クラシック
エバ・ジェルバブエナ フラメンコ舞踊団

エバ・ジェルバブエナ フラメンコ舞踊団

チケット情報

世界に愛され続けるフラメンコの女王エバ・ジェルバブエナ、3年ぶりとなる待望の来日公演!

 

エバの代表作である『AY!  アイ!』と最新作『 Apariencias 仮面 』という、ともに日本初演となる

2作品を日替わりで上演。

 

魂を揺さぶる極上のフラメンコをお見逃しなく!

 

 

【『 AY! アイ! 』作品解説】

 

舞台にはエバとミュージシャンのみ。ギターと歌い手たち、パーカッション、

そしてバイオリンが奏でる音楽と対話するかのように、黒い衣装のエバが一人踊る。踊り続ける。

コンテンポラリー風の動きと純粋すぎるほど純粋なフラメンコが混在する、彼女独特のスタイル。

華やかな衣装や大掛かりな装置などは何もない。何も必要ない。フラメンコとエバがいればいい。

ソレア、タンゴ、子守唄、タランタ/タラント、カンティーニャ/アレグリアス、ブレリアス、シギリージャ。

純粋なフラメンコ曲に彩られ、エバが一人、その踊りで語るのは、

誰もが感じたことのある、名前もない、言葉にできない、小さな思いであり感情、心の動き。

だから観る人誰をもの心の奥深くに染み込んで、忘れないものとするのだろう。

 

 

【『 Apariencias 仮面 』作品解説】

 

アパレンシアとは外観、見せかけという意味。そのタイトル通り、オープニングでアフリカのボーカルを踊る、

坊主頭に赤い衣装をつけた筋肉隆々とした男性コンテンポラリーダンサーは、実はエバ。

「フラメンコは何よりも現代的」と語る彼女が、フラメンコの伝統とルーツにインスパイアされ、想像をはばたかせる。

限りない自由をもって。スカートの男性。スペイン国立バレエ団出身の二人をはじめとする四人の男性ダンサーたちが描く美しいかたちと動き。

仮面をつけたエバ。翻るマントン(フラメンコ独特の大判のショール)。言葉。マラゲーニャ、ペテネーラ。

そして最後、エバが踊る渾身のソレア(フラメンコ曲の一つ)に観客は皆圧倒されることだろう。

フラメンコのパワーを、エネルギーを感じさせる作品であることに間違い無い。

 

 

【エバ・ジェルバブエナ プロフィール】

フラメンコ舞踊家、振付家。

マイヤ・プリセツカヤに「現在最高のフラメンコ舞踊家」と言わしめ、

伝統的フラメンコにとどまらずバレエやコンテンポラリーダンス界からも賞賛されている。

英国ナショナル・ダンス・アワード最優秀女性舞踊家にノミネート、

フラメンコ界でもっとも権威ある舞踊国家賞ほか受賞多数。

またピナ・バウシュ招待によるフェスティバル出演や、カルロス・サウラ監督やマイク・フィギス監督映画作品への出演、

ロエベやミッソーニのイメージモデルなど多岐にわたって活躍している。