【インタビュー】SHE IS SUMMER

 

SHE IS SUMMER

「FOOD COURT」でみんなで満腹にハッピーになってほしい

 

SHE IS SUMMERが2月、配信シングル「君をピカソの目でみたら」をリリースした。今作の制作陣は、SHE IS SUMMERではおなじみ、作詞をヤマモトショウと共作し、作曲をフレンズのひろせひろせが担当した同曲は、内田理央出演のじぶん銀行WEBムービー『画伯探偵』のタイアップソングだ。

「ドラマのテーマが人生の計画性ということだったので、“計画って何だろうね”というところから、ヤマモトさんと話をして、出てきた言葉を二人で選んでいきました」

“ピカソの目”というキーワードは、あらゆる角度から見た3次元の立体を2次元の絵画に展開させた、ピカソのキュビスムの手法にインスパイアされたものだという。

「そんなふうに時間を見れたらなって思うことがあって。最近、ふと“あぁ、この時間って本当に今しかないんだな”って思ったんですよ。私の家は母の教育がちょっと特殊で、自分にとっては普通のことがみんなには“変だ”って言われることが多くて。苦労したこともありましたけど、今はその“変”さが表現に役立っているんですよね。そうして今の視点から見える世界を一枚絵にしてみれば、過去にあったことの意味合いが見る視点によって変わるし、今を生きることが未来へのとっかかりにもなる。“今を集めていけば僕らが見えるの”の一節には、そういう思いがこもっています」

5~6月には大阪と東京で、3周年を記念したワンマンツアー「FOOD COURT」を行う。東京公演を行う恵比寿のLIQUIDROOMには特別な思いがあるようだ。

「前バンド“ふぇのたす”の時からずっと恵比寿LIQUIDROOMでやりたいと思っていたんです。これまでのツアーでは何かひとつの世界観を作ることに力を入れてきましたけど、今回は歌のパワーをシンプルに発揮することができるようにしたいと思っていて。『歌って、元気になれるものだな』と最近すごく思うんですよ。今回、『FOOD COURT』というツアー名をつけたのには、そんな意味が込められていて、機嫌が悪いときって実はお腹が空いているだけだったりするじゃないですか(笑)。みんなで満腹にハッピーになれるようなライブにできたらなって思っています」

プロフィール

シーイズサマー

エレクトロポップユニット“ふぇのたす”のボーカル“みこ”として活躍後、'16年に“MICO”のソロプロジェクトとして始動。

 

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公演情報

 

ワンマンライブ「FOOD COURT」

 

5/19(日)17:00 大阪・Shangri-La

6/1(土)18:00 東京・LIQUIDROOM

 

 

インタビュー・文/高岡洋詞

構成/月刊ローチケ編集部 3月15日号より転載

 

 

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