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戸澤采紀 ヴァイオリン・リサイタル2019

戸澤采紀 ヴァイオリン・リサイタル2019

チケット情報

戸澤采紀 ヴァイオリン・リサイタル2019

出演

【ヴァイオリン】
戸澤采紀

【ピアノ】
樋口一朗

プログラム(予定)

シューベルト 華麗なるロンド ロ短調 Op.70, D.895
シューマン ヴァイオリンソナタ 第2番 ニ短調 Op.121
イザイ 無伴奏ヴァイオリンソナタ 第2番 イ短調 Op.27,No.2
ラヴェル ヴァイオリンソナタ ト長調

公演情報

日時

2019/11/23(土) 開演14:00

会場

トッパンホール

料金

席種料金
一般 ¥3,800
U-22(22歳以下) ¥2,500
  • 全席指定・税込
  • 未就学児の入場不可
  • 止むを得ない事情により曲目等が変更になる場合がございます
  • チケットご購入後のキャンセル変更、チケット払戻しは一切できません
  • 開演時間を過ぎますと、指定のお席までご案内できない場合がございます
  • 車椅子をご利用のお客様は、事前にサンライズプロモーション東京へご連絡ください
  • U-22対象は、ご観覧時に22歳以下の方に限ります。当日身分証明書をご持参ください

購入方法

一般発売

7/21(日)10:00~

Lコード

35321

電話予約

0570-084-003

  • Lコード必要、自動音声

0570-000-407

  • 10:00~20:00 オペレーター対応

店頭購入

ローソン・ミニストップ店内Loppi

  • Loppi端末の画面で〔各種番号をお持ちの方〕をタッチ、Lコード「35321」を入力して画面をお進みください

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【インタビュー】「戸澤采紀 ヴァイオリン・リサイタル2019」戸澤采紀&樋口一朗

―最年少で日本音コンを優勝されましたが、そこから現在までの気持ちや音楽の変化などご自身で感じられることはありますか?


戸澤:やはり周囲の対応は変わっていくと思うのですが、自分自身はなるべく変わらなくていいかなと思っていて、着実に一歩ずつ進もうと思っています。音楽的にも15歳の頃は怖いもの知らずというか、目の前のことを必死にやったら結果がついてきたという感じだったので、その後の周囲の評価についていけなかったというところがあったのですが、今は周囲の評価よりも、自分で自分のことを少しだけ評価できるようになったのかなと。その部分が成長したことかなと思っています。


―今回のプログラム構成のこだわり、聴かせどころはどのようなところですか?


戸澤:今回のプログラムは前半と後半にひとつずつ大きなソナタを置いて、メインとしてやりたいなと思っていて、弾きたいと思ったのがラヴェルとシューマンでした。それから毎年やっているイザイを一曲入れたいと思って、2番を選んでラヴェルの前に入れさせてもらいました。そしてスターターの曲を考えたときに、シューベルトの「ロンド」の冒頭がとても印象的で、演奏会がはじまって舞台に出てきて、そのピアノのファンファーレというか素敵な部分があるのですが、そこが始まったらすごく格好いいなと思ったのでこういった構成にしました。前半が割と重くて後半がエンターテイメント性が高いという、前後半でそれぞれ楽しめるプログラムになっていると思います。

イザイを選曲した理由は、おととしから毎年リサイタルをさせていただいて、毎年1曲ずつ勉強して披露するという流れで今年も1曲やろうかなと思って選曲したものです。2番は他の番号と異なり、最初バッハの引用から始まって、全曲通して「怒りの日」のテーマが入っていて、とても感情の起伏というか音楽の起伏も激しい曲で、その分自分の意思が強くなくてはいけないと思うので、その点で表現の幅を広げて演奏したいなと思っています。


―今後の課題、また、今回挑戦したいことがあれば教えてください。


戸澤:周囲の評価に自分が追いつかない、またその逆もあるのですが、精神的にもっと成長しなくてはいけないし、色々なことを経験して、それを音楽に活かしていくことができればと思っています。技術的な面でももっと成長したいと思っていて、音色の変化、樋口さんが「音の色が大事」とおっしゃっていたのですが、特にヴィブラートの研究をしたいと思っています。 今回はソナタが多いのですが、その分、それぞれ出来上がった音を合わせるというより、出来上がっていない段階から一緒に作り上げていく作業ができたらいいな、と思っていて、その上で舞台に上がったときにお客様の空気感を感じながらどう変化していくのかということを楽しみながら演奏することを是非やってみたいと思っています。


― 一緒に演奏し始めたのはいつ頃からですか?そのきっかけは?


樋口:今回がはじめてで、きっかけといえば日本音コンだと思います。同じ85回のときにヴァイオリンとピアノの1位をいただいて、その翌年のツアーで一緒に色々な場所をまわって弾いていました。それが縁で今回お声がけいただきました。


―お互いの印象を教えてください。(この場で物申したい!ことも笑)


戸澤:人柄どおりの音で、朗らかで一緒に弾いていて気が騒がないというか…。何といえばいいのか、私はツボにはまってしまうと短気なんですけど全然そんなツボにははまらなそうな…。とても明るくてキラキラした音を持っていらっしゃるので一緒に弾くのが楽しみです。


―それはご一緒する前と印象は変わらないですか?


戸澤:そんなに変わらないですね。それが結構珍しいくらい。


樋口:年齢は5つ離れているのですが、そうとは思えないくらいに落ち着いていらっしゃるので、僕が少年のような心で素直に弾けるというか(笑)


―お互いがひきたてあっているという感じでしょうか。


樋口:そうですね、お姉さんっていう感じですかね(笑)


―どういう音楽を目指していますか?理想の音楽家、ペアなど


戸澤:私が最終的に目指しているのはソロも室内楽もオーケストラも、どういう分野でも自分の力を発揮できるようになりたいと思っていて、そのためにソロだけではなく室内楽もオーケストラも積極的に参加しているのですが、そうした経験をいっぱい積んでもっと表現の幅を広げていきたいなと思っています。


樋口:日本音コンから演奏会をたくさんやらせていただくようになって、色々な音楽家の方と共演することで、自分の中の音楽的な器を大きくしていることになりますし、目標というと大きな話になりますが、いつも演奏時に“上は宇宙から下は大地まで”と思っているのですが、そういった器を目指して一生をかけて追い求めたいなと思っています。


―お客様にメッセージを


戸澤:2人で頑張って練習して、私のモットーは命を削ってひくことなので、貴重な時間を割いて聴きに来ていただくお客様へ、それぐらいの意気込みで演奏したいと思います。


樋口:今の僕たちの年齢の時にしか届けられない音楽を届けられたらと思います。


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