クラシック
ジェフ・ミルズ×東京フィルハーモニー交響楽団
チケット情報
出演
DJ:ジェフ・ミルズ
指揮:アンドレア・バッティストーニ
オーケストラ:東京フィルハーモニー交響楽団
ナビゲーター:湯山玲子
プログラム
Planets/ジェフ・ミルズ
Short Ride in a Fast Machine/ジョン・アダムス
ミニマルはテクノの得意分野ですが、クラシックの世界もそのアプローチを続けている近代作曲家がいます。それが、ジョン・アダムス。指揮者のバッティストーニが、この難曲(リズム感覚、速度など演奏者にとっては、難易度高し)をどう表現するのか?! オーケストラにおけるミニマルミュージックの音響を堪能してください。
月の光/ドビュッシー
誰もが一度は耳にしたことがあるピアノの名曲。印象派ならではの浮遊感と映像的な美しさに溢れたこの名曲は、実はオーケストラ編曲版も素晴らしい。太古の昔から、夜空の主役である月は、地上の人間たちの心に激しい感情を呼び起こし続けていますが、そんなある種、文学的な「心の宇宙」を感じていただければ幸いです。
ポエム・サンフォニック(100台のメトロノームのための)/リゲティ
前回のジョン・ケージ:「4分33秒」に並ぶ、爆クラ! presentsならではの問題作実演コーナー(笑)。指揮者の指示に従って100台のメトロノームが動きを始める。さて、そのカチカチという「音たちは」どんな経過と結末を迎えるのか。ゾウの感じる時間とネズミの感じる時間が違う、という生物の体感時間が頭をよぎります。
BUGAKU(舞楽)より第二部/黛敏郎
声明や雅楽など、日本の伝統的音楽の響きとテクスチャーを交響曲に意欲的に取り組んだ黛敏郎の代表的作品のひとつ。アジアの中の日本の音楽が持つ、独特のタイム感や響き、いわば宇宙観といったものが、どうオーケストラに召喚されているのかが聴き所。バッティストーニの感性がこの響きをどうとらえるのかにも注目したいところです。
※出演者・曲目は変更になる可能性がございます。
