【インタビュー】CHEMISTRY
2022/1/15(土)
20周年イヤーの締めくくりを歌で魅せる!
2021年3月からデビュー20周年イヤーに突入していたCHEMISTRYが、アニバーサリーイヤーのファイナルを飾るプレミアムライブ『20th anniversary LIVE 最終章―PIECES OF A DREAM―』を、2月23日に日本武道館で開催する。
2021年は年間を通して、第一章、第二章、第三章と銘打ったライブをおこない、一つひとつのライブを積み重ね、(川畑要)「とにかく濃い1年だった」 (堂珍嘉邦)「(コロナ禍でも)今できることを見つけながらやってきた」という、2人。
中でも20th anniversary Tour第三章「This is CHEMISTRY」は、今回〝最終章〟と位置付けた日本武道館公演への大きな架け橋となったようだ。
川畑「第三章ツアーは〝歌〟というものにあらためて焦点を当てた演出で、MCもほとんどなく、純粋にCHEMISTRYの歌を届けることができたと思っています。第一章から始まり、今回の武道館は〝最終章〟と謳っているので、ここでしっかりと自分たちの20周年の締め括りを歌で見せたいです。最終章に「PIECES OF A DREAM」と名づけたのは、20周年イヤーの最後ですから、僕らのデビューシングルタイトルがしっくりくるな、と」
堂珍「第三章はシンプルに立ち返ることで、より強く歌が響いた印象がありますし、〝挑戦〟と「CHEMISTRYとは?」というところを、あらためて思い返すライブだったと思います。その答えと熱をきちんと一夜限りの日本武道館に注ぎ込みたいと思いますし、〝今のCHEMISTRY〟というものも最終章できちんと表現したいです」
武道館公演で〝今のCHEMISTRY〟をより楽しむためにも、デビュー20周年を記念したベストアルバム『The Best&More 2001~2022』(2月16日発売)は必須アイテムだろう。このベストには10月より連続配信がスタートしているorigami PRODUTIONSが手がける彼らの代表曲5曲(「PIECES OF A DREAM」「Point of No Return」など)のリメイクや未発表の新曲が収録されているからだ。
堂珍「リメイクは曲が新しく生まれ変わるわけですから、それだけで僕たち的には大きい財産になる。同じ曲なんだけど、新しい曲がもう一曲できたといってもいいくらいの仕上がりになりましたね。origami PRODUCTIONSといういわゆる新進気鋭な方々にリメイクをしていただき、僕らもいろんなバリエーションで歌えるのがすごい楽しくて。そのリメイクされた楽曲のなかに自分たちの20年分の積み重ねを入れるというか。大げさに言うと、新しい命を吹き込む気持ちで歌入れはしました」
川畑「僕はこのリメイク楽曲たちは遊び心がとてもあると思っています。聴いていて楽しいというか。歌っていても楽しかったし。多くの人に楽しみながら聴いてもらいたいですね」
最後に最終章となる武道館公演への思いは―― 。
堂珍「20周年をこうしてみんなとお祝いできていることがとても幸せだなって思います。アニバーサリーのラスト、有終の美を飾りたいと思いますので皆さん武道館でお待ちしています!」
川畑「第一章から第三章とおこなってきたツアーの集大成となるライブをきちんと魅せたいと思います。一夜限りですし、この20周年イヤーの濃い1年の最終章となる公演なのでやり切る、歌い切りたいという気持ちでいます。ここでしっかりと自分たちの20周年の締め括りを歌で見せたいです。まずはこの最終章となる日本武道館公演を無事にやりきること。そして、そこで見えてくる次の景色を、皆さんと一緒に未来が見えたらいいなと思います」
プロフィール
ケミストリー
’01年に「PIECES OF A DREAM」でデビューし、デビュー20周年を迎えた川畑要と堂珍嘉邦によるツインボーカルユニット。
公演情報
CHEMISTRY 20th anniversary LIVE 最終章「PIECES OF A DREAM」
- 2/23(水・祝) 17:00 東京・日本武道館
インタビュー・文/松浦靖恵
構成/月刊ローチケ編集部 1月15日号より転載