【インタビュー】Da-iCE
デビュー6周年を迎えるDa-iCEが現在のベストを魅せる
デビュー6周年を迎えるDa-iCEが、6月6日にベストアルバム『Da-iCE BEST』を発売。6月9日より、自身最大級となる7万人を動員するベストツアー『Da-iCE BEST TOUR 2019』を開催している。5周年イヤーに突入した昨年は、アルバム『BET』を掲げた全国ツアーを敢行。ツアーファイナルでは、初の単独公演となる大阪城ホールを成功させた。
花村想太 前ツアーでアリーナをやらせてもらって、もっと近くでDa-iCEを感じてほしいと思ったし、ホールでたくさんの土地を回りたいと思いました。前ツアーの経験も今回に繋がっています。
大野雄大 『BET』は大人っぽい印象のアルバムで、Da-iCEの変わり目となる一枚になりました。ガムシャラに歌って踊るというより、少し緊張感を持ったライブができ、ライブの魅せ方も変わってきました。そんな現在のDa-iCEで過去曲を見せられるのも面白いと思います。
『Da-iCE BEST』はこれまでリリースしたシングル曲に加え、新曲も収録。デビュー曲「SHOUT ITOUT」から最新型のDa-iCEまで、デビュー5年の歴史を網羅することが出来る。
花村 初回限定盤にはアナザーベストも付いています。シングル曲だけでライブをするのもなかなか難しいので、ツアーで過去楽曲をどう見せていこうかと試行錯誤しています。
最新型のDa-iCEというところでは、4月に発売したシングル「FAKE ME FAKE ME OUT」も話題沸騰中。Official髭男dismの藤原聡提供による、大人の色気も感じさせるソウルフルな楽曲が、現在の5人にぴったりマッチしている。
大野 大好きな髭男さんが楽曲提供してくださって、本当にカッコいい曲になりました。ライブでやっても楽しいし、振り付けもカッコいいし、ドラマのタイアップも決まって……いろんな方の力を借りて、僕らの必殺技が完成しました。
工藤大輝 楽曲検索アプリで検索して、そこからYouTubeを見て、僕らが歌ってることを知ってくれる人が多いらしくて。曲のパワーがこれだけ独り歩きしたのは初めてなのですごく嬉しいです。
『BEST TOUR』では、アップデートされた過去の名曲たちの披露はもちろん、「FAKE ME FAKE MEOUT」でDa-iCEを知った新しいファンも楽しめる演出やパフォーマンスも用意しているそう。
岩岡徹 ベストアルバムからどの曲をやるのかはまだ言えないですけど。こういう機会がなければやらなかったであろう選曲もあって。ツアーは昔から応援してくれてる方も初めての方も楽しめる、間口の広いライブになると思います。
和田颯 何をやるか厳密には言えないですけど、何度来ても違った画が見える演出も考えています。何度でもリピートして来てほしいです。
花村 『FAKE ME FAKE ME OUT』で知った方も楽しめるし、芯までDa-iCEを知れるチャンスだと思います。僕らのことを深く知りに来てほしいです。
工藤 最後にベストアルバムのリリースツアーという意味だけではない、『Da-iCE BEST TOUR』のタイトルに込めた想いを聞いた。「『BEST TOUR』はベストアルバムを背負ってのツアーという意味もありながら、現状の僕らのベストを尽くすという意味もあります。昔の曲をやりながら、Da-iCEのこれからの可能性も見てもらえるツアーにしたい。ベスト盤に収録された新曲からも新しいDa-iCEを見せられると思うので、そこも楽しみにしてほしいです。
プロフィール
ダイス
'11年結成、5人組ダンス&ボーカルグループ。'14年1月にメジャーデビュー。'17年1月には悲願の日本武道館公演を成功させた。
公演情報
Da-iCE BEST TOUR 2019
6/16(日)18:00 徳島・鳴門市文化会館
6/23(日)18:00 山口市民会館 大ホール
6/28(金)18:30 福岡サンパレス
6/29(土)15:00 福岡サンパレス
6/30(日)18:00 大阪・オリックス劇場
7/6(土)18:00 静岡市清水文化会館マリナート 大ホール
7/7(日)18:00 岐阜・長良川国際会議場メインホール
7/10(水)18:30 東京・NHKホール
7/14(日)18:00 北海道・札幌文化芸術劇場 hitaru
7/20(土)18:00 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
7/21(日)15:00 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストホール
8/11(日・祝)18:00 千葉・森のホール21 大ホール
8/12(月・休)15:00 千葉・森のホール21 大ホール
8/30(金)18:30 大阪・オリックス劇場
8/31(土)15:00 大阪・オリックス劇場
インタビュー・文/フジジュン
構成/月刊ローチケ編集部 6月15日号より転載