時は明治中期。おあきと藤吉の姉弟は、大阪・高津で父と親子3人で暮らしていました。
父・友七(西川きよし)は、腕は良いが売れない職人で、いつも二人にきつく当たります。
そして藤吉も奉公先をクビになるなど手のかかる弟で、連日問題を起こし、おあきは振り回される日々です。
藤吉はある日出会った売れっ子落語家の桂文枝(田村亮)に憧れ、芸人を目指します。
そして、おあき(藤山直美)も、藤吉を“日本一の落語家”にする為に生きていくことを決意し、二人は手を取り合って支え合っていくことになります。
「どんなことがあっても、この手を離したらあかん…」
そんな二人を亡くなった友七もあの世から見守っていきます。
桂春団治(西川忠志)を名乗り、落語家として歩み始めてからも、藤吉は生来の無茶な性格から度々もめ事を起こします。
そんな時にいつも手を差し伸べてくれたのは、南署の巡査・通称サーベル(金子昇)でした。
おあきに思いを寄せるサーベルはその後もずっと姉弟を支える存在になります。
そしておあきは春団治の無茶な振る舞いすら「軍師」として売り込みの道具にし、その手腕で春団治は売れっ子落語家の道を歩み始めます。
おあきは何故ここまで春団治の為に生きるのか。姉弟の真の絆とは。
厳しい芸の道を支え合い成長しながら生きる姉弟の物語にご期待ください。
全席指定・税込
4歳以上チケット必要
客席・ロビーでのお食事はお控えください。
2席並びの席と1席ごとの席があり、左右どちらかが空いた席配置となります。座席表は公式HP等にてご確認ください。
感染予防対策を公式HP等に掲載しています。チケット購入の前にご確認いただき、ご理解とご協力をお願い致します。