ほとばしる生命力、圧巻の舞踊が放つ鮮烈な輝きー 熊川哲也が生んだ世界最高峰の『ドン・キホーテ』がここに!
当代随一のバジルとして世界各国の劇場に伝説を刻んできた熊川哲也が2004年、満を持して世に送り出したのがこの作品。以来、上演のたびごとに客席を熱狂と興奮の渦に巻き込んできた。
それもそのはず、本作の魅力を誰よりも知り尽くす熊川が舞台美術・衣裳も自ら手掛け、新たな命を吹き込んだこのヴァージョンは掛け値なしの面白さと爆発的エネルギーに満ちあふれた、まさに『ドン・キホーテ』決定版と呼ぶべきもの。
本公演では、日髙世菜、堀内將平、山本雅也というカンパニーの新時代を担うプリンシパルたちに加え、ヒューストン・バレエの元プリンシパルであり、シャネルのビューティー・アンバサダーを務めるなどモード界をも魅了する飯島望未がKバレエに初登場!スーパー・テクニックを自在に操る、今最も熱いダンサーたちの豪華競演をお見逃しなく!
ストーリー
スペインのラマンチャ地方に人知れず暮らす老紳士がいた。彼の名はドン・キホーテ。中世の騎士道物語に日々読みふけり、彼の頭の中では現実と夢想が入り混じっている。ある日、美しい女性が彼の前に現れる。
「この婦人こそ我が想い人ドルシネア姫に違いない」。老紳士は農夫のサンチョ・パンサを伴い、姫を探しに冒険の旅に出る。バルセロナの町の広場は今日も陽気に賑わっている。旅籠の娘キトリは町一番の人気者。理髪師のバジルとは恋人同士だが、気の強い二人は仲間たちを巻き込み恋の鞘当てを楽しんでいる。そんな二人の関係を苦々しく思っているのがキトリの父ロレンツォ。彼は貴族ガマーシュに娘を嫁がせようと画策しているのだ。ガマーシュもキトリに気があるが、もちろんキトリは相手にしない。
やがて広場で祭りが始まる。そこに現れた騎士姿のドン・キホーテはひと際美しいキトリを見て、彼女こそあの姫君に違いないと思い込む。一方、祭りが最高潮に達した混沌の中、キトリとバジルは手を取り合って駆け落ちする。二人の恋の逃避行、その結末は―― !?
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©Hidemi Seto
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芸術監督
熊川哲也
演出・再振付・舞台美術・衣裳
熊川哲也
原振付
マリウス・プティパ/アレクサンドル・ゴールスキー
音楽
レオン・ミンクス
照明デザイン
足立 恒
指揮
井田勝大
管弦楽
シアター オーケストラ トーキョー
公演日
5/19(水) ~ 5/23(日)
会場
Bunkamuraオーチャードホール
公演スケジュール・キャスト
| 公演日 | 開演 | キトリ | バジル |
| 5/19(水)
| 14:00 | 日髙世菜 | 髙橋裕哉 |
| 5/20(木)
| 14:00 | 小林美奈 | 堀内將平 |
18:30 | 飯島望未 | 山本雅也 |
| 5/21(金)
| 14:00 | 小林美奈 | 堀内將平 |
| 5/22(土)
| 13:00 | 毛利実沙子 | 杉野 慧 |
17:30 | 日髙世菜 | 髙橋裕哉 |
| 5/23(日)
| 13:00 | 飯島望未 | 山本雅也 |
料金
| 席種 | 料金 |
| S席 | ¥15,000 |
| A席 | ¥11,000 |
| B席 | ¥8,000 |
| C席 | ¥6,000 |
全席指定・税込
5歳以上入場可能(但し、お席が必要です。4歳以下入場不可)
キャスト予定は2021/2/17現在。出演者の病気や怪我など、やむを得ない事情により変更となる場合があります。最新のキャスト情報は
https://www.k-ballet.co.jp/にてご確認ください。
公演中止の場合を除き、実施するすべての公演に関して主演者をはじめとするキャスト変更に伴うチケット代金の払い戻し、公演日や券種の変更は原則としてお受けできませんので、あらかじめご了承ください。
公演中止の場合の旅費、チケット送料等の補償はいたしかねます。
演出上開演後の入場は制限させていただく場合があります。