【インタビュー】三阪咲

2023/9/15(金)

三阪咲

常に自分自身をぶち壊すようなライブをしたい

歌手になること、CDデビューすること、ワンマンライブをすること。10歳から歌い始めた少女は、圧巻の歌唱力と同世代からの厚い支持を支えに、ひとつずつ夢を叶えながら大人の階段をのぼってきた。三阪咲のニューシングル「恋の計画」は、新章をテーマに掲げて進むことを宣言する、20歳の誓いだ。

「10代は“定めるのはまだ早い”と思っていた自分がいて。R&Bみたいなものから、ポップな感じの曲までいろんな曲に挑戦してきましたが、ここからは“三阪咲はこれなんだ”というものを、みなさんに伝えられる20代にしたいなと思っているので。そのスタートの1曲目です」

心を燃え立たせる応援ソングと、胸をきゅんとさせる恋愛ソング。どちらも数多く歌ってきた彼女ならではの、どちらの要素も入ったポジティブなポップソング。今回から新たにタッグを組んだプロデューサーは、数多くのヒット曲で知られる江口亮だ。

「恋愛の日常を描きつつ“ありのままを受け入れてくれる人と一緒にいたいよね”って、自分自身を鼓舞する意味もあるので、応援っぽい感じもありますね。でも『繋げ!』とか『新しい一歩を踏み出す君 へ』みたいに、がっつり応援ソングよりは、ちょっと乙女心を持ちながら歌っています」

歌詞は彼女自身が手掛けたもの。恋愛ドラマのようでありつつ、実は20歳のリアルな胸のうちを綴った、自伝ソングなのかもしれない。

「MBTI診断ってご存知ですか?最近若い子の間で流行っている、性格を16タイプに分ける診断です。私はESFJの領事型で、計画を立てるのが好きなタイプなんです。計画していることを言わずに、自分の中でこつこつやる性格なんですよね。だから“喧嘩した日は先にごめんって言って”とか、普段の私だったら言えないけど、この曲を通して“本当の気持ちに蓋をしないで言える私でいたい”という思いもあって、歌詞を書きました」

8月末に開催した、20歳になって初めてのワンマンライブは見事即完ソールドアウト。そして早くも次のワンマンが、2024年3月31日(日)、EX THEATER ROPPONGIに決まった。

「誕生日が4月なので、おそらく20歳のラストライブになると思います。これからコンスタントにリリースしていくつもりなんですけど、“これが三阪咲だよね”というライブをできるためにリリースしている感じなので、その集大成のライブになると思っています。自分のオリジナルはキーが高いものが多くて、歌うだけで精いっぱいみたいな曲が多いんですけど、人の限界を超える瞬間を見られる時って、感動するじゃないですか。絶対負けると思った試合に勝つ、とかもそうですし、そういうものをライブで表現して、常に自分自身をぶち壊すようなライブをしたいなと思っています」

19歳、20歳、流れゆく季節の中で、今を歌い続ける三阪咲は輝いている。音源で、ライブで、今しか聴けないその歌声をぜひ確かめてほしい。

「10代の時は“こうなりたい、ああなりたい”と思っていたのですが、今はいい意味で先のことを考えられていないというか、今に全力投球できている感じがしていて。その全力投球を2年、3年と続けていけば、行けるところまで行けるのではないか? という謎の自信だけ持って生きています(笑)。楽しみにしてもらいたいですね」

プロフィール

三阪咲/みさかさき

TikTokでの関連動画再生数が7億回を越え、若年層を中心に注目を集める女性シンガー。ニューデジタルシングル「恋の計画」好評配信中。

公演情報

Saki Misaka One-Man Live 2024
at EX THEATER ROPPONGI

  • '24/3/31(日)17:00 東京・EX THEATER ROPPONGI

インタビュー・文/宮本英夫
構成/月刊ローチケ編集部 9月15日号より転載

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