加わるという“虎に翼”を語源とした、SOPHIAが演る史上最強のベストライブのこと。自分にとってはワールドカップの決勝戦！」

都「特別なライブなので何もかもが違う」

赤松「同じワンマンでも通常の公演とはキャパの規模もまったく違うんですよ。俺はフェスに近い感覚ですかね」

黒柳能生／Ba「でっかい音でベースが弾けるでっかい場所。バンドとしてその時できる最大の会場でやるお祭りライブ、みたいなものかな」

1999年8月、東京・国営昭和記念公園の「獅子に翼」から始まったこのライブシリーズは、2001年7月の大阪・万博記念公園、2004年8月の埼玉・西武ドーム(CD購入者を招いて無料ライブ開催)、2005年8月の埼玉・インボイスSEIBUドームと、過去に４回開催。バンドが大きな節目を迎えた時期、それぞれ大きな野外会場で開催し、SOPHIAとファンのなかでずっと語り継がれる特別なライブを創ってきた。そんな伝説のライブシリーズ「獅子に翼」を18年ぶりに復活開催させる彼ら。しかも今回は、史上初の屋内開催。

豊田「屋内だからルイスレザー着ようかな！」

黒柳「雨の心配はしなくていい」

松岡「自分たちやオーディエンスの年齢層も考えると、環境面も考慮すべきだと考え直し、国内最大級のアリーナ施設という文言に興味を惹かれ、Kアリーナ横浜にしました」

屋内開催に加え、遠方から訪れる人々のために「開演時間を早め、託児所を設置し、さらには学生向けの低価格チケットを導入した」(松岡)と、当日の主役はオーディエンスであることを前提に環境面の充実を重要視するなど、観客サイドに立った環境づくりを新しく整えて挑む今回の「獅子に翼Ⅴ」公演。

松岡「一番伝えたいことは『9年間活動を休止していた間、俺たちも、みんなも一人一人踏ん張って生きてきた。だから、この日を迎えられたよね』と共鳴できればという想いです。それをセットリストで表現します」

都「このシリーズは僕らにとっても特別な空間。復活したSOPHIAが魅せるライブに期待していてください。定番の曲はやると思うので、ヒマワリ用意しておいてね～！」

豊田「ファンのみんな、いっぱい歌ってね！」

黒柳「声を出す時は出す！手拍子やジャンプは可能な限り元気に！俺ももうジジイだから（笑）、それなりにしかできないけど、それも楽しんでくれ！」

赤松「これが活休していた9年間の自分たちの集大成になればいいなと思っています」