【インタビュー】Little Glee Monster
日本列島を歌声で席巻!全国ホールツアーを開催
ここ数年、グングンと躍進を続けてきたLittle Glee Monster(以下、リトグリ)だが、2017年は特に忘れられない年となった。目標としてきた日本武道館公演、そして紅白歌合戦初出場と、これまでの「夢」が続々と「現実」へと変わってきた一年だったからだ。
芹奈 一番理想とする一年になったなと。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
かれん 紅白出場では、本当にたくさんの方に祝福していただきました。ドラマ「陸王」の劇中歌も、多くの方に私たちを知っていただける大きなきっかけとなりましたし、私たちにとって大切な一年だったと思います。
MAYU 毎日が糧になるような日々を送ることができましたね。
アサヒ たくさんの壁もありましたけど、武道館からそれを乗り越えて、紅白でいい締めができたんじゃないかな。
manaka ずっと念願の舞台だったので、『継続して紅白歌合戦で一年を締めくくる』という新たな目標もできました!
まさに充実期に突入した彼女たちが、この秋、日本列島を歌声で席巻する。9/24に東京で開幕する『Little Glee Monster Live Tour 2018~ Calling!!!!!』。全国で23公演が予定されており、メジャーデビューから5年目を迎える彼女たちにとって、過去最大規模の動員をマークするツアーにもなる。
ちなみにツアータイトルとなった「Calling」には3つの意味が隠されている。それは『叫び』『天職』、そして『訪問』。
昨年の日本武道館、そして今年の横浜アリーナ、大阪城ホールと大箱でのライブが続いたが、秋からは自分たちの足で、リトグリは歌声を届ける旅に出るのだ。
かれん 今まで公演をやったことがない地域にもたくさん行きます!リトグリのライブの特徴は、リトグリの歌を知らない方でも盛り上がれるところだと思っているので、たくさんの方と一緒に楽しい時間を過ごしたいです!
芹奈 まずは先日、リリースされた横浜アリーナ公演の映像を観ていただいて、みんなの大合唱を楽しんでみてください!ツアーはまた違った楽しみ方があると思うんですよ。セトリが同じでも、毎回、まったく違ったライブになる。何が起こるかわからない緊張感がツアーならでは。自然とみんなの体が動いちゃうようなライブにしたいと思います。
manaka 大きな会場も素敵ですけど、ホールでのコンサートも大好きです。ホール公演はお客さんの作り上げる空気で大きく変わるんですよ!いろいろな地域でライブができるので、皆さんのご来場をお待ちしています。
MAYU ツアーを重ねるにつれ、初めて訪れる地域が確実に増えているのが、本当に嬉しいです。いろいろな地域のファンの皆さんが楽しんでくださっている姿を見るのが、私たちにとって最高の幸せなんです。まだツアーまで時間があるので、皆さんに喜んでいただけるようなライブができるように、日々、糧になるように過ごし、いろいろなものを吸収したいですね。そして、ツアーがスタートしたら、そのときそのときの“最高”をお届けできるように頑張りますので、皆さん、楽しみに待っていてください!
全国ツアーのスタートに先駆けて、7月には初のアジアツアーも決定。7/14(土)には台湾、7/15(日)には香港で単独公演を敢行する。かねてから「ワールドツアー」を大きな目標として掲げてきた彼女たちにとって、まさに夢への第一歩となる。
とはいえ、根本の部分では全国ツアーと彼女たちの気持ちは変わらない。アジアでも人気を誇るリトグリだけに、わざわざ台湾や香港から日本でのコンサートを観に来てくれるファンもたくさんいる。じゃあ、今度は自分たちから会いに行こう、という考え方。歌声は国境を越える共通言語。リトグリのハーモニーが世界中に響き渡る日は、そんなに遠くはないのかもしれないし、そう考えるとアジアを経由して、日本全国を巡る今回の『Little Glee Monster Live Tour 2018~Calling!!!!!』を会場で体感することは、とても貴重な音楽体験になりそうだ。
アサヒ 昨年、紅白に出場できたことでたくさんの方に名前を知っていただけたんじゃないかと思います。とにかく皆さんの日々の疲れを癒せるように精一杯、歌います。
早くも2018年下半期のリトグリの動向が楽しみになってきた。
プロフィール
リトル・グリー・モンスター
かれん、MAYU、芹奈、manaka、アサヒの5人組ボーカルグループ。2月に横浜で行われた初のアリーナ公演の映像作品を5/9(水)に発売した。
公演情報
Little Glee Monster Live Tour 2018~Calling!!!!!
9/24(月・休)18:00 東京・オリンパスホール八王子
9/29(土)17:00 山形・シェルターなんようホール
9/30(日)17:00 岩手・北上市文化交流センターさくらホール
10/6(土)17:00 静岡・アクトシティ浜松 大ホール
10/8(月・祝)17:30 京都・ロームシアター京都
10/13(土)17:00 北海道・わくわくホリデーホール
10/21(日)17:00 東京・東京国際フォーラム ホールA
10/23(火)18:30 大阪・フェスティバルホール
10/24(水)18:30 大阪・フェスティバルホール
10/27(土)17:00 岡山・岡山市民会館
10/28(日)17:00 広島・広島文化学園HBGホール
11/3(土・祝)17:00 高知・高知県立県民文化ホール オレンジホール
11/4(日)17:30 愛媛・松山市民会館 大ホール
11/6(火)18:30 三重・三重県文化会館 大ホール
11/10(土)17:00 千葉・森のホール21
11/17(土)17:30 山口・周南市文化会館
11/18(日)17:30 福岡・福岡サンパレスホール
11/25(日)17:30 長野・ホクト文化ホール 大ホール
12/1(土)17:00 茨城・日立市民会館
12/2(日)17:00 栃木・宇都宮市文化会館
12/7(金)19:00 福島・けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)
12/9(日)17:00 群馬・桐生市市民文化会館
12/19(水)19:00 愛知・名古屋国際会議場センチュリーホール
インタビュー・文/小島和宏
構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載