クラシック
スウェーデン放送合唱団

スウェーデン放送合唱団

チケット情報

スウェーデン放送合唱団

日時:2017年9月14日[木]19:00

会場:東京オペラシティ コンサートホール     

[出演] 
ペーター・ダイクストラ[首席指揮者] 
スウェーデン放送合唱団  
 
[曲目] 
ペルト:勝利の後(1996/98) 
スヴェン=ダヴィッド・サンドストレム:新しい天と新しい地(1980) 
ペンデレツキ:ベネディクトゥス(1993)  
ペンデレツキ:アニュス・デイ(1981) 
ヴィカンデル:すずらんの王様  
シュニトケ:無伴奏合唱のための協奏曲(1984~85) 
 
 

◆公演について

スウェーデンのみならず、世界中でその美しい歌声を披露する、現在最高峰の実力と人気を誇る合唱団。特に故クラウディオ・アバドからは多くの演奏会で起用され、1996年ベルリン・フィルとの日本公演で演奏した「第九」と「復活」や、2012年ルツェルンでのモーツァルトの《レクイエム》など、多くの名演が残されています。
東京オペラシティ コンサートホールの豊潤な音空間は、透明でありながらリッチなこの団体の響きにぴったり。特に今回のプログラムのような、宗教的な内容を持つ神秘的な作品は、高い天井から音が降り注いでくるような、このホールの特徴と最も相性の良い音楽といえます。シュニトケの代表作のひとつである40分に及ぶ無伴奏合唱曲をメインプログラムに、合唱芸術の最高峰を、透明さ際立つア・カペラで。神が与えた最高の楽器、″声″による美しいハーモニーをお楽しみいただきます。

 

◆出演者プロフィール 

ペーター・ダイクストラ(指揮)

1978年オランダ生まれ。指揮法および声楽を、ハーグ王立音楽院、ケルン音楽アカデミー、ストックホルム音楽大学に学び、合唱指揮の大家であるエリック・エリクソン、トヌ・カリユステ等の薫陶を受ける。2003年エリック・エリクソン・コンクールで優勝し、国際的な注目を集めた。2005~2016年までバイエルン放送合唱団の音楽監督を務めた。2007年より名門スウェーデン放送合唱団の首席指揮者、2015年からはオランダ室内合唱団の首席指揮者を務めている。レパートリーは古楽から現代作品の初演まで広範囲にわたり、BBCシンガーズ、オランダ放送合唱団、デンマーク国立合唱団、ベルリン放送合唱団等の主要な合唱団のほか、バイエルン放送交響楽団、スウェーデン放送交響楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団等の著名オーケストラの客演指揮者としても高く評価されている。混声声楽アンサンブルMUSAの芸術監督、声楽アンサンブルThe Gentsの客演指揮者を務めている。 

スウェーデン放送合唱団

1925年に創設され、1952年に合唱の神様と称されるエリック・エリクソンが首席指揮者に就任し、現在の形態となった。以来飛躍的発展を遂げ、スウェーデンの音楽界はもとより欧米各地へのツアーや録音を通じて、世界のトップ・アンサンブルとしての地位を確立。その後、アンデシ・オルウェル、グスタフ・ショークヴィスト、トヌ・カリユステという巨匠たちに引き継がれ、2007年よりペーター・ダイクストラが音楽監督に就任。兄弟関係にあるスウェーデン放送響をはじめ、フィルハーモニア管、ミラノ・スカラ座フィル等のオーケストラと、ゲルギエフ、ブロムシュテット、ムーティ等の指揮者と共演。なかでもベルリン・フィルとは厚い信頼で結ばれており、アバドの要請で出演した定期演奏会や録音のほか、1996年来日公演での「第九」「復活」は空前の大絶賛を博した。日本でも度々来日公演を行っており、2年連続でN響ベスト・ソリスト賞を受賞した。