クラシック
ジャン=ジャック・カントロフ ヴァイオリン・リサイタル
チケット情報
ジャン=ジャック・カントロフ ヴァイオリン・リサイタル
巨匠、復活!
フランス最高峰のヴァイオリニスト、いま復活!!
ヴァイオリン封印宣言から7年、待望久しいリサイタルが実現します!
これまで長きにわたってフランス・ヴァイオリン界の最高峰として、ソロ、室内楽、そして教育活動と、世界中で著しく活躍してきたマエストロ、ジャン=ジャック・カントロフ。2012年、突如、今後は指揮活動に専念し、ヴァイオリン演奏は封印する、と宣言、世界中のファンを驚かせました。その後は、多くのヨーロッパのオーケストラを指揮し、ヴァイオリン演奏と同様、端正な指揮振りと流麗かつ幅広いレパートリーで、ソリストやオケからの信頼も厚く、ファンを魅了しております。日本では、V.メンデルスゾーン、藤原真理との「モーツァルト・トリオ」での活動も知られており、その高度なテクニックと音楽は多くのファンが認めるところです。
そのマエストロ、ジャン=ジャック・カントロフが満を持して、ヴァイオリンの演奏活動を再開する、と発表。この2017年春より始動致します。ラヴェルやフォーレなど定番のフランスの作曲家の作品を中心に、知られざる名曲も披露したいなど、並々ならぬ意欲を燃やしている御年72歳のマエストロの演奏は、一聴の価値大です。ピアノは長年の名パートナー、上田晴子です。
公演スケジュール
| 開催日時 | 会場 | 曲名 |
|---|---|---|
| 2019/2/24(日) 14:00開演 |
京都府立府民ホール“アルティ” | ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ(遺作) フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 ホ短調 op.108 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 op.100 ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 op.108 |
| 2019/2/28(木) 19:00開演 |
Hakuju Hall | 《ブラームス ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会》 ブラームス: ヴァイオリン・ソナタ 第1番 ト長調 Op.78「雨の歌」 ヴァイオリン・ソナタ 第2番 イ長調 Op.100 ヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調 Op.108 |
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出演者
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
上田晴子(ピアノ)
プロフィール
ジャン=ジャック・カントロフ(ヴァイオリン)
1945年、カンヌ生まれ。13歳でパリ国立高等音楽院のルネ・ベネデッティーのクラスに入学を許され,1年でプルミエ・プリを取得。
1962-68年の間に10以上の国際コンクールで受賞(特に、ロンドンのカール・フレッシュ国際コンクール、ジェノヴァのパガニーニ国際コンクール、ティボール・ヴァルガ国際コンクールでは優勝を果たした)。
19歳にてカーネギーホールでのデビューを飾ってからは、世界中でソリスト、室内楽奏者(G・クレーメル、K・ツィメルマン、P・トルトリエ等のトップ・アーティスト達とも共演)として活躍。
ヴァイオリニストとしての活動の他、オランダ室内管弦楽団、オーヴェルニュ室内管弦楽団、パリ管弦楽団アンサンブル、フィンランドのタピオラ・シンフォニエッタ、スペイン・グラナダ市立交響楽団、ローザンヌ室内管弦楽団を始めとして、多くのオーケストラの常任指揮者を務める。
2008年までパリ国立高等音楽院のヴァイオリン科教授を務める他、世界中でマスタークラスを持ち、教育にも力を入れる。録音も、ヴァイオリニスト、指揮者として、これまでにDENON、EMI、Erato、ALMなどのレーベルで行い,その数は数百に及んでいる。受賞アルバムも多く、フランスのディアパゾン・ドール賞の他、日本では多くが「レコード藝術」誌で「特撰盤」に選ばれている。2012年より、ヴァイオリニストとしての活動を止めていたが、2017年春より再開した。
上田晴子(ピアノ)
東京藝術大学付属高等学校、同大学卒業、同大学院修了後、ロータリー財団奨学生として渡仏、パリ・ヨーロッパ音楽院卒業。
1986年、ロン=ティボー国際コンクール入賞、ヴィエニャフスキ・ヴァイオリン・コンクール最優秀ソナタ賞、1995年、日本国際ヴァイオリン・コンクール最優秀伴奏者賞受賞。
ソリスト、室内楽奏者として日本、ヨーロッパで演奏活動を行う。共演して来た演奏家は、J-J.カントロフ、P.ヴェルニコフ、A .デュメイ、O.シャルリエ、小林美恵、千々岩英一、S.ルセフ、A.カルデナス(以上vn)、B.パスキエ(vla)、堤剛(vc)、M.アリニョン、N.バルデイルー(cl)、エネスコ弦楽四重奏団、等。
録音は、ALMよりM.アリニョンとの「M.アリニョンの至芸」(『レコード芸術』準特選)、カントロフとのCD「プロコフィエフ、シュトラウス・ヴァイオリンソナタ集」(『レコード芸術』準特選)、以下、同誌特選の「ドホナーニ、エネスコ・ヴァイオリンソナタ集」「エネスコ、ブゾーニ・ヴァイオリン作品集」「ベートーヴェン・ヴァイオリンソナタ全曲集vol.1,vol.2」、オクタヴィアレコードより千々岩英一との「ポエム」(『レコード芸術』準特選)、フランスのレーヴェルではL.コルシアとの「Mr.Paganini」、郷古廉とのブラームス・ヴァイオリンソナタ、など多数。
現在、パリ国立高等音楽院ピアノ科・室内楽科准教授。
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