【インタビュー】古川雄輝

 

古川雄輝

素の古川雄輝としてファンと話したい

 

日ごろ応援してもらっているファンと直接交流ができる場を持ちたいと、5年前にスタートした古川雄輝ファンイベント。今年は福岡・東京・愛知・大阪の4都市で開催される。

「僕自身の誕生日とクリスマスにイベントを開催するのはここ数年の恒例です。アーティストの方みたいに歌ったり踊ったりはしないので、トークがメイン。その年の出演映画やドラマを振り返りながら、各メディアで掲載・放送されていない撮影秘話を語るようにしています」

そんな一年間をふり返る企画コーナーをはじめとするイベント内容は、ロケVTRの上映、プレゼント抽選会、握手会というのが基本構成。

「ファンの人たちは僕にとって家族のような、仲間のような大切な存在。人前で話すのは苦手ですが、ファンの人の前で話すのはそれとは別もの。どんな話でも受け止めてくれる、安心して話せるんです」

素の古川雄輝が見られるというこのイベントでどんなトークが繰り広げられるのか。今年の主演・出演作には、映画『風の色』『曇天に笑う』『となりの怪物くん』、ドラマ「ラブリラン」「60誤判対策室」などがあり、この秋からも2つの新ドラマ──「天 天和通りの快男児」で雀士役、「ハラスメントゲーム」で弁護士役に挑戦している。デビューから8年、30代に突入したことで演じる役の幅も大きく広がったようだ。

「俳優として目の前にある役を全力で演じるのはもちろんですが、これまでにやったことのない役に惹かれます。またデビュー当時から、いつか趣味の麻雀の作品に関わることができたら……と思っていたので、『天』の出演は本当に嬉しかったです」

演じるのは、理詰めの麻雀を打つ井川ひろゆき。主演・岸谷五朗の演じる天貴史、吉田栄作の演じる赤木しげるを慕う青年だ。

「男だらけの現場は、まるで男子高のようで気楽で楽しかったですし、周りは尊敬する俳優さんばかり。先輩たちの現場の居方やお芝居のテクニックなど、毎日発見があって勉強させてもらいました」

新ドラマを含めた数々の撮影秘話をファンイベントで聞けるだろう。

 

プロフィール

フルカワユウキ

'87年生まれ、東京都出身。7歳でカナダへ移住、11年間海外で過ごす。'10年、キャンパスターH★50withメンズノンノにて演技力を高く評価され、審査委員特別賞を受賞。

 

公演情報

 

Yuki Furukawa Fan Event 2018

 

11/21(水)18:30 福岡・イムズホール

12/16(日)14:00 東京・豊洲PIT

12/16(日)18:00 東京・豊洲PIT

12/18(火)18:30 Zepp Nagoya

12/25(火)18:30 Zepp Namba(OSAKA)

 

 

インタビュー・文/新谷里映

構成/月刊ローチケ編集部 10月15日号より転載