【インタビュー】Da-iCE
充実の5周年イヤーに贈るホールツアー!
デビュー5周年を迎える来年に向け、オリジナルアルバムの発売、自身最大規模となる全国ツアー開催など、1年を通した様々なスケジュールを年頭に掲げ、記念イヤーを突き進むDa-iCE。
花村想太 初めてのアニバーサリーイヤーに、お祭り感は感じてますね。アルバムやツアーも先に発表してるから、逆算して動いてるつもりだったけど、こだわって作っていたら5周年がもう目の前にきていて。余裕の中にある多忙も感じてます(笑)。でもどれも自分たちの納得する活動が出来ていて、すごく充実してますね。
岩岡徹 「5周年イヤーはファンに恩返ししたい」という気持ちがあって、FCツアーで全国を広く回れて、ツアーで再度行くことが出来て。ファンとの距離が縮まったのも嬉しいです。
工藤大輝 やることの規模は大きくなってるけど、僕たちの軸はブレていない。順調に右肩上がりでいけてる感があるので、5周年に向けてこのまま突き進んで行きたいと思っています。
5月には圧巻のダンスパフォーマンスと空間や時間、錯覚を利用したギミック映像が話題となったシングル「FAKESHOW」をリリースし、8月8日には4thアルバム『BET』をリリース。「新たなDa-iCEを魅せられる、攻めた1枚になると確信している」(工藤)と語る今作は、どんなアルバムになっただろうか?
工藤 現在は配信やサブスクリプションで、1曲単位で聴く人も多い。コンセプトもしっかりあって、Da-iCEを知らない人にもYouTubeでたくさん見てもらえた『FAKESHOW』は、制作してくれたスタッフさんにすごく感謝しています。アルバムはライブを想定した、演出の幅が広がるバリエーション豊かな作品になっていて。アルバムの良さが出せたと思います。
花村 挑戦的なアルバムですね。アッパーな曲やヒップホップ調の曲もありながら、ジャズ要素の入った異色な曲もあって。その曲はデモ段階でもすごく感動的な曲に仕上がっています。
和田颯 変わらないDa-iCEと、少し大人になったDa-iCEが見えると思うので、新曲をライブで披露出来る日が楽しみです。
「Da-iCEに全てを賭けていく」という決意が込められた、『BET』のタイトル。タイトル曲「BET」は工藤、岩岡、和田が作詞を務めた。
工藤 いまの僕たちの素直な想いを込めてたり、雄大と想太が作詞した「いつか…」と対を成してたり。それぞれの個性もしっかり出てるので、ぜひ歌詞を見て欲しいです。
大野雄大 僕と想太の「いつか…」も結成当初から僕らが抱えてきたことや感じたこと、直面したことをリアルに書いています。二人の想いを込めた、本当に濃い歌詞になったと思います。
9月24日(月・休)、25日(火)に千葉・幕張メッセイベントホールから始まる全国ツアー『Da-iCE5th Anniversary Tour -BET-』は'19年1月13日(日)、14日(月・祝)に控えた初の大阪城ホール2DAYSを含む、自身最大規模のホールツアーとなる。
工藤 ざっくりとイメージを浮かべながら制作を進めています。『BET』の曲だけでなく、昔の曲の中からやりたい曲をメンバーで出し合ったりしています。全体像は見えてないですけど、現時点で面白いです。
和田 タイトル通り、アルバムからの新曲が多めになると思うのですが。実はアルバムを掲げて、しっかりコンセプトのあるツアーを回るのは初めて。自分たちでも楽しみです。
大野 まだ振り付けが付いていない新曲があったりして、「どんなツアーになるんだろう?」という楽しみな気持ちはお客さんと一緒なので、新鮮な気持ちで準備に臨めると思います。初日が前回のツアーファイナルの会場なので、初日から前ツアーを遥かに超えていきたいと思ってます。期待していてください!
花村 会場が広いし、長いツアーなので、いまからスタミナ付けておこうと思ってます(笑)。後半に行くにつれてキレが落ちたりしないように、気合い入れて体力作りしておきます。
今夏は全国で開催される『a-nation』を始め、多数の夏フェスに出演。渾身のアルバムを掲げ、5周年イヤーをさらに加速させる。
岩岡 今年は夏フェスもたくさんあって、いろんな所でライブが出来るのがすごく楽しみです。何より見てる人たちに楽しんでもらえるように、フェスもツアーも頑張りたいと思います。
工藤 夏フェスはアウェイ感も楽しんでもらえたら。初めて観る人にいいねと思ってもらえて、ツアーにも来てもらえたら最高ですね。
プロフィール
ダイス
'11年結成、5人組ダンス&ボーカルグループ。'14年1月にメジャーデビュー。'17年1月には悲願の日本武道館公演を成功させた。
公演情報
Da-iCE 5th Anniversary Tour -BET-
9/24(月・休)19:00 千葉・幕張メッセ 幕張イベントホール
9/25(火)19:00 千葉・幕張メッセ 幕張イベントホール
10/13(土)18:00 東京・オリンパスホール八王子
10/14(日)17:30 新潟テルサ
10/28(日)18:00 山口市民会館 大ホール
10/30(火)19:00 福岡サンパレス
11/16(金)19:00 神奈川・川崎市スポーツ・文化総合センター カルッツかわさき
11/21(水)19:00 札幌市教育文化会館
11/22(木)19:00 札幌市教育文化会館
12/1(土)18:00 広島上野学園ホール
12/2(日)17:30 サンポートホール高松 大ホール
12/7(金)19:00 群馬・ベイシア文化ホール 大ホール
12/8(土)18:00 石川・本多の森ホール
12/16(日)18:00 仙台サンプラザホール
12/20(木)19:00 静岡市民文化会館 大ホール
12/22(土)18:00 愛知・日本特殊陶業市民会館 フォレストフォール
'19/1/13(日)19:00 大阪城ホール
1/14(月・祝)15:00 大阪城ホール
インタビュー・文/フジジュン
写真/篠塚ようこ
構成/月刊ローチケ編集部 8月15日号より転載