【インタビュー】紫 今

2026/1/15(木)

紫 今

第2形態に突入!
夢のドームツアーへの一歩を刻む

完全自作自演マルチクリエイター、紫 今。メジャーデビュー2周年を迎えた2025年は、1stフルアルバム『eMulsion』のリリースや配信楽曲「ウワサのあの子」のバイラルヒット、さらには韓国グループ・ILLITの日本1stシングル「時よ止まれ」の作詞を手掛けるなど、精力的な活動を見せてくれた。

「2024年は『魔性の女A』をたくさんの人に聴いてもらえたことで、楽曲がすごく広まった1年でした。それを経て、25年は紫 今という人間、アーティストの存在自体が広まったような実感があって。SNSでライブでの歌唱映像がバズったりもしたので、現実でもネット上でも認知度が上がったような気がしますね」

アルバムを引っ提げたワンマンツアーをはじめ、夏フェス・冬フェスへの出演、様々なアーティストとの対バンなど、たくさんのステージにも立った2025年。その経験を通し、彼女自身のライブ観には大きな変化があったという。そこで手に入れたライブアーティストとしての進化こそが、多くの今民(いまみん=ファンネーム)を生む要因になったことは間違いない。

「私の中にはずっとライブに対しての恐怖心があったので、それをなくすためにこれまでは自分なりのライブの型を作ろうとしてきたんです。その型が25年の後半にやっと完成した実感があったんですけど、ある方に『もっと自由にやってもいいんじゃない?』と言われたことで、ちょっと考え方が変わったというか。それまでは自分でスタイリングした煌びやかな衣装を着てステージに立つことを重要視していたんですけど、あるライブで普段から履きなれているズボンとクツでステージに立ってみたら、今までとは違うスイッチが入って、別人みたいにカラダが動いたんですよ。それによって今まで作ってきた自分の殻が破れた感覚があったんですよね。そんな経験をした後、11月にやったワンマンでは、何も考えずとも最高の歌や言葉、グルーブが全部出てくるようになって。紫 今のライブは今、第2形態に突入したんだと思います」

そんな彼女は2026年も勢いを落とすことなく、猛攻撃を仕掛けていく。1月11日には新曲「メンタルレンタル」を配信リリース。TVアニメ『勇者のクズ』エンディングテーマとして書き下ろされた極上ポップチューンだ。

「アニメの登場人物たちが抱えている闇や苦悩は、私自身も含め、今の世の中の人たちが感じるものでもあると思うんです。その共通点を、大衆性を持つポップスとして書けたのが良かったなと思います。最近の私は、ドームツアーという夢を実現させるために“ポップスの女王”にならねばという気持ちが強くて。そんな思いで曲を書くことが最近は多いんですよね」

そして3月には自身主催としては初となるツーマンツアー『MICELLE』を開催。第2形態になった紫 今が、Lavt(大阪公演)・Dannie May(名古屋公演)・TOOBOE(東京公演)という3アーティストと共演を繰り広げる。

「同い年で音楽性も近いLavtくんとのツーマンはすごく意味があると思うし、ものすごくエモいライブになると思いますね。Dannie Mayは既に何度か共演していて、仲が良いバンドです。お客さんを楽しませることに全力を注ぐライブでの精神が共通しているので、すごいフロアが出来上がる予感。TOOBOE兄さんは普段から本当にお世話になっているので、あらためて同じステージに立ちたいと思い、お声がけしました。対バンでは相手に合わせたセトリを考えることが多いんですけど、今回はわりとワンマンと変わらない曲選びをしても親和性がありそう。それぞれのファンダムが一堂に会し、融合する会場で、どちらのアーティストのファンにもなってもらえるようなライブができたらいいなと思っています」


誌面連動Q&A

  • Q.
    手土産を選ぶポイントは?

A.
「好き嫌いが多いので、まず自分が食べられるものを選ぶようにしています。差し入れして「みんなで食べよう」ってなった時に、自分が食べられないと気まずいので。苦手なものは多いですけど、甘い物は全般的に平気なので、手土産は甘い物が多くなりますね」

プロフィール

紫 今/むらさきいま

抜群の歌唱力をもち、作詞・作曲・編曲のすべてを自らおこなうマルチクリエイター。1月11日には新曲「メンタルレンタル」を配信リリースした。

公演情報

MULASAKI IMA presents. MICELLE

  • 3/21(土) 18:00 大阪・Yogibo META VALLEY
  • 3/22(日) 18:00 愛知・ell.FITS ALL
  • 3/29(日) 18:00 東京・渋谷CLUB QUATTRO

[ゲスト]

  • 【大阪】Lavt 【愛知】Dannie May 【東京】TOOBOE

インタビュー・文/もりひでゆき
Photo/平岩享
構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載


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