クラシック
オペラシアターこんにゃく座 オペラ「森は生きている」
チケット情報
オペラ『森は生きている』
わがままな女王の気まぐれからはじまった
かごいっぱいの金貨につられた
マツユキ草探し
むりやり冬の森へ行かされた 〈むすめ〉が 出会ったのは
〈時間〉をつかさどる自然のまもり手
一月から十二月までの 十二人の〈月の精〉たちだった
“もえろ もえろ あざやかに” 月たちが歌う焚き火のぬくもりのなかで
〈むすめ〉はなにをもらったか?
女王はなにを学んだか?
ものがたり:
新しい年を迎える大晦日、わがままな女王が、四月に咲くマツユキ草がほしいと言い出したために、国中は大さわぎ。ほうびの金貨に目がくらむ継母のいいつけで、マツユキ草を採ってくるようにと一人の娘が真っ暗な森に追いやられます。 そこでは十二月の精たちがたき火を囲んで新年の儀式の最中でした。 娘の話を聞いた四月の精は、他の月たちに頼んで一時間だけ「時」をゆずってもらいます。娘はマツユキ草を手に入れましたが、それを渡された女王は、自らマツユキ草を摘むために吹雪の森へと出かけます。しかし、そこで待ちうけていたものは…。
原作:サムイル・マルシャーク
訳:湯浅芳子
台本・作曲:林光
演出:大石哲史