スタジアムでスポーツを観戦しよう!
サッカーJリーグ【柏レイソル編】
千葉県柏市にあるJリーグクラブチーム・柏レイソルのホームスタジアム
日常ではありえないようなスポーツ選手のパフォーマンスを間近で観たり、得点が決まった瞬間に起きる静けさからの大歓声は、スタジアムで観戦しないと味わえない一体感です。今度のお休みのおでかけは、ぜひスタジアムに行ってスポーツ観戦をしてみませんか。
今回のスタジアム観戦は、サッカー観戦! 日本プロサッカーリーグ(以下「Jリーグ」)の柏レイソルの試合へ行ってきました。
「太陽王」の名を持つ“柏レイソル”ってどんなチーム?
柏レイソルのエンブレムには太陽のデザインが入っています。その理由は?
千葉県柏市を本拠地として活動している日本サッカークラブのひとつ、柏レイソル。クラブチームの名前の由来は、スペイン語の“太陽”を意味する「REY(レイ)」と、“王様”の意味を持つ「SOL(ソル)」を合わせました。直訳すると“太陽王”の名前を持つ柏レイソルのエンブレムには、大きな太陽のデザインが入っています。
太陽の王子をイメージした柏レイソル公式マスコットキャラクター「レイくん」
チームカラーは太陽をイメージさせるイエローで、公式マスコットキャラクターは、太陽の王子をイメージした愛称「レイくん」です。レイくんはTwitterなどSNSを駆使して柏レイソルを盛り上げています。
また、柏レイソルは、「わがまちのクラブ」と誰からも愛される存在になることを願い、目標としています。本拠地の柏市を中心に東葛エリア(我孫子市、印西市、白井市、鎌ヶ谷市、松戸市、流山市、野田市)をホームタウンエリアとして活動。2003年よりシーズン中のホームゲーム開催時、不定期にホームタウンデーを企画しています。各自治体をクローズアップし、その街にちなんだ特産品の販売・配布やイベントなどを行っています。
「ローソンエキサイトマッチ」では、試合前日にはプレゼントキャンペーンをはじめ、試合当日には参加型イベントやローソン名物「からあげクン」販売などが行われていました
さらに、1つのスポンサーをピックアップした企画イベントも、ホームゲーム時不定期に行われています。取材したこの日は、柏レイソルのユニフォームスポンサー・ローソンをピックアップした「ローソンエキサイトマッチ」で、試合前日からプレゼントキャンペーンの展開をはじめ、試合当日にはローソン名物「からあげクン」の販売、柏レイソル公式キャラクターのレイくんがローソンの制服を着て登場したり、からあげクンや宇宙生物ジローが試合を盛り上げていました。
初サッカー観戦ならバスで行くのがおすすめ! お近くのお住まいの方は自転車もOK
三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場)
柏レイソルのホームスタジアムは、三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場、以下「日立台」)です。観客収容数は15,109人で、サッカーファン・サポーターから「日立台」の愛称で呼ばれています。
柏28番 名戸ヶ谷(常盤台経由)行きのバス。スタジアム最寄りバス停「緑ヶ丘」で降ります
※アウェイ側ビジター席の場合はバス停「日立台」で降車
日立台の最寄り駅はJR・東武野田線の柏駅で、駅から日立台までバスが運行しています。初めてスタジアムへ行く場合は、バスで行くのがおすすめです。
柏駅東口寄り「みどりの窓口」近辺にある階段を下りると、バスターミナルがあります。そこでバス乗り場5番の『柏28番名戸ヶ谷(常盤台経由)行き』に乗り、「緑ヶ丘」バス停で降車。試合当日は黄色いユニフォームを着たサッカーファン・サポーターの方たちを見かけることがあると思います。向かう先は同じなので、一緒に乗っていきましょう。
なお、交通状況によっては「試合に間に合わない!」という可能性もあるので、キックオフ試合開始の約2~3時間前にスタジアムへ向かうのがおすすめです。到着したらイベントやグルメを楽しみましょう。
また、お近くにお住まいの方は、自転車で行くのもおすすめ! 日立台公園の駐輪場が開放されているので、フラッと行くこともできます。
バスを降りたら日立台公園が見えます
北門のホーム入口を目指しましょう
※アウェイ側ビジター席の入場は南門となります。ご確認ください
日立台では当日券購入も可能! 初めてサッカー観戦する場合はバックスタンドが狙い目
毎ホームゲーム時はローチケチケットブースで当日券購入もラクラク!
