クラシック
紀尾井 明日への扉20 久末 航
チケット情報
紀尾井 明日への扉20 久末 航
最難関ミュンヘン・コンクールで大喝采を浴び、非凡で驚異的な音楽性に、注目度絶大のピアニスト
昨年のミュンヘン・コンクールでは、第3位とともに委嘱新作の優れた演奏に贈られる特別賞もあわせて受賞。セミ・ファイナル課題曲の委嘱新作「Did it again」(デュサパン)を全出場者中ただひとり暗譜で演奏、その圧倒的な音楽性は割れんばかりの歓声と拍手を呼び起こし、一躍注目の的となりました。今回はその話題の曲をはじめ、同じくコンクールで高い評価を得たカーターとともに、久末が「一つの物語」として組み合わせるバッハ、ハイドン、フランク、ラヴェルを演奏。巧みさと桁外れの音楽センスが生み出す大きな感動を味わってください。
出演者
曲目
J.S.バッハ:トッカータ ニ長調 BWV912
ハイドン:ピアノ・ソナタ 第47番 ロ短調 Hob.XVI/32
フランク:前奏曲とコラール、フーガ ロ短調
カーター:Intermittences
デュサパン:Did it again
(2017年ARDミュンヘン国際音楽コンクール委嘱新作)
ラヴェル:夜のガスパール
プロフィール
久末 航(ピアノ)Wataru Hisasue, Piano
14歳で京都青山音楽記念館バロックザールにてピアノリサイタルを催し、2009年度青山音楽賞新人賞を史上最年少で受賞。その後、国内外で受賞を重ね、第7回リヨン国際ピアノコンクール第1位および聴衆賞、またドイツで最も歴史あるコンクール、メンデルスゾーン全ドイツ音楽大学コンクールでは第1位および Deutscher Pianistenpreis 賞を受賞した。昨年秋には、世界的に権威ある第66回ミュンヘン国際音楽コンクールで第3位、および委嘱作品の最も優れた解釈に対して贈られる特別賞を受賞し、一躍注目を浴びる。ソロ・室内楽の両分野で演奏活動を展開、またインゴルシュタット室内管弦楽団、コレギウム・ムジクム・バーゼル管弦楽団、ミュンヘン室内管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、シュトットガルト室内管弦楽団などと共演し、各地で喝采を受ける。現在、ベルリン芸術大学大学院にて、Pascal Devoyon, Klaus Hellwig 各氏に師事。