悲哀と哀愁、そして幸福に向かって。
辻井伸行が描く極上のロマンティシズム。
世界中で高い評価を受ける辻井伸行のピアニズムの神髄に迫る人気のソロ・リサイタルの日本ツアー。前半は辻井伸行ならではの美しいピアノのハーモニーがホールに響き渡るバッハのフランス組曲とショパンの名作「4つの即興曲」を披露し、後半は2023年に生誕150年の記念イヤーを迎えたラフマニノフの代表作のひとつ「楽興の時」全曲を演奏する意欲的なプログラムで構成されます。初挑戦となる「楽興の時」は、ラフマニノフらしい哀愁漂う魅力的なメロディーに溢れ、圧倒的なヴィルトゥオージティが要求される名作で、世界中の音楽ファンを熱狂させ続ける辻井伸行の気迫を込めた演奏が熱い感動を生み出すことでしょう。辻井伸行の生演奏ならではの一期一会の感動体験をぜひ会場でお楽しみください。
ピアノ
辻井伸行
曲目
バッハ:フランス組曲 第5番 ト長調 BWV816
ショパン:4つの即興曲
第1番 変イ長調 作品29
第2番 嬰へ長調 作品36
第3番 変ト長調 作品51
第4番 嬰ハ短調 作品66 《幻想即興曲》
ラフマニノフ:ヴォカリーズ 作品34-14(リチャードソン編)
ラフマニノフ:楽興の時 作品16
第1番 変ロ短調(アンダンティーノ)
第2番 変ホ短調(アレグレット)
第3番 ロ短調(アンダンテ・カンタービレ)
第4番 ホ短調(プレスト)
第5番 変ニ長調(アダージョ・ソステヌート)
第6番 ハ長調(マエストーソ)
※曲目・曲順等は変更になる場合がございます