※試合によってはチケットが完売している場合もございます。ご注意ください
試合当日は何といっても観戦チケットが必要です。当然ながら観戦チケットがないと、サッカー観戦はできません。「思いつきで行っていいの?」という方、ご安心を。試合当日には、ローチケのチケットブースが設置されています。こちらでもお買い求めできますので、ぜひご利用ください。※試合によってはチケットが完売している場合もございます。ご注意ください。
また、ローチケでは、ネット購入はもちろん、お近くのローソンでも事前に購入することができます。試合当日よりも試合前日までの購入の方がお得なのでおすすめです。
スタジアムの全体図。初めてサッカー観戦するならバックスタンド側がおすすめ
初めてサッカー観戦をする場合は、“ホーム側の指定席”がおすすめです。理由としてホーム側の方が、席種の選択肢が多いから。席はメインスタンドと、バックスタンドの2つに分かれます。ご家族連れや応援初心者の方は、バックスタンド側のホーム指定席がおすすめです。
観客席とグランドとの距離は、手を伸ばせば選手に届きそうなくらい近いです
日立台はグランドと観客席の距離が、とても近いスタジアムです。どの席からでも迫力満点なプレーが間近で観られます。「もっと近くで観たい!」という方は双眼鏡、もしくは、単眼鏡やオペラグラスを持っていくとベストです。
ゴール裏はサッカー観戦の中で一番に応援が熱い席
ゴール裏にあるホーム自由席はサッカー観戦の中で一番に応援が熱い席です。柏レイソルではゴール裏のことを「柏熱地帯」と呼んでいます。自由席内なら、どこでも自由にサッカー観戦することができます。
ゴール裏ではサッカーファン・サポーター有志によるクラブチーム応援歌の歌詞カードが配布されています。スタジアム開場から試合開始1時間30分前くらいまでにもらっておくと、試合をより楽しく観戦することができます。
日立台は夕日がとても綺麗に見られるスタジアムとしても有名
写真よりもスタジアムが夕日で紅く染まることも(写真はメインスタンド側から撮ったもの)
ちなみに、日立台はサッカーファン・サポーターの間で“夕日が綺麗なスタジアム”としても有名なスタジアムです。特に夏~秋は夕日が綺麗に見られる絶好のチャンス。夕日で紅く染まったスタジアムの雰囲気はとても幻想的なので、こちらもお見逃しなく。
試合観戦だけじゃない! スタジアムで美味しくて楽しめるイベントが盛りだくさん!!
スタジアムではキッチンカーほかワークショップなど催し物が多く賑わいます
サッカー観戦は、ただサッカーの試合を観るだけではありません! スタジアムに入ると、キッチンカーをはじめとする屋台がずらり。また、オリジナルコースターやポストカード制作などのワークショップほか、なんと試合メンバー外のサッカー選手たちによるイベントなどが行われています。
オフィシャルショップではマフラータオルやレプリカユニフォームなどを販売しています
日立台カリーぶ「レイソルカリー」。柏レイソル “スタグル(スタジアムグルメ)”のひとつです
試合開始前までにイベントやグルメを堪能しつつ、応援グッズを買ったら、いよいよサッカー観戦です。
迫力満点なプレーが試合では観られます(写真はメインスタンド側MRホーム指定席方面から撮ったもの)
試合が終わったら“レイソルロード”を歩いて帰ろう!
「レイくん」の銅像後ろから“レイソルロード”が最寄り柏駅まで続いています
試合が終わったら、“レイソルロード”を歩いて帰るのがおすすめ。日立台から柏駅まで約1.5キロと「少し長いのでは?」と感じるかもしれませんが、実は、あっという間に駅に着きます。というのも、先程までサッカー観戦していた大人数で帰るので、どこからか「楽しかったね」や、「あのゴールすごかった!」など感想を聞こえてきて、今日の思い出に浸りながら楽しく帰ることができるからです。
また、大人数で同じ道を辿りながら帰るので、迷うこともありません。ぜひ、歩いてみてはいかがでしょうか。
得点ゴールが決まった瞬間の大歓声を、ぜひスタジアムにて
いかがでしたか? スポーツ観戦はテレビで観るのと、スタジアムで観るのとでは楽しさが断然に違います。大空の下で声が続く限り応援して良し、日常じゃ見られないプロフェッショナルなパフォーマンスを間近で体感するも良し、きっと観ることで何かが変わるかもしれない、それくらいのドキドキ感が味わえる、かもしれません。
ぜひ、柏レイソルホームスタジアム「三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場)」でサッカー観戦をしてみよう!
(写真提供/柏レイソル 写真・文/工藤明日香)
【三協フロンテア柏スタジアム(日立柏サッカー場) 周辺地図】