ブロードウェイでも絶賛された人気作が、主演・山崎育三郎、演出・小山ゆうなの新演出版で上演!
ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』は、アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』と、ジョニー・デップ主演で2004年(日本では2005年)に公開された同タイトルの映画(邦題「ネバーランド」)を元に創られたミュージカル作品。2015年にブロードウェイで開幕し、多数メディアから「何年も心に残るであろう必見の舞台」と絶賛された人気作だ。今回は注目の演出家小山ゆうなによる、新演出版での上演となる。
物語の主人公は、名作『ピーターパン』の作者である劇作家ジェームズ・バリ。スランプから抜け出せないバリが、ある家族に出会い、子供たちとの出逢いを通じて物語を書き上げ、劇場で『ピーターパン』を上演するまでを描いた、実話に基づくストーリー。大人になってしまった誰もが、遊び心を取り戻し、夢見ることを思い出すことができる感動の物語。
あらすじ
19世紀後半のイギリス。新作戯曲が書けずに行き詰まっていた劇作家ジェームズ・バリ(山崎育三郎)は、公園で、未亡人シルヴィア(濱田めぐみ)と4人の子ども達ジョージ、ジャック、ピーター、マイケルと出逢う。
妻のメアリー(夢咲ねね)からも問い詰められ悩んでいたバリだったが、彼らと遊ぶうちに純粋で正直な気持ちを思い出し、「演劇」も「遊び」も同じ「PLAY」なのだと気がつき、物語をどんどん生み出していく。しかし、当時のイギリスでは、演劇は上流階級だけのもので、バリが「子供も楽しめるファンタジー作品を上演したい」と提案すると、劇場主のフローマン(武田真治)と劇団員たちは猛反対。一方、父を亡くしてから純粋な心を閉ざし”大人”になろうとしていた三男のピーターは、バリと交流を深めるうちに、夢や希望を捨てることが大人になることではないのだと悟る。バリとシルヴィアは、シルヴィアの母のデュ・モーリエ夫人(杜けあき)に反対されながらも交流を深め、お互いを理解し心を開く関係になっていく。こうしてバリは、シルヴィアと子供たちと一緒に空想した世界を基に『ピーターパン』の物語を作りあげていく。
最初は反対していた劇団員たちも、次第に子供の頃の純粋な気持ちを思い出し、バリの描く世界に引き込まれていく。順風満帆かに思えたが、シルヴィアの体調が悪化し、バリと兄弟たちは新たな試練に直面することになる。そして迎えた新作舞台『ピーターパン』の公演初日。『ピーターパン』という永遠の物語を生み出した一人の作家と、彼を囲む人々の、美しく、優しく、切ない、感動の物語。
原作
デヴィッド・マギー脚本によるミラマックス映画作品 アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』
台本
ジェームズ・グラハム
作曲・作詞
ゲイリー・バーロウ&エリオット・ケネディ
出演
ジェームズ・バリ:山崎育三郎
シルヴィア・デイヴィス:濱田めぐみ
フック船長/チャールズ・フローマン:武田真治
メアリー・バリ:夢咲ねね
デュ・モーリエ夫人:杜けあき
キャナン卿:遠山裕介
クローマー:廣川三憲
ヘンショー:星 智也
家塚敦子、石川 剛、伊藤かの子、榎本成志、大久保芽依、工藤 彩、塩川ちひろ、永松 樹、福島玖宇也、MAOTO、ルイス魅麗セーラ (五十音順)
ジョージ:越永健太郎、ポピエルマレック健太朗(Wキャスト)
ジャック:生出真太郎、豊田侑泉(Wキャスト)
ピーター:小野桜介、長谷川悠大(Wキャスト)
マイケル:奥田奏太、谷慶人(Wキャスト)
スウィング:大倉杏菜、齋藤信吾(五十音順)
日程・会場
公演日 | 会場 |
2023/5/15(月)~6/5(月) |
東京・新国立劇場 中劇場 |
2023/6/9(金)~6/12(月) |
大阪・梅田芸術劇場メインホール |
2023/6/17(土)~6/18(日) |
福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール |
2023/6/24(土)~6/25(日) |
富山・富山オーバード・ホール |
2023/6/30(金)~7/1(土) |
愛知・愛知県芸術劇場 大ホール